フェストラーゴ

フェストラーゴ Festrog

このおぞましい奇形の、毛髪のない、膿疱に覆われた体はアンデッド人間というよりアンデッドの猟犬のように動き、歯を剥き出して唸り声を上げる。

フェストラーゴ 脅威度1 Festrog

経験点400
中立にして悪中型サイズアンデッド
イニシアチブ +1; 感覚 暗視60フィート、鋭敏嗅覚〈知覚〉+6

防御

アーマー・クラス 14、接触11、立ちすくみ13(+3外皮、+1【敏】
ヒット・ポイント 9(2d8)
頑健 +0、反応 +1、意志 +4
完全耐性 アンデッドの種別特性

攻撃

移動速度 30フィート; 四足疾走
近接 噛みつき=+4(1d6+3、加えて“むさぼり食らう”)、(×2)=+5(1d4+3)
特殊攻撃 突撃足払い病気の膿疱むさぼり食らう

一般データ

【筋】17、【敏】13、【耐】―、【知】10、【判】12、【魅】11
基本攻撃 +1; 戦技ボーナス +4; 戦技防御値 15(対足払い19)
特技 《武器熟練:
技能 〈隠密〉+6、〈生存〉+3、〈知覚〉+6、〈登攀〉+8
言語 共通語

生態

出現環境 気候問わず/
編成 単体、2体、徒党(3~5)、または小さな群れ(6~11)
宝物 標準

特殊能力

突撃足払い(変則)/Charging Trip 四つ足をついて突撃攻撃をした直後に噛みつきを命中させたフェストラーゴはその相足払いを試みて良い(+4ボーナス)。この足払い機会攻撃を誘発しない。

病気の膿疱(変則)/Diseased Pustules フェストラーゴが刺突あるいは斬撃武器からダメージを受けたフェストラーゴの腫れ物の一部は破裂し、攻撃者に対し膿のような液体を噴き出す。この吐き気を催す分泌液は強接触感染の病気の媒介となり、感染者に苦痛に満ちたの膿を発症させる。

の膿/Necrotic Boils病気接触型; セーヴ頑健難易度11; 潜伏期間 1日; 頻度 1回/日; 効果 1d4【耐】治癒 1回のセーヴ成功。

むさぼり食らう(超常)Feed フェストラーゴ噛みつき攻撃に成功する度、相を喰らい5の一時的ヒット・ポイントを得る。フェストラーゴはこの能の獲得では一期に5を超える一時的ヒット・ポイントは持てない。

四足疾走(変則)/Four-Footed Run フェストラーゴに何も持たず握っていない場合、四つ足をついて移動速度50フィートで疾走できる。四つ足をついて疾走する《疾走》特技を持っているかのように扱う。

フェストラーゴは(次元に裂け目ができたのか、強アーティファクト破壊されたのか、あるいは強アンデッドによる特定の魔法的な攻撃といった)負のエネルギーの大規模解放によってクリーチャーが殺され、その後に野生動物の屍漁りなどの外部のによって四肢切断されたに誕生する忌まわしきアンデッドである。四つ足をついて疾走する能からドッググールと呼ばれることもあり、その名前はに相にこのクリーチャーの能を誤解させ、実は狡猾であるフェストラーゴ知性を低く見積もらせる。

フェストラーゴ自身が殺された場所に程近い僻で暮らしている。フェストラーゴ部族グールたちと縄張りを共有しているのは珍しくない。大抵のフェストラーゴは生きていたのことを思い出してのものなのか緩やかな同盟関係に基づいた小さな徒党を組み、集団での防衛が容易にできるような日の差さない場所で生活することを選ぶ。グールと同様、彼らは墓地を徘徊する傾向があるが、墳墓や廟といった日中に隠れやすいものを好む。彼らは平地農地、あるいはまばらな森といった、疾走できて隠れられ、獲物追跡できるような場所で夜に群れで狩りをする。こうした群れは遊牧民のように放浪し、生きたを求めて居住地から数マイルすることもある。


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