経験点1,600
真なる中立/小型サイズの魔獣
イニシアチブ +4; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+11
アーマー・クラス 18、接触16、立ちすくみ13(+1回避、+2外皮、+1サイズ、+4【敏】)
ヒット・ポイント 57(6d10+24)
頑健 +9、反応 +9、意志 +4
防御能力 挟撃、クリティカル・ヒット、特定の数のクリーチャーを目標とする効果
移動速度 30フィート、登攀15フィート、水泳15フィート
近接 噛みつき(×5)=+11(1d4+1、加えて“病気”)
特殊攻撃 悪疫の誘起、病気
【筋】12、【敏】19、【耐】18、【知】5、【判】14、【魅】11
基本攻撃 +6; 戦技ボーナス +6; 戦技防御値 21(足払いされない)
特技 《回避》、《技能熟練:知覚》、《武器の妙技》
技能 〈隠密〉+13、〈交渉〉+0(+4 ラットに影響を与えるとき)、〈水泳〉+9、〈知覚〉+11、〈知識:地域〉-2、〈登攀〉+9; 種族修正 +4〈交渉〉 ラットに影響を与えるとき
その他の特殊能力 収縮、ラットとの会話
出現環境 気候問わず/都市または地下
編成 単体、小さな群れ(2~4)、または大量発生(5~12)
宝物 標準
病気(変則)/Disease 腺ペスト:吸入型または噛みつき・致傷型; セーヴ 頑健・難易度19; 潜伏期間 1d3日; 頻度 1回/日; 効果 1d4【筋】ダメージ、1【魅】ダメージ、および疲労状態; 治癒 2回連続のセーヴ成功。このセーヴ難易度は【耐久力】に基づき、ラット・キングの悪疫の誘起の能力からの+2が含まれている。
悪疫の誘起(変則)/Plaguebringer ラット・キングは100フィート以内のラット(ラット・キング、ラット・スウォーム、ダイア・ラットを含む)の病気の難易度を+2だけ増加する。
ラットとの会話(変則)/Speak with Rats スピーク・ウィズ・アニマルズを使うように、ラット・キングは通常のラット(ラット・スウォームとダイア・ラットを含む)と会話をすることができる。ラットの態度を変えるために〈交渉〉を使うと、その判定に+4の種族ボーナスを加える。クリーチャーをラットと意思疎通できるようにするいかなる能力(スピーク・ウィズ・アニマルズやワーラットのラットとの共感など)もラット・キングとの意思疎通を認める。
しばしば都市の下水道で見つけられるラット・キングはゴミと暗闇の間で身もだえし、病気を蔓延させながら食料を探す。尾が一緒に結ばれている半ダースはくだらないラットからなるが、ラット・キングは多くではなく1個の意識があり、知性は通常のラットを超えて増しており、ラット・キングに獲物の跡をつけ、自分の敵とライバルに対し優れた戦術を使用する狡猾さを与えている。
疫病のキャリアであると地下のクリーチャーに知られているので、ラット・キングはラット以外の大部分のクリーチャーに避けられている。都市の地下に住むいくらかの人型生物(モーロック、デロ、マイトなど)は彼らの住処で、守り手として、もしくは彼らが防衛のために使っているダイア・ラットの致命性を高める手段としてラット・キングを利用している。都市の居住者はラット・キングを凶兆とみなし、この恐ろしいクリーチャーに遭遇することが全ての居住地に病気と死をもたらすのを恐れる。ラット・キングが目撃されるだけで都市の複数区画の隔離に至る場合がある。
モンスターの伝承学の一部の研究家は、余りに窮屈な巣穴を作り自分たちの尾が絡み絶望的な汚物で結ばれ、最終的に一緒に成長した一群の通常のネズミからラット・キングが始まり、そしてこの奇妙な絆によって協調した存在となり心を融和させたと信じている。このようなクリーチャーを研究している自然主義者はこの現象を受けやすい他の種のクリーチャーも存在するかもしれないという仮定をしている。他の人は、外部からの影響がこのクリーチャーの存在の唯一の説明であり、恐らくはデロの実験の産物であるか狂ったラットフォークやワーラットのアルケミストの仕業であると論じている。
ラット・キングは体長およそ3フィートで、体重15ポンドである。