経験点25,600
秩序にして悪/巨大サイズの魔獣(水棲)
イニシアチブ +11; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+14
アーマー・クラス 28、接触13、立ちすくみ24(+15外皮、-4サイズ、+7【敏】)
ヒット・ポイント 200(16d10+112); 再生10([火炎]または[強酸])
頑健 +17、反応 +17、意志 +10
移動速度 20フィート、水泳40フィート
近接 噛みつき=+22(4d8+10/19~20、加えて“つかみ”)、爪(×2)=+22(2d6+10/19~20)
接敵面 20フィート; 間合い 15フィート(噛みつきは20フィート)
特殊攻撃 巨大な内部、高速飲み込み、つかみ(巨大)、飲み込み(本文参照)
擬似呪文能力 (術者レベル13; 精神集中+13)
3回/日:オブスキュアリング・ミスト、ガスト・オヴ・ウィンド
1回/日:コントロール・ウェザー
【筋】30、【敏】25、【耐】24、【知】5、【判】16、【魅】11
基本攻撃 +16; 戦技ボーナス +30(+34組みつき); 戦技防御値 47
特技 《イニシアチブ強化》、《強打》、《クリティカル強化:噛みつき》、《クリティカル強化:爪》、《クリティカル熟練》、《鋼の意志》、《踏み込み》、《よろめき化クリティカル》
技能 〈水泳〉+29、〈知覚〉+14
言語 共通語(話せない)
その他の特殊能力 水陸両生
巨大な内部(超常)/Bigger Inside ケテスシアスの胃は別次元の空間であり、物理的なサイズが許すよりも非常に大きな内部である。ケテスシアスは超巨大あるいはそれより小さいクリーチャーを飲み込むことができ、その空洞の胃は全く新しい場所であり、そのサイズはケテスシアス毎によって大きく変わる。ケテスシアスによって飲み込まれたクリーチャーは組みつき状態であるとみなされず、毎ラウンドダメージを受けず、胃の壁へのダメージはケテスシアスを害さずクリーチャーが逃げることもできない。中に閉じ込められているクリーチャーは次元界を横切るような瞬間移動の魔法か、ケテスシアスが外側から破られる、あるいは吐き気がする状態となった場合のみ通常抜け出すことができる。その奇妙な生体構造と巨大な食欲の結果、ケテスシアスは胃の中に生きている他のモンスターをしばしば持ち、それはケテスシアスが飲み込む順番で食される。ケテスシアスは通常その食道に脅威度8~9の1体から4体までのモンスターを持つ。ダイア・シャーク、ダイア・クロコダイル、ジャイアント・オクトパス、ジャイアント・スクウィッドのような海のクリーチャーが一般的であるが、頻度は劣れど巨人や他の陸上に住むクリーチャーもはらわたで暮らしていることがある。ケテスシアスはまれにお互いでさえ飲み込むことが知られている。
ケテスシアスはオオカミのような頭と爪、ウナギのような体と強力な魚の尾を持つ大きな海の怪物である。彼らは自分と同じ大きさほどの獲物を飲み込むことができる大きな顎を持つ、貪欲に食事をする者である。ケテスシアスの巨大な胃と独特の生体構造は、彼らが無制限の自分の食道の中に生きているクリーチャーを維持することを可能にするので、ケテスシアスが飲み込むクリーチャーはすぐには消化されない。生態環境全体が単一のケテスシアスの他次元の消化器の中で形成されうる。胃の中の生態系が生命を支えることができるが、それは喜ばしい環境とは程遠い:日光は射さず、空気は薄く湿っぽく、閉じ込められた大部分のクリーチャーは野生のものとなる。ケテスシアスの中で終わる大きなクリーチャーは長期間生存するのが困難な時期があり、宿主が自分より後に飲み込んだ獲物を素早く噛み千切らなければならない。
宝を蓄えようとはしないが、ケテスシアスの巨大な腸の中には、ケテスシアスが飲み込んだクリーチャー――さらには船さえ――のすべての宝がある。その内部に失われた宝物の物語では一度ならず愚かな冒険者たちが意図的にケテスシアスに飲み込まれるという危険を冒している。
大人のケテスシアスは通常50フィートを超える体長である。その体重は他次元界の食道のサイズに基づいて異なるが通常5~60米トンである。