ソウト・イーター

ソウト・イーター Thought Eater

輝く無形の物体の乱雲が、鳥のような嘴を持つこの奇妙な格のクリーチャーを包んでいる。

ソウト・イーター 脅威度2 Thought Eater 脅威度 2

経験点600
真なる中立超小型サイズ異形(他次元界)
イニシアチブ +8; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+8

防御

アーマー・クラス 16、接触16、立ちすくみ12(+2サイズ、+4【敏】
ヒット・ポイント 18(4d8)
頑健 +1、反応 +5、意志 +5
防御能力 エーテルの身体

攻撃

移動速度 10フィート、飛行30フィート(完璧)
近接 噛みつき=+9(1d3-3、加えて“思考食らい”)
接敵面 2・1/2フィート; 間合い 0フィート
念術魔法術者レベル4; 精神集中+6)

5念術エネルギー(PE):アイデンティファイ(1PE)、デイズ・モンスター(2PE、難易度14)、ディテクト・ソウツ(2PE、難易度14)、レジスト・エナジー(2PE)

一般データ

【筋】4、【敏】19、【耐】10、【知】7、【判】12、【魅】15
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +5; 戦技防御値 12
特技 《イニシアチブ強化》《武器の妙技》
技能 〈隠密〉+19、〈知覚〉+8、〈飛行〉+16
言語 アクロ語(話せない); テレパシー30フィート
その他の特殊能力 エーテルの経路

生態

出現環境 気候問わず/地形問わずエーテル界
編成 単体または集団(1~3)
宝物 なし

特殊能力

思考食らい(超常)/Eat Thoughts ソウト・イーター噛みつき攻撃ダメージを受けた生きていて実体のあるクリーチャーは、ソウト・イーター自身を成長させるために思考を吸収するため、その思考の一部を失う。犠牲者が術者であるならば、1レベル以上の準備している呪文を1つ、あるいは(任意発動の術者ならば)使用していない呪文スロット1つを失う。術者はこの能によって失う呪文あるいは呪文スロットを選択する。犠牲者が術者ではない、あるいは1レベル以上の準備済み呪文か未使用の呪文スロットがない場合、この能セーヴィング・スローに失敗すると1ポイントの【知力】【判断力】、あるいは【魅力】ダメージを受ける(犠牲者が選択する)。クリーチャー呪文スロットを失うあるいはこの能から能力値ダメージを受けたとき、ソウト・イーターは1PEを得る(その一日毎の合計最大PEまで; ほとんどのソウト・イーターは5PE)。

エーテルの身体(超常)/Ethereal Body ソウト・イーターの皮膚と器官は主にエーテル組織から成る。ソウト・イーターは非魔法的な武器からは半減ダメージを受けるが、魔法の武器呪文からは通常通り響を受ける。ソウト・イーターエーテル界以外の次元界にいる毎分、体が消え始め1PEを費やすか、あるいは1d6ポイントのダメージを受けなければならない。

エーテルの経路(擬呪)/Ethereal Passage 移動アクションとしてソウト・イーターエーテル界から物質界移動することができ、全ラウンド・アクションとして物質界からエーテル界移動することができる。物質界からエーテル界移動することは、ソウト・イーターに1PEのコストを必要とさせるが、エーテル界から物質界への移動コストを必要としない。これら両方の移動機会攻撃を誘発する。

これらの小さな思考を食う者はエーテル界で人生のほとんどを送る。彼らは余りにその場所に結び付いているため、エーテルのエネルギーがないとソウト・イーター念術は弱まり始め、最終的には自分の個人的な現実性の繊維そのものが崩壊し消滅する。しかし、エーテル界ソウト・イーターが存在し続けるのに必要である一方で、その広大さと食料の相対的な不足によってソウト・イーター物質界での狩りをせざるを得なくなる。ソウト・イーターは糧を得なければならないだけでなく、その敵対的な環境自身の急速な精神的及び体的な腐敗を防ぐために十分な栄養を得なければならないため、そのような貪欲な仕事となる。

通常ソウト・イーターはかなり直向きであるが、物質界への挑戦への固有の危険性があるため、楽な食事を熱望する。ソウト・イーター時間をかけて一貫した簡単な食事を提供した者は、このクリーチャーエーテル界に戻り、次の食事時間を気にすると予想して良い。物質界上での毎分はソウト・イーターにとっての奮闘であり、追われている人物がこのクリーチャーから多くの会話をされることはありそうにないが、何かがイーターの食料源の安全を脅かすならば、ソウト・イーターは自分の相方を守る気になるかもしれない。この場合、ソウト・イーターは人が逃げるのを助けるためにデイズ・モンスターの能使いレジスト・エナジーを発動する気もある。このような奇妙な異界との友好が長期間にわたるとソウト・イーター魔法のアイテムの識別を伝うことさえするかもしれない――もちろんきちんと補償されるときに。

全文検索 目的別索引