その堂々とした兜の影の中で、青白い光を放つその瞳が揺らめいている。このスケルトンは、恐ろしいシミターを2つ手にしている。
経験点400
中立にして悪/中型サイズのアンデッド(神話)
イニシアチブ +7 (神) ; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+0
アーマー・クラス 15、接触12、立ちすくみ13(+3外皮、+2【敏】)
ヒット・ポイント 17(2d8+8)
頑健 +0、反応 +2、意志 +3
防御能力 エネルギー放出に対する抵抗+2; ダメージ減少 5/殴打; 完全耐性 [氷雪]、アンデッドの種別特性
移動速度 30フィート
近接 シミター(×2)=+3(1d6+2/18~20)または爪(×2)=+3(1d4+2)
特殊攻撃 高度二刀流、執拗、神話パワー(1回/日、活性+1d6)
【筋】15、【敏】14、【耐】―、【知】―、【判】10、【魅】10
基本攻撃 +1; 戦技ボーナス +3; 戦技防御値 15
特技 《イニシアチブ強化》 (B、神)
出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 いかなる数でもあり得る
宝物 標準(シミター×2、その他の宝物)
神話級スケルトンは、アニメイト・デッド(神話)のような神話魔法により作られた自律する死体である。彼らは精神がなく殺しの本能しか持たないとは思えないほど、異常なずる賢さを持つ。
“神話級スケルトン”はスケルトン・テンプレートを持つクリーチャー(以後、基本スケルトンと呼ぶ)に加えることのできる、後天性テンプレートである。
(神話)の副種別:神話級スケルトンは(神話)の副種別を持つ。そのランクは基本スケルトンの脅威度の半分に等しい。脅威度に基づく追加能力を得る代わりに、神話級スケルトンはエネルギー放出に対する抵抗+2、執拗、高度二刀流を持つ。神話級スケルトンは(神話)の副種別によって得られるその他の利益(能力値ボーナス、ボーナス・ヒット・ポイント、神話特技、神話パワー、外皮ボーナス、呪文抵抗の増加(もしあれば))を全て得る。
脅威度:基本スケルトンの脅威度を神話ランクに従い調整する(神話ランク以外で、基本スケルトンの脅威度を増加させることはない)。
ヒット・ダイス:神話級スケルトンのヒット・ダイスは、スケルトンではなくゾンビと同様に決定される。
執拗(変則)/relentless:神話級スケルトンに対して行われる近接攻撃は全て、その神話級スケルトンからの機会攻撃を誘発する。
高度二刀流(変則)/Superior Two Weapon Fighting:人間の神話級スケルトンは、通常それぞれの手にシミターを持って戦う。神話級スケルトンは、2つの武器を用いて攻撃する際、攻撃ロールやダメージ・ロールにペナルティを受けない。
他の種別のスケルトンは、以下のように追加能力を得、能力を変更する。
神話級ブラッディ・スケルトン/Mythic Bloody Skeleton:非神話級ブレスの範囲で神話級ブラッディ・スケルトンを破壊しても、その不滅能力を抑止することはできない。
神話級バーニング・スケルトン/Mythic Burning Skeleton:神話級バーニング・スケルトンの神話ランクの半分を、灼熱のオーラのダメージと近接攻撃の[火炎]ダメージに加える。灼熱の死能力における難易度に神話ランクを加える。
神話級スケルタル・チャンピオンを作るには、基本スケルタル・チャンピオンを以下のように修正する。まずエネルギー放出に対する抵抗を+2だけ増加させる。次に(神話)の副種別を追加する。そして神話級スケルタル・チャンピオンが同じサイズのゾンビであるかのようにヒット・ダイスを加える。それから基本スケルタル・チャンピオンのヒット・ダイスに従い神話能力を得る。