オルラ

オルラ Horla

憂鬱と倦怠が、このなにか冷たいものからかろうじて感じられる感覚である。その肌はなめらかにブラシを当てられている。

オルラ 脅威度8 Horla

出典 Bestiary 6 158ページ
経験点 4,800
混沌にして悪小型サイズ異形(他次元界)
イニシアチブ +9; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+18

防御

アーマー・クラス 18、接触16、立ちすくみ13(+2外皮、+1サイズ、+5【敏】
ヒット・ポイント 104(11d8+55)
頑健 +8、反応 +8、意志 +11
ダメージ減少 5/魔法および斬撃; 完全耐性 [恐怖]、[]、[]、睡眠

攻撃

移動速度 飛行30フィート(良好)
近接 触手(×3)=+15(1d4+2)
特殊攻撃 急所攻撃+2d6、倦怠夢遊病者への命令
擬似呪文能力術者レベル8; 精神集中+12)

グレーター・インヴィジビリティ
回数無制限―サジェスチョン難易度17)、ディテクト・ソウツ難易度16)
3回/日―クラッシング・ディスペア難易度18)
1回/日―ステイタス難易度16)、チャーム・モンスター難易度18)、ディープ・スランバー難易度17)、ドミネイト・パースン難易度19)

一般データ

【筋】14、【敏】20、【耐】21、【知】13、【判】18、【魅】19
基本攻撃 +8; 戦技ボーナス +12(武器落とし+14); 戦技防御値 24(対武器落とし26)
特技 《イニシアチブ強化》《軽妙なる戦術》《攻防一体》《武器落とし強化》《武器熟練:触手》、《武器の妙技》
技能 〈真意看破〉+15、〈知覚〉+18、〈はったり〉+15、〈飛行〉+25、〈魔法装置使用〉+15
言語 アクロ語; 言語吸収テレパシー200フィート

生態

出現環境 気候問わず/地形問わずエーテル界
編成 単体、2体、または侵入(3~10)
宝物 標準

特殊能力

言語吸収(変則)/Absorb Language クリーチャーオルラテレパシーに答えると、オルラはそのクリーチャーの知っているすべての言語を24時間の間話すことができるようになる。

夢遊病者への命令(超常)/Command Somnambulist 1日1回、オルラドミネイト・パースンを用いて眠っているクリーチャーを制御下においたとき、オルラはそのクリーチャー覚めさせ、オルラ【魅力】修正値毎に1時間(一般的なオルラの場合4時間)だけ従わせることができる。この時間が経過するまでにクリーチャーが眠りに戻ることを許可されたなら、その間に行った行動の記憶は一切残らない。

倦怠(超常)/Ennui 1日1回、標準アクションとして、オルラは30フィート以内にいる眠っているクリーチャー1体を不吉な呪いの対象とすることができる。目標難易度19の意志セーヴに成功すれば倦怠抵抗することができるが、セーヴの結果に関わらず、目標はこのささやかな効果に狙われたことに気づかない。セーヴに失敗した場合、目標は24時間の間、能力値判定セーヴィング・スロー技能判定に-2のペナルティを受ける。このペナルティ[恐怖]に対するセーヴィング・スロー精神集中判定において倍になり、-4になる。これは[精神作用、呪い効果である。セーヴ難易度【魅力】に基づく。

オルラエーテル界に住む。彼らは生まれながらにして次元界の境界を渡る能を持っているわけではないが、全てのオルラ人型生物の希望とを食べられるように、物質界に滑り込む方法を模索している。物質界に入ると、オルラに見えないまま、希望を摂取して栄養を得て、倦怠感に悩まされた宿主を残し、自分を媒介する好ましい宿主を選択する。オルラはゆっくりと宿主を破壊的な行為へと仕向けることで宿主を狂わせる。しかし命令を発する際に注意しているため、その結果は特定の行為ではなく、犠牲者の社会生活や関係に傷を残す。

不可視状態でない場合、オルラはいくつもの触手を備えた球場の塊のように見える。一般的なオルラ重量40ポンド。

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