経験点1,200
混沌にして悪/中型サイズの人型生物(ゴブリン類)
イニシアチブ +3; 感覚 暗視60フィート、鋭敏嗅覚; 〈知覚〉+11
アーマー・クラス 19、接触13、立ちすくみ16(+3外皮、+3【敏】、+3鎧)
ヒット・ポイント 39(6d8+12)
頑健 +4、反応 +8、意志 +3
抵抗 [氷雪]5
移動速度 30フィート
近接 バトルアックス=+9(1d8+7/×3)
遠隔 ジャヴェリン=+7(1d6+5)
擬似呪文能力 (術者レベル4; 精神集中+5)
3回/日:クウェンチ
【筋】20、【敏】17、【耐】15、【知】12、【判】13、【魅】12
基本攻撃 +4; 戦技ボーナス +9; 戦技防御値 22
特技 《強打》、《軍用武器習熟:バトルアックス》、《素早い移動》
技能 〈威圧〉+11、〈隠密〉+16、〈生存〉+7、〈知覚〉+11、〈登攀〉+11; 種族修正 +4〈威圧〉、+4〈隠密〉、+4〈知覚〉
言語 共通語、巨人語、ゴブリン語
その他の特殊能力 跡なき足取り、暴行
出現環境 寒冷/山岳
編成 単体、2体、徒党(3~6)、または戦闘集団(7~12、加えて1レベルのウォリアー3および3~5レベルの族長1)
宝物 NPCの装備品(高品質のスタデッド・レザー・アーマー、バトルアックス、ジャヴェリン×3、その他の宝物)
暴行(変則)/Thuggery 〈威圧〉と〈知覚〉はウィカワクのクラス技能である。
ゴブリン類バグベア種は世界中の地域に蔓延しており、これらの非情なクリーチャーは自らが故郷とした様々な気候に適応する。氷の荒野では、ウィカワクと呼ばれるバグベアの白子種が寒風吹き荒ぶ氷河と凍える山頂を徘徊している。
寒冷地に良く適用したウィカワクは隠密と極地での生存の達人であり、ランタン、松明、そして焚火を考えるだけで消火する能力を持つ。ウィカワクは最も厚く積もった雪にすら足跡を残さないが、塩の撒かれた雪はウィカワクの足跡を明らかにする。勿論、ウィカワクの痕跡を発見する頃にはもう遅すぎるかもしれないが。
多くのバグベアと同様ウィカワクは通常孤独な存在であり、青褪めた極地の連続殺人鬼のように、孤立した居住者や狩人を獲物にする。彼らの効く鼻は人型生物や動物を遥か遠くから嗅げる。恐怖の悪臭はウィカワクにとって強烈な興奮剤であり、ウィカワクの狩人一個人は幾夜もかけてつけ回し犠牲者を恐怖に浸し、最後の強襲の前に獲物を戦慄と恐怖で満たすかもしれない。ウィカワクは人型生物の肉を大変美味に感じ、離れた場所で死んだ人型生物を凍らせ、その不気味な貯蔵品に戻るのは数週間かけて犠牲者の味を繰り返し繰り返し楽しむ為だけだ。ウィカワクは犠牲者の記念品を持ち続けるのを楽しみ、指を戦勝品にするのを好む。
ウィカワクたちは時により大きな集団へと集って、番いを探すか大きな居住地を脅かすことがある。ウィカワクの夫婦がひと冬を超えて続くのは稀であり、若いウィカワクは毛並が生え揃うとすぐに寒空の下へと投げ出され自活することになる。ウィカワクは他のゴブリン類と仲間になることを楽しまず、劣った同族を統治するのと同じくらいの確率で雪ゴブリンの部族を殺し食べてしまう。
ウィカワクは保温性の高い、白い厚い毛皮に覆われており、クリクリとした目は死人のような白目だ。典型的なウィカワクは身長7フィート強で体重は450ポンド前後。