この重たげな動きの不潔な双頭の巨人は、ぼろぼろになったレザー・アーマーのなごりを着て、両方の手に大きなフレイルを握っている。
経験点2,400
混沌にして悪/大型サイズの人型生物(巨人)
イニシアチブ +3; 感覚 夜目; 〈知覚〉+12
アーマー・クラス 18、接触8、立ちすくみ18(+8外皮、-1サイズ、-1【敏】、+2鎧)
ヒット・ポイント 65(10d8+20)
頑健 +9、反応 +2、意志 +5
移動速度 40フィート
近接 フレイル(×2)=+12/+7(2d6+6)
遠隔 ジャヴェリン(×2)=+5(1d8+6)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 高度二刀流
【筋】23、【敏】8、【耐】15、【知】6、【判】10、【魅】11
基本攻撃 +7; 戦技ボーナス +14; 戦技防御値 23
特技 《イニシアチブ強化》、《強打》、《蹴散らし強化》、《薙ぎ払い》、《鋼の意志》
技能 〈知覚〉+12、〈動物使い〉+8; 種族修正 +4〈知覚〉
言語 巨人語とゴブリン語とオーク語の入り交じった混成語
出現環境 寒冷/丘陵
編成 単体、2体、徒党(3~6)、混成集団(1~2、加えてブラウン・ベア1~2)、一団(3~6、加えてブラウン・ベア1~2)、共棲集団(3~6、加えてブラウン・ベア1~2およびオーク7~12、またはゴブリン9~16)
宝物 標準(レザー・アーマー、フレイル×2、ジャヴェリン4本、その他の宝物)
高度二刀流(変則)/Superior Two-Weapon Fighting エティンは両方の手のフレイルあるいはジャヴェリンで戦う。2つの頭がそれぞれ1本の腕を制御するため、エティンは2つの武器を用いた攻撃による攻撃ロールやダメージ・ロールへのペナルティを受けない。
“双頭巨人”とも呼ばれるエティンは、夜闇に乗じて敵を襲う、何をしでかすか予想のつかない物騒な狩人である。2つの頭を持つため、比類なき観察力を得ており、優秀な番兵となり得る。
エティンは見た目こそヒル・ジャイアントやストーン・ジャイアントと似ているが、エティンの牙のある顔立ちはその血統にオークの血が流れていることを物語っている。エティンは桃色がかった褐色の皮膚を持つのだが、そうせずともよければ決して入浴しようとしないため、通常その皮膚は垢と汚れにまみれて灰色の厚い革のようになってしまっている。成年のエティンは身長約13フィート(4m)、体重5,200ポンド(約2.4t)になる。寿命は約75年。
エティンは独自の言語は持っていないが、オーク語とゴブリン語と巨人語の入り混じった混成語を話す。これらの言語のいずれかを話せるクリーチャーは【知力】判定(難易度15)に成功すればエティンと意思疎通を果たすことができる。判定は情報の断片それぞれについて1回ずつ行なうこと。意思疎通を試みるクリーチャーが上記のうち2つの言語を話せるなら難易度は10に、3つとも話せるなら難易度は5になる。
あまり知的とは言い難いエティンだが、戦いぶりは狡猾である。敵へまっしぐらに突撃して行くよりは待ち伏せして攻撃するのを好む。とはいえ、一度戦闘が始まれば、敵を全滅させるまで大暴れするのが普通である。
エティンは単体で生活している。ねぐらは人里離れた、岩の多い地域にある洞窟や窪地に作られ、しばしば落とし穴や堀に囲まれている。エティンは時にペットや番兵としてねぐらでケイヴ・ベアを飼うこともある。
格別に強いエティンが少数の手下一味、おそらくは数名のゴブリンあるいはオークの味方を引き寄せることもある。しかし、そうした集団は通例のものではなく例外であって、長続きすることはめったになく、襲撃と略奪品の機会が減ったりリーダーが殺されたりするようなことがあれば、各々のエティンは袂を分かって別々の道を歩み出す。
エティンのつがいは通常、再び独りでやっていくまでのごく短い間だけ、繁殖のために一緒になる。エティンの子供が大人に成長するのは早い。誕生から1年以内に成年並みの体躯ができあがり、そうなると叩き出されて自活するようになる。