経験点1,200
真なる中立/大型サイズの魔獣
イニシアチブ +1; 感覚 暗視60フィート、鋭敏嗅覚、夜目; 〈知覚〉+10
アーマー・クラス 18、接触10、立ちすくみ17(+8外皮、-1サイズ、+1【敏】)
ヒット・ポイント 45(6d10+12)
頑健 +7、反応 +6、意志 +5
移動速度 10フィート、水泳40フィート
近接 噛みつき=+8(1d8+3)、爪(×2)=+9(1d4+3)
接敵面 10フィート; 間合い 5フィート
特殊攻撃 かきむしり(爪(×2)、1d4+4)
【筋】19、【敏】12、【耐】15、【知】2、【判】13、【魅】10
基本攻撃 +6; 戦技ボーナス +10; 戦技防御値 21(足払いされない)
特技 《技能熟練:知覚》、《鋼の意志》、《武器熟練:爪》
技能 〈水泳〉+17、〈知覚〉+10
その他の特殊能力 息こらえ
出現環境 暑熱/湾岸
編成 単体、2体、または獅子軍(3~15)
宝物 なし
野生のシー・キャット(時折、シー・ライオン、シー・タイガー、シー・レパードとも呼ばれる)は熱帯の海の沿岸の捕食者の中で最も悪質であり、遍在している。シー・キャットの上半身は典型的には大猫――ライオン、タイガー、レパード、チーターなど――で餌食から肉を捕食することができる1対の爪のある足を備えている。しかし後ろ足の代わりに、シー・キャットには水中を速く静かに動く滑らかで力強い尾がある。
シー・キャットの下半身は魚のように見える一方で、首から下の前身は鱗と鰭で覆われている。個々のシー・キャットの間でこれらの鱗は色と模様が大いに変化し、時にその個体の主な生息地の影響を受ける; 最も一般的なシー・キャットは縞模様か斑模様で明るい色である。典型的なシー・キャットは体長12フィートで体重少なくとも800ポンドである。
ほとんどが大海に住んでいるが、シー・キャットは絶えず様々な食料を狩猟できる場所なら海水と淡水の両方で生存できる。シー・キャットの食事は概して魚、甲殻類、水棲の哺乳類(海豹や獺を含む)で構成されるが、このクリーチャーを圧倒的な捕食性と縄張りの本能によって時に海鳥、人型生物、そしてサメやワニのような他の水棲の捕食者さえも攻撃する事がある。シー・キャットが生息していることを知っている沿岸の漁師は警戒・監視している、それは、この獣が網にかかったり針にかかった餌食を綱から殺し盗むのが簡単であることを学んだからである。
シー・キャットは空気呼吸し、水中呼吸しない。狩りをしないとき、沿岸の岩場やサンゴの島、孤島の海岸で日向ぼっこをし、最近の食事を消化している所が見られる。狩りをするかその領土を守っているかに関わらず、非常に大きく驚異的な敵に直面するときにでも、シー・キャットは目標を発見した直後に攻撃する。
シー・キャットの知性は低く、酷く凶悪なため、訓練や飼育は非常に難しいものがあるが、海賊や水棲の種族はそれに挑戦し、限定的な成功を収めている事が知られている。