経験点3,200
真なる中立/中型サイズの蟲
イニシアチブ +3; 感覚 暗視60フィート、生命感知; 〈知覚〉+1
アーマー・クラス 21、接触13、立ちすくみ18(+8外皮、+3【敏】)
ヒット・ポイント 93(11d8+44)
頑健 +11、反応 +6、意志 +4
防御能力 凶暴性; 完全耐性 [精神作用]効果
移動速度 40フィート、登攀20フィート、飛行20フィート(劣悪)
近接 爪(×2)=+13(1d6+5、加えて“つかみ”)、噛みつき=+13(1d6+5、加えて“毒”)
特殊攻撃 吸血(1d2【耐久力】)、毒
【筋】20、【敏】17、【耐】19、【知】―、【判】12、【魅】7
基本攻撃 +8; 戦技ボーナス +13(+17組みつき); 戦技防御値 26(対足払い34)
特技 《クリティカル強化:爪》 (B)
技能 〈威圧〉+11、〈登攀〉+13、〈飛行〉-5、〈変装〉+6(人型生物に変装する場合は+14); 種族修正 +8〈隠密〉、+8〈変装〉(人型生物に変装する場合は+16)
その他の特殊能力 絡みつく粘液
出現環境 気候問わず/地上または地下
編成 単体、2体、または巣(3~30)
宝物 なし
絡みつく粘液(変則)/Entangling Slime 領土と卵を護るために使う、粘着性のぬるぬるした分泌物をゼノプテリッドは生み出す。ゼノプテリッドは1分間に1平方フィートの割合で、1日に最大10フィート四方のマスに粘液を塗ることができる。その後1週間の間、粘液と直接接触したクリーチャーは難易度19の【筋力】判定に成功するか、絡みつかれた状態となり足留め袋に対してセーヴが失敗したかのように貼りつく。セーヴ難易度は【耐久力】に基づいている。
毒(変則)/Poison 噛みつき・致傷型; セーヴ 頑健・難易度19; 頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間); 効果 1d4【敏】; 治癒 2回連続のセーヴ成功。このセーヴ難易度は【耐久力】に基づいている。
ゼノプテリッドは彼らの好みの餌食の形状――人型生物――を模倣する狡猾な能力を持つ人間サイズの昆虫である。ゼノプテリッドとは彼らが食料を見つけられる場所の付近ならば何処でも遭遇しうり、その特定の地域で最も一般的な人型生物がなんであれそれに似るよう即座に適応する。彼らは頭巾と外套を作るために翼を曲げ、人型生物の武器と鎧を真似るために四肢を組むことができる。ゼノプテリッドの最も不気味な特徴はその口である――閉じたとき人間の顔に似る、未加工のキチン質のくちばしだ。近づくと、ゼノプテリッドの不安定な性質は明らかであるが、遠くからまたは薄暗い所では、クリーチャーは餌食に簡単になる。彼らの模倣の能力は隠蔽されていることを必要とするので、一般的にゼノプテリッドは夜に獲物を探す。一旦ゼノプテリッドが犠牲者をとらえて殺すと、この蟲はそのクリーチャーの遺体を液化してその腐った泥漿を巣に戻し、そこでその物資を小さな球体のカプセルへと詰めて食料にする。いくらかの悪の種族はこれらのカプセルを大切にし、中身を発酵させることで、陰惨な酒を作る。
ゼノプテリッドは打ち捨てられた遺跡、古城、老朽化した農場、そして同様に放棄された人間の建造物といった移住地に住む。支配地は19~28匹の不妊症の雄蟲と多産な巣の王と巣の女王(どちらもアドヴァンスト・クリーチャーの単純なテンプレートのゼノプテリッド)から一般的には構成される。各々の支配地には1匹の多産な雄がいるだけなので、ゼノプテリッドはゆっくりと繁殖する。しかしゼノプテリッドの支配地を破壊する唯一の方法は王と女王を殺すことであり、どちらか一匹でも巣の安全性を残せない。巣を侵入者から守るとき、ゼノプテリッドの雄蟲は激しく攻撃的になる。