このがっしりした獣はつるりとした灰色の無毛の皮膚をしている。多くの黄色い目と幅広の歯で一杯な口だけが顔の造作だ。
経験点4,800
真なる中立/大型サイズの魔獣
イニシアチブ +1; 感覚 暗視60フィート、鋭敏嗅覚、夜目; 〈知覚〉+13
アーマー・クラス 21、接触10、立ちすくみ20(+11外皮、-1サイズ、+1【敏】)
ヒット・ポイント 100(8d10+56)
頑健 +13、反応 +7、意志 +4
移動速度 30フィート
近接 噛みつき=+14(2d6+7)、爪(×2)=+15(1d8+7、加えて“つかみ”)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 かきむしり(爪(×2)、1d8+10)
【筋】25、【敏】13、【耐】24、【知】3、【判】14、【魅】8
基本攻撃 +8; 戦技ボーナス +16(組みつき+20); 戦技防御値 27
特技 《強打》、《突き飛ばし強化》、《武器熟練:爪》、《ふっとばし攻撃》
技能 〈生存〉+6、〈知覚〉+13; 種族修正 +4〈知覚〉
その他の特殊能力 物体に対して2倍ダメージ
言語 巨人語
出現環境 温暖/湿地
編成 単体(場合によっては、加えて絆の強いクリーチャー)
宝物 乏しい
物体に対して2倍ダメージ(変則)/Double Damage Against Objects 物品または建造物に対して全ラウンド攻撃を行ったグレイ・レンダーは2倍のダメージを与える。
身の丈9フィート、体重4,000ポンドを越えるグレイ・レンダーは独居性の野蛮な捕食者である。グレイ・レンダーは大きな筋力に恵まれ、隠れた獲物を捕らえるために完全に成長した木を引っこ抜いて粉微塵にする姿を目撃したという報告もある。グレイ・レンダーは同類と集団や社会を形成しようとすることはなく、おそらく唯一交尾の時だけ他のレンダーの存在を許容する。一部の賢者は彼らは無性であると主張しているが、単為生殖できる両性具有である可能性のほうが高いと見られており、めったに繁殖することはない。
独居性であるにもかかわらず、グレイ・レンダーはしばしば他のクリーチャーと愛情に満ちた絆を結ぶ。典型的には草食動物の群れや人型生物の部族だが、沼地の住人の1体である場合もある。レンダーは、あたかも飼い猫を守るように、このクリーチャーの守護者として振る舞い、1マイルを越えて離れることはなく、彼らが攻撃されれば守るために駆けつけるし、1日1回食べ物を与える。グレイ・レンダーは自身の守るクリーチャーを傷つけることはなく、彼らが攻撃してきた場合には混乱して逃げ出す。”ペット”となった動物のほとんどはその存在を受け入れるようになり、原始的な人型生物であれば守護者を自らの神格の恩寵であると信じるようになる。レンダーの絆は数ヵ月から長い時は10年も続くが、その後は新しい縄張りを求めて放浪の旅を始め、かつてのおきにいりは無視するようになる
レンダーは一般的には悪意はなく、飢えている場合、あるいは自分やペットが脅威にさらされている場合にのみ攻撃してくる。レンダーはペットを守るために死ぬまで戦う。