出典 Bestiary 6 67ページ
経験点 3,200
真なる中立/大型サイズの植物
イニシアチブ +1; 感覚 夜目、振動感知30フィート; 〈知覚〉+1
アーマー・クラス 20、接触10、立ちすくみ19(+10外皮、-1サイズ、+1【敏】)
ヒット・ポイント 78(12d8+24)
頑健 +10、反応 +5、意志 +5
完全耐性 植物の種別特性; 抵抗 [強酸]10
移動速度 20フィート
近接 噛みつき=+13(1d8+5、加えて“つかみ”)、蔦(×2)=+13(1d8+5、加えて“つかみ”)
遠隔 有毒物の飛散=+9(“毒”)
接敵面 10フィート、間合い 10フィート(蔦は20フィート)
特殊攻撃 毒、飲み込み(1d6[強酸]、加え撃て“毒”、アーマー・クラス15、ヒット・ポイント7)
【筋】20、【敏】12、【耐】14、【知】―、【判】13、【魅】6
基本攻撃 +9; 戦技ボーナス +15(組みつき+19); 戦技防御値 26(対足払い30)
その他の特殊能力 発掘、返り毒液
出現環境 気候問わず/地上
編成 単体、2体、または雑木林(3~8)
宝物 乏しい
返り毒液(変則)/Gushing Wound 斬撃または刺突ダメージで相手がクリプト・フラワーにクリプト・フラワーを確定させると、フラワーの有毒な液体が噴出する。攻撃した者および攻撃した者に隣接するすべてのクリーチャーは難易度 18の反応セーヴを試みるか、有毒な液体を浴びてクリプト・フラワーの毒に曝されなければならない。セーヴ難易度は【耐久力】に基づく。
蔦(変則)/Vines クリプト・フラワーの蔓は殴打ダメージを与える主要肉体攻撃である。
毒(変則)/Poison 接触型; セーヴ 頑健・難易度18; 頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間); 効果 1d4【敏】ダメージ; 治癒 2回連続のセーヴ成功。
発掘(変則)/Excavate クリプト・フラワーはその若枝を使用して、土壌、土、砂、その他のゆるい地面を素早く掘ることができる・この絶え間ない発掘活動の結果、クリプト・フラワーの周囲20フィートにある地面はクリプト・フラワーを除く全てのクリーチャーにとって移動困難な地形として扱われる。
有毒物の飛散(変則)/Toxin Splash 標準アクションとして、クリプト・フラワーはその蔓を水差し内の有毒な液体に浸し、液体を射程単位20フィートの飛散武器として飛ばすことができる。攻撃された目標と飛散の半径内のすべての目標はクリプト・フラワーの毒に曝される(飛散半径内のクリーチャーはこの毒に抵抗するための頑健セーヴに+4のボーナスを得る)。クリプト・フラワーはこの有毒物の飛散を1d4ラウンド毎に1回使用できる。セーヴ難易度は【敏捷力】に基づく。
純粋な本能に駆り立てられたこの巨大サイズの水差しのような植物は、一般的で無害な昆虫を食べる近縁種よりも遥かに攻撃的である。クリプト・フラワーは有能なハンターではあるが、栄養のために漁ることについての思いはなく、生きているか腐っている肉を貪り食い尽くす。墓地や霊園などで成長し、腐肉、死体、害獣などを食べて養分とする。クリプト・フラワーは、腐敗した生物から養分を得るため、根がほとんどなく、根のような若枝が4本の太い枝を伸ばしたり引っ込めたりして移動する。
クリプト・フラワーの中央の水差し状の球根は、平均的な成人の人間よりも大きい。一枚の花びらが開口部の上に垂れ下がり、内側に折れ曲がったギザギザのトゲの列の上にある一種の蓋のように機能し、鮫の歯のように互いに重なり合っている。犠牲者がこの口に近づくや否や、張り出した花びらが崩れ落ち、花が急速に収縮する。そのトゲは捕らえた獲物をかじり、大きな中空の水差しに引き込んで、甘い香りがする賛成で有毒な蜜に融解する。
一部の地域では、地方に拠点を置く盗賊団や犯罪組織が、クリプト・フラワーを使って不要な死体を処分するというやや危険な伝統が受け継がれている。クリプト・フラワーは不要な死体を食べても食べなくても関係ないので、複雑な囲いやトラフで花を囲み、動きを制限して、比較的安全に「給餌」できるように作られている。