経験点600
真なる中立/小型サイズの粘体
イニシアチブ +2; 感覚 〈知覚〉+5
アーマー・クラス 15、接触13、立ちすくみ13(+2外皮、+1サイズ、+2【敏】)
ヒット・ポイント 22(4d8+4)
頑健 +2、反応 +5、意志 +2
防御能力 不定形; 完全耐性 粘体の種別特性
弱点 太陽アレルギー
移動速度 20フィート、登攀20フィート
近接 叩きつけ(×2)=+6(1d3+2、加えて1d4[強酸])
擬似呪文能力 (術者レベル4; 精神集中+4)
【筋】14、【敏】15、【耐】12、【知】13、【判】12、【魅】11
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +4; 戦技防御値 16
特技 《欺きの名人》、《神速の反応》
技能 〈隠密〉+10、〈知覚〉+5、〈登攀〉+10、〈はったり〉+2、〈変装〉+6
言語 森語
出現環境 温暖/地形問わず
編成 単体、2体、または共棲集団(4~12)
宝物 乏しい
太陽アレルギー(超常)/Sun Allergy 太陽光は自動的にアパリーのオルター・セルフの擬似呪文能力を解呪する。
ほとんどの粘体は精神を持たず、消費するだけの存在である。知性を備えている珍しい粘体でさえ、仲間よりも他のクリーチャーの消費を好む傾向がある程度だ。しかし時折、強力な念術魔法の術者の存在下の粘体は感情と人格の一部の基準を注入され、文化的な社会に参加することを切望する。術者が初期の粘体を構成する原初の粘液の正常な混合に近付けようと、特にストレスの多い儀式あるいは強力な精神的な離れ業を完成させると、術者の精神の一部が壊れ粘体に注入され、アパリーと呼ばれる存在がつくられる。
新しくつくられたアパリーは通常その製作者の種族の一員であると確信している。その最大の願望は自身の先祖の社会に加わることであり、人型生物の居住地へと取り入れる形態へと姿を変える。しかしながら、太陽が昇り始めるとすぐさまアパリーの本来の性質が再確認され、このような変装は簡単に発見される。このように発見された粘体はしばしば町から逃げ出し、次の居住地でその運を試すことを強いられるが、特に頑固なアパリーの一部は新しい形態をとり、異なる変装で次の晩に戻ってくる。
アパリーは夜行性のクリーチャーであり、太陽光との接触が真の不定形の形態へ戻ることを強制する。たとえその形状が強制的に元に戻ったとしても、アパリーは真にその製作者の種族の一員であり、何かしらの恐ろしい呪いを受けたと主張する。この粘体の比較的高い知力にもかかわらず、この自己のイメージへの理不尽な執着は、極限状況でさえも持続する。アパリーの製作者がアパリーと異なるサイズであった場合、アパリーはその作者を依然として模倣しようとし、そのサイズ差を認めることを拒否して祖先が属していたエルフ、人間、他の種族の一員であろうとすることを試みる。
アパリーは、日中に隠れられる下水道やその他の閉鎖された場所と、暗いとき彼らが人型生物の姿を取ることができる好ましい夜の生活の場面を提供する大都市においてより一般的である。一部のアパリーはこのような環境下で受け入れられ、成功さえするが、この小さな粘体は自身が人型生物であると証明しようとすることは決して止めず、彼らが携わった(プラトニックかロマンチックかにかかわらず)あらゆる関係はほぼ常に予測可能な災害に終わる。
真の形態では、アパリーは体重約40ポンド(約18.1kg)で、直立すると身長約3フィート(約0.9m) である。