コブラの頭が、数十もの蛇へと分かれている人の形をした胴体の上にある。1本の腕が蛇の尾である一方で、もう1本の腕は2頭の蛇の頭になっている。
経験点19,200
混沌にして悪/大型サイズの異形
イニシアチブ +2; 感覚 暗視60フィート、鋭敏嗅覚; 〈知覚〉+22
アーマー・クラス 29、接触11、立ちすくみ27(+18外皮、-1サイズ、+2【敏】)
ヒット・ポイント 178(17d8+102)
頑健 +11、反応 +9、意志 +12
完全耐性 [精神作用]効果、[毒]、麻痺; 呪文抵抗 23
弱点 サーペントフォークの駒
移動速度 40フィート
近接 噛みつき(×3)=+22(2d6+10/19~20、加えて“毒”)、触手=+20(1d6+5、加えて“つかみ”)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 毒の雲、蛇の蹴散らし、締めつけ(1d6+10)、毒
【筋】31、【敏】14、【耐】22、【知】7、【判】14、【魅】17
基本攻撃 +12; 戦技ボーナス +23(+27蹴散らし); 戦技防御値 35(対蹴散らし37、足払いされない)
特技 《強打》、《クリティカル強化:噛みつき》、《蹴散らし強化》、《上級蹴散らし》、《神速の反応》、《武器熟練:噛みつき》、《武器熟練:触手》、《複数回攻撃》、《腕力による威圧》
技能 〈威圧〉+31、〈生存〉+7、〈知覚〉+22
言語 アクロ語、地下共通語、竜語
出現環境 気候問わず/地上
編成 単体、2体、群れ(3~5)
宝物 標準
毒(変則)/Poison 噛みつき・致傷型; セーヴ 頑健・難易度24; 頻度 1回/ラウンド(6ラウンド間); 効果 1d4【筋力】; 治癒 2回連続のセーヴ成功。
毒の雲(変則)/Poison Cloud 1日1回即行アクションとして、シリクタは自身を中心とする半径20フィートにその鼻孔から有毒な雲を吐くことができる。雲の範囲内にいるか、入るクリーチャーは直ちに難易度24の頑健セーヴに成功するか、シリクタの毒の影響を受けなければならない。雲はシリクタの次のターン開始時に消える。
サーペントフォークの駒(変則)/Serpentfolk Pawn シリクタの[精神作用]効果に対する完全耐性は、サーペントフォークに対しては適用されず、サーペントフォークが起源である効果に対しても適用されない(例えば、サーペントフォークが発動したマインド・フォッグはシリクタの[精神作用]効果に対する完全耐性を通過する)。
蛇の蹴散らし(変則)/Snake Overrun シリクタの下半身の無数の蛇の頭と尾は、蹴散らしの戦技判定に成功したとき、クリーチャーに6d6ポイントの殴打かつ刺突かつ斬撃ダメージを与える。シリクタの蛇の蹴散らしによってダメージを受けたクリーチャーはシリクタの毒の対象となる。
サーペントフォークはシリクタを、醜いサーペントフォークの卵に蛇の卵の一群からの生命のエッセンスを吹き込む儀式を行うことによって育てる。結果として生じる混合物は、サーペントフォークとのたうち回るヘビ亜目の尾と頭の絡まりの、悪夢のような雑種である。
数多くの蛇がこれらの忌まわしきものの下半身を構成し、彼らに滑りやすい形状を与える。各々のシリクタには腕の片方を構成する太く筋肉質な蛇の尾1本があり、獲物の回りに巻き付き生命を彼らから圧搾する一方で、もう片方の腕は2本の毒蛇の頭に分かれており、合計3回の致命的な噛みつきをシリクタは得ている。主な頭部よりも小さいにもかかわらず腕にある頭は大きさのわりに予想できぬほどの筋力を持っており、同様に危険なものである。これらの頭は物体を操作することに熟達しているので、シリクタはそれらの噛みつき攻撃を費やし、手が必要となるようなアクション――武器をつかむなど――を実行することができる。
これらの恐るべき怪物は、護衛や執行者としてサーペントフォークに従事し、彼らの生まれつきの精神はサーペントフォークの主人に従うよう条件づけられている。命じられれば彼らは死ぬまで戦うが、サーペントフォークからの命令がないとき、彼らは野蛮な乱暴者かつ臆病者として行動し、自分よりも弱いものに対しては傷つけるが、強い敵からは逃げる。
シリクタの社会は厳しいものであり、最も強いものによって絶対的に支配され、繁殖することがシリクタにはできないためにめったに長く続かない。ほとんどのシリクタは代わりに生涯を自分のサーペントフォークの作成者への奉仕に費やし、他のシリクタと関係を持つ事はまずない。
シリクタは完全に肉食である。典型的な成体のシリクタは身長9フィート(約2.7m)前後、体重550ポンド(約249kg)。