出典 Bestiary 6 287ページ
経験点 800
混沌にして悪/中型サイズのアンデッド(蟲の変性種)
イニシアチブ +4; 感覚 暗視60フィート、鋭敏嗅覚; 〈知覚〉+12
アーマー・クラス 17、接触10、立ちすくみ17(+7外皮)
ヒット・ポイント 34(4d8+16)
頑健 +4、反応 +3、意志 +5
完全耐性 アンデッドの種別特性
移動速度 50フィート、登攀20フィート
近接 噛みつき=+7(1d6+4、加えて“つかみ”)、針=+7(1d4+4、加えて“毒”)
特殊攻撃 胞子爆散(難易度15)
【筋】18、【敏】10、【耐】―、【知】10、【判】13、【魅】17
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +7(組みつき+11); 戦技防御値 18(対足払い26)
特技 《イニシアチブ強化》、《神速の反応》、《追加HP》
技能 〈隠密〉+7、〈生存〉+9、〈知覚〉+12、〈登攀〉+19; 種族修正 +4〈生存〉、+4〈知覚〉
言語 奈落語(話せない)
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体、または大発生(2~12)
宝物 なし
毒(変則)/Poison 針―致傷型; セーヴ 頑健・難易度15; 頻度 1回/ラウンド(4ラウンド間); 効果 1d2【筋】ダメージ; 治癒 1回のセーヴ成功。
悪の菌類のクリーチャー(ファンガス・クイーンなど、130ページ参照。珍しい菌の成長物や、野生の他次元界の荒廃物であることもある)がいる。これらは不吉な力と負のエネルギーが注入された胞子で蟲に寄生することがある。この穢れた胞子は、死んだ蟲の体内で急速に成長し、最終的には頭から破裂して、不穏な枝角のような成長物を形成する。同時に、胞子は虫を知性のあるアンデッド・クリーチャーとして自律行動させる。
これらはスポア・ゾンビとして知られている。
「スポア・ゾンビ」は任意の蟲に加えることができる後天性テンプレートであり、以下基本クリーチャーと呼ぶ。
種別:クリーチャーの種別をアンデッドに変更する。副種別は維持され、変性種の副種別を得る。
アーマー・クラス:スポア・ゾンビは基本クリーチャーの外皮に+2のボーナスを得る。
セーヴ:クリーチャーの基本セーヴ・ボーナスは頑健+1/3HD、反応+1/3HD、意志+1/2HD+2。
防御的能力:スポア・ゾンビはアンデッド種別から得られる全ての特性と完全耐性を得る。また基本クリーチャーが持つ全ての防御能力を維持する。
攻撃:スポア・ゾンビは全ての基本クリーチャーの肉体攻撃を維持する。
特殊攻撃:スポア・ゾンビは基本クリーチャーの全ての特殊攻撃に加えて以下のものを得る(【耐久力】に基づく特殊攻撃のセーヴ難易度は【魅力】に基づくようになる)。
胞子爆散(変則)/Spore Burst:1日1回即行アクションとして、スポア・ゾンビは胞子の雲を範囲内に散布することができる。これはスポア・ゾンビに2d6ポイントのダメージを与え、スポア・ゾンビの間合いに等しい領域を満たす胞子の雲が形成される。この範囲内にいる全てのクリーチャーは頑健セーヴに成功するか、胞子によって1d6ラウンドの間吐き気がする状態とならなければならない。このセーヴに失敗した蟲は24時間で感染する。この感染期間中に蟲が死亡すると、死後1d6ラウンド後にスポア・ゾンビとして復活する。
能力値:【筋力】+4。スポア・ゾンビは【知力】10を持ち、基本クリーチャーの【耐久力】に等しい【魅力】を持つが、【耐久力】を持たない。
特技:スポア・ゾンビはヒット・ダイスに適切な特技を得、ボーナス特技として、《追加HP》を得る。
技能:スポア・ゾンビはヒット・ダイス毎に4+【知力】修正値に等しい技能ポイントを得る(ほとんどはヒット・ダイス毎に4ポイント)。〈登攀〉、〈飛行〉、〈知覚〉、〈隠密〉はクラス技能である。