経験点200
真なる中立/超小型サイズの魔獣
イニシアチブ +4; 感覚 暗視60フィート、鋭敏嗅覚、夜目; 〈知覚〉+1
アーマー・クラス 16、接触16、立ちすくみ12(+2サイズ、+4【敏】)
ヒット・ポイント 5(1d10)
頑健 +2、反応 +6、意志 +1
移動速度 10フィート、飛行40フィート(標準)
近接 接触=+7(“食らいつき”)
接敵面 2・1/2フィート; 間合い 0フィート
特殊攻撃 吸血
【筋】3、【敏】19、【耐】10、【知】1、【判】12、【魅】6
基本攻撃 +1; 戦技ボーナス +3(組みつき+11 食らいつき時); 戦技防御値 9(対足払い17)
特技 《武器の妙技》
技能 〈隠密〉+16、〈飛行〉+8
その他の特殊能力 病原媒介
出現環境 温暖および暑熱/沼地
編成 単体、共棲集団(2~4)、編隊(5~8)、大群(9~14)、群れ(15~40)
宝物 なし
食らいつき(変則)/Attach 接触攻撃を命中させたなら、スタージはトゲの生えた脚で目標にしがみつき、しっかり固定する。食らいついたスタージは獲物に効果的に組みつくことができる。スタージはアーマー・クラスに対する【敏捷力】ボーナスを失い、アーマー・クラスは12になるが、大変な執念深さでしがみついており、組みついている目標の肉体に吻を突き刺す。スタージは、いったん食らいついたら組みつき状態を維持するために+8の種族ボーナスを得る。食らいついたスタージを武器で攻撃することや、そのスタージ自体に組みつきを行うことは可能である。犠牲者がスタージに対する組みつき判定ないし〈脱出術〉判定に成功すれば、スタージは引き剥がされる。
吸血(変則)/Blood Drain スタージは敵に食らいついている場合、自分のターンの最後に吸血し、1ポイントの【耐久力】ダメージを与える。4ポイントの【耐久力】ダメージを与えると、スタージは離れ、食事を消化するために飛び去る。スタージの食欲が満たされる前に犠牲者が死んでしまったなら、スタージは離れて次の標的を探しに行く。
病原媒介(変則)/Diseased 奇怪な沼地に住み数多くのクリーチャーの血を吸っているため、スタージは病気の媒介者である。スタージの吸血攻撃を受けたクリーチャーは、10%の確率で汚穢熱、失明病その他の病気にさらされる(『Pathfinder RPG Core Rulebook』P.557)。いったんこの判定が行われると、犠牲者は同一個体のスタージからはもはや感染することはないが、他のスタージに攻撃されると通常通りに判定し、複数の病気に冒されるかもしれない。
スタージは湿地に住む吸血性の害獣であり、野生動物、家畜、不注意な旅人を餌食にしている。個々は弱体だが、このクリーチャーの群れは人1人を数分間で吸い尽くしてしまうことができ、その跡にはカラカラの吸殻しか残さない。
スタージは昆虫よりは哺乳類に近く、4本の皮膜性の翼で空中に身体を運び、温血性の獲物を探す。水場の近くに隠れ、旅人が守りを解くのを待って襲い掛かって食らいつき、無防備な血管に長い口管を刺して腹いっぱい血を吸うことを好む。食事の後は、ふらふらと羽ばたいて泥と葦の中に卵を産むために戻り、飢えが再び狩りへと駆り立てるまで休息する。
スタージは通常体長1フィート、翼長はその倍、体重は1ポンド足らず。色は赤錆色か赤茶色で、腹はくすんだ黄色。しかしスタージが食事をしていない時はしばしば白っぽいピンクであり、血を飲むにつれて色が濃くなる。