この馬ほどの大きさもある蟲の盾のような体から、6本の強力な脚が突き出している。それぞれの脚の先には鈎上の爪がついている。
出典 Bestiary 6 14ページ
経験点 800
真なる中立/大型サイズの蟲(水棲)
イニシアチブ +1; 感覚 暗視60フィート、振動感知60フィート; 〈知覚〉+0
アーマー・クラス 15、接触10、立ちすくみ14(+5外皮、-1サイズ、+1【敏】)
ヒット・ポイント 30(4d8+12)
頑健 +7、反応 +2、意志 +1
完全耐性 [精神作用]効果
移動速度 20フィート、飛行20フィート(貧弱)、水泳40フィート
近接 噛みつき=+4(1d6+2、加えて“消化酵素”)、爪(×2)=+4(1d4+2、加えて“つかみ”)
接敵面 10フィート、間合い 10フィート
【筋】15、【敏】13、【耐】16、【知】―、【判】11、【魅】2
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +6(組みつき+10); 戦技防御値 17(対足払い25)
技能 〈隠密〉-3(水中では+5)、〈水泳〉+10、〈飛行〉-5; 種族修正 +8水中での〈隠密〉
その他の特殊能力 息こらえ
消化酵素/Digestive Enzyme(変則) ジャイアント・ベロストマティッドは獲物を麻痺させる酸性の酵素を注入する。この蟲に噛まれたクリーチャーは難易度15の頑健セーヴを行わねばならず、失敗すると1d4ラウンドの間麻痺状態になる。毎ラウンド、効果を受けたクリーチャーは新たなセーヴを試みることができる。失敗すると、麻痺状態のままであるだけでなく、1d2ポイントの【耐久力】ダメージを受ける。セーヴ難易度は【耐久力】に基づいている。
ジャイアント・ベストロマティッドは奇襲型の肉食動物で、浅い水場に潜んだり水面に浮かぶ木やごみの中に隠れたりする。これらの虫の小さいものは砕けた言葉で「つま先かじり」という呼び名で知られた虫(訳注:つま先かじり/toebiterはゲンゴロウに似た虫)だが、このクリーチャーは馬ほどの大きさで、一噛みで人間の足を引きちぎってしまう。
出典 Bestiary 6 14ページ 、Pathfinder #49:The Brinewall Legacy 83ページ
経験点 1,600
真なる中立/大型サイズの蟲(水棲)
イニシアチブ +2; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+3
アーマー・クラス 18、接触11、立ちすくみ16(+7外皮、-1サイズ、+2【敏】)
ヒット・ポイント 52(7d8+21)
頑健 +8、反応 +4、意志 +1
完全耐性 [精神作用]効果
移動速度 30フィート、水泳20フィート
近接 噛みつき=+8(2d6+4、加えて“つかみ”)、尾の打撃=+3(1d8+2)
接敵面 10フィート、間合い 5フィート
特殊攻撃 締めつけ(2d6+4)、断末魔の握り締め
【筋】19、【敏】15、【耐】16、【知】―、【判】9、【魅】2
基本攻撃 +5; 戦技ボーナス +10(組みつき+14); 戦技防御値 22(足払いされない)
技能 〈隠密〉-2(水中では+6)、〈水泳〉+12、〈知覚〉+3(水中では+7); 種族修正 +8水中での〈隠密〉、+4〈知覚〉(水中では+8)
その他の特殊能力 水陸両生
断末魔の握り締め/Death Grip(変則) ジャイアント・ヘルグラマイトに組みつかれたクリーチャーは、ジャイアント・ヘルグラマイトが死亡した後でも組みつかれたままである。また、この状態でターンを開始するラウンドごとに、1d6+4ポイントのダメージを受ける。この組みつき状態は難易度22の〈脱出術〉判定あるいは難易度20の【筋力】判定に成功するか、ジャイアント・ヘルグラマイトの死体に追加で10ポイントのダメージを与えるまで持続する。
これらの巨大な蟲は極めて荒々しい肉食動物として知られているが、実際は大きいがほとんど無害なトンボに似た蟲の単なる幼生である。