経験点800
真なる中立/中型サイズの動物
イニシアチブ +9; 感覚 鋭敏嗅覚、夜目; 〈知覚〉+5
アーマー・クラス 16、接触15、立ちすくみ11(+1外皮、+5【敏】)
ヒット・ポイント 32(5d8+10)
頑健 +6、反応 +9、意志 +2
移動速度 30フィート、登攀20フィート
近接 噛みつき=+8(1d6+4)、爪(×2)=+8(1d4+4)、尾=+3(1d4+2)
特殊攻撃 球の尾
【筋】18、【敏】20、【耐】15、【知】2、【判】13、【魅】7
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +7; 戦技防御値 22(対足払い26)
特技 《イニシアチブ強化》、《技能熟練:隠密》、《武器の妙技》
技能 〈隠密〉+14、〈軽業〉+9、〈知覚〉+5、〈登攀〉+12
球の尾(変則)/Ball Tail ディグモールは尾の終わりに棘のついた球を持ち、1d4ポイントの殴打かつ刺突ダメージを与える二次的肉体攻撃として使うことができる。ディグモールは通常の尾の攻撃を足払いあるいは突き飛ばしの戦技に変えることができる。これらの戦技判定は機会攻撃を誘発せず、+4の種族ボーナスを得る; この方法で10以上の差で足払いの試みを失敗したとしてもディグモールは足払いされない。
ディグモールは隠密し待ち伏せする捕食者であり、その犠牲者はしばしばこの獣が彼らに飛び掛かる直前に麝香の匂いの手掛かりを捉える事がある。多くの場所で、隠者、開拓者、冒険者だけが未知なる原野に行かざるを得なくなった際にこの猫科の狩人に遭遇するが、人型生物の人口が拡大しているような地域では原生林に侵入する共同体もこの狡猾な殺人者と戦わなければいけないかもしれない。一部の作家は人型生物がディグモールの好む獲物であると警告をし、山師は人々にディグモールの攻撃から守るためと言いながら魔除けと軟膏を買わせ恐怖をかき乱すためにこの虚偽を使う。
ディグモールは僻地の森で家を作り、木々に登り、注意力散漫な犠牲者に突進し、球のついた尾で殴り死に至らせる。単に機会に頼るのではなく活発に狩猟を行う時、数時間時には数日をかけてディグモールは犠牲者の後をつけ、安全な距離を保ち、気づかれないままにするために優れた隠密能力を使う。密集した暗い森林で視界を失ったとき彼らの鋭い嗅覚を使い獲物への道を辿る。幾つかの物語は、ディグモールの狩場の森を原住とする人型生物はこれらの猛烈な猫の調教に成功しその人里離れた領域を守らせていると伝えているが、そのような離れ業はドルイドの魔法に頼っているものかもしれない。
動物の知性しか持たないにもかかわらず、ディグモールは鳥の鳴き声と同じような方法でお互いと会話をする。彼らは尾を用いて丸太を叩き鳴らす事で危険を警告し、発情期に相方をひきつける。これらのドラミングは1~2マイルの距離でも聞き取ることができる。
ディグモールは肩までの身長3フィート(約90cm)程度、体長6フィート(約1.8m)、体重180ポンド(約81.6kg)。
光る青灰色の毛皮が月光で微かに光るシルヴァーキャットと呼ばれるものは、通常のディグモールよりさらに珍しい。シルヴァーキャットはアドヴァンスト・クリーチャーの単純なテンプレートを持つディグモールである。彼らの球の尾にはディグモールの物の棘がないが、強力な力を秘めている。尾は殴打ダメージのみを与える一方で、尾を用いた足払いあるいは突き飛ばしの戦技判定の種族ボーナスは+6に増加する。