このやせ衰えた四足獣はギザギザの歯で満たされた口と、その背中にしがみついているはげた泣きじゃくる子供の集団を持つ。
経験点4,800
混沌にして悪/中型サイズの魔獣
イニシアチブ +4; 感覚 暗視60フィート、鋭敏嗅覚、全周囲視覚、夜目; 〈知覚〉+10
アーマー・クラス 21、接触15、立ちすくみ16(+1回避、+6外皮、+4【敏】)
ヒット・ポイント 114(12d10+48)
頑健 +11、反応 +12、意志 +6
防御能力 身かわし強化; ダメージ減少 10/魔法; 完全耐性 [病気]
移動速度 40フィート、登攀 40フィート
近接 噛みつき=+16(1d8+4、加えて1d6“出血”)、爪(×2)=+16(1d6+4/19~20、加えて“つかみ”)
特殊攻撃 若造の魔法、出血攻撃(1d6)、飛びかかり、引っかき(爪(×2)=+16、1d6+4)、物掴む尾
念術魔法(術者レベル12; 精神集中+15)
0念術エネルギー(若造の魔法参照):イド・インシニュエイションII(3PE、難易度16)、ソウト・シールドII(3PE)、マインド・スラストIII(3PE、難易度16)
【筋】19、【敏】19、【耐】16、【知】7、【判】14、【魅】16
基本攻撃 +12; 戦技ボーナス +16(+20組みつき); 戦技防御値 31(対足払い35)
特技 《回避》、《強行突破》、《クリティカル強化:爪》、《クリティカル熟練》、《素早い移動》、《追加HP》
技能 〈隠密〉+11(森林では+19)、〈軽業〉+14、〈知覚〉+10、〈登攀〉+12; 種族修正 +8森林での〈隠密〉、+4〈軽業〉
言語 アクロ語(話せない); テレパシー100フィート
その他の特殊能力 若造の家族
出現環境 気候問わず/森林
編成 単体、2体、または部隊(3~6)
宝物 乏しい
若造の家族(超常)/Whelp Family スゥは、テレパシーの絆を親と共有し大人のための追加の目として振る舞う極小サイズの幼児のスゥを3~6体(1d4+2)背中に運んでいる。範囲効果はスゥを目標としその若者を目標としないが、各々の若者は攻撃の対象となる(アーマー・クラス18; 4ヒット・ポイント)。スゥが死ぬと、その若者は同様に死ぬ。無防備状態のスゥの仔は簡単に殺すこともスゥから取り除くこともできる(スゥから彼らを取り除くことは即座に彼らを殺す)。スゥの若者のすべてが殺害されるならば、スゥは即座にその全周囲視覚と身かわし強化を失い、新しい若者を少なくとも1体取り戻すまで不調状態となる。スゥは1週間に1体の若者の割合で失われた若者を取り換える。
物掴む尾(変則)/Prehensile Tail 機会攻撃を誘発しない即行アクションとして、スゥは隣接している相手に裏技、武器落とし、盗み取り、足払いの戦技を試みるためにその尾を使うことができる。
若造の魔法(擬呪)/Whelp Magic 年と共に弱まる念術の力をスゥの若者は備えている。即行アクションとして、スゥは念術魔法の特殊能力を使用して念術呪文を起動させるためにその若者1体に命じることができる。スゥが即行アクションを費やすならば、若者は呪文の精神新集中を維持することができる。目標にボーナスを与える呪文はスゥと同様にその若者にも適用される。若者は若者毎に3PEのプールを落ち、若者が死ぬたび残りのプールは3ずつ減少する。若者のいないスゥは念術魔法を使うことができない。
憎しみと憂鬱に満ちたスゥと呼ばれる念術的有袋類は、成熟するにつれ自身の精神の弱まりを感じ、その鬱憤を森に入るクリーチャーにぶつける。
全てのスゥは若者を背負う。交尾後、彼らはお互いの背中に油っぽい腫瘍状の卵を移植し、それらは翌年小さな念術的な才能のある人型へと孵化する。これらの若いスゥは、両親の背中にしがみつき、寄生虫と残飯を食べ生きている。念術能力の絶頂期である生まれた赤ちゃんのスゥはゆっくりと変身し、最初の年の間に力を失う――彼らが完全な略奪者としての形態に達するころには、全ての念術魔法は消える。これらの獰猛な新しい大人は去って自身の子供のための提供者となる。成長したスゥは体長5フィート(約1.5m)、体重90ポンド(約40.8kg)。