睡蓮の葉とハエトリソウのこの組み合わせは恐ろしい牙で囲まれており、その中心にもう一つの小さい歯をむき出しにした大口がある。
経験点800
真なる中立/小型サイズの植物
イニシアチブ +7; 感覚 夜目; 〈知覚〉+10
アーマー・クラス 16、接触14、立ちすくみ13(+2外皮、+1サイズ、+3【敏】)
ヒット・ポイント 26(4d8+8)
頑健 +6、反応 +4、意志 +2
完全耐性 植物の種別特性; 抵抗 [火炎]10
移動速度 20フィート、水泳30フィート
近接 噛みつき(×2)=+8(1d6+3)
特殊攻撃 血燃の牙、水辺の死者の嘆き
【筋】16、【敏】17、【耐】14、【知】6、【判】13、【魅】7
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +5; 戦技防御値 18(足払いされない)
特技 《イニシアチブ強化》、《武器熟練:噛みつき》
技能 〈隠密〉+12、〈水泳〉+9、〈知覚〉+10; 種族修正 +4〈知覚〉
言語 水界語
出現環境 温暖/湿地または河川
編成 単体、2体、または1孵りの兄弟姉妹(2~7)
血燃の牙(変則)/Blood-Burning Fangs その外側と中心の大口の両方にあるカワ・アカゴの棘だらけの牙は、痛みを和らげることができるイラクサで覆われている。噛みつき攻撃に成功すると、目標は1分間不調状態となる(頑健・難易度14・無効)。複数回のセーヴの失敗はペナルティを増加させないが、代わりに効果の持続時間をリセットする。2全ラウンドの間水あるいは類似の液体に浸ることはこの効果を無効化する。火のような感じがするにもかかわらず、この効果は[火炎]への抵抗あるいは完全耐性によって減少されず無視できない。セーヴ難易度は【耐久力】に基づく。
水辺の死者の嘆き(超常)/Wail of the Water's Dead 1日1回標準アクションとして、カワ・アカゴは聴いた人の耳に有害で破壊的な反響を残す哀歌の悲しげな音を放つことができる。半径20フィートの全てのクリーチャーと物体は2d6ポイントの[音波]ダメージを受け1d4+1ラウンドの間聴覚喪失状態となる。難易度14の頑健セーヴに成功することは[音波]ダメージを半減し、聴覚喪失状態を1ラウンドに減少する。セーヴ難易度は【耐久力】に夫々。
カワ・アカゴは溺死した子供の不穏な精神の断片によって精神的に受精した植物であり、湿地や川辺に住む肉食のクリーチャーとなっている。彼らはハエトリソウのような繊維状の撚線によって守られた口のような開口部を持つ睡蓮の葉に似ている。栄養が豊富であるとき、カワ・アカゴのヒョウタンのような肌は栗色から紅色までの幅を持つが、空腹のカワ・アカゴと遭遇する事の方が多い。この場合、その地域の他の睡蓮と同じ色、通常は無害な緑色をとる。
肉食で狡猾なカワ・アカゴは動物や旅人を餌にするために川岸や水路で狩る。カワ・アカゴの棘の先端の牙は、激しい強烈な熱を感じるような痛みを誘発する樹液を排出する。彼らは水中で戦うことを好むが、彼らの牙の痛みを伴う効果を和らげる近くの川あるいは流域の方へ自身の犠牲者を向かわせるために、カワ・アカゴは通常彼らの危険な樹液を用いて陸上から待ち伏せる。一度犠牲者が体を浸すと、この植物クリーチャーたちは数で勝る場合群がって来るか、一体の植物が犠牲者を弱めるために深いところから打つ。カワ・アカゴには呼吸器がないが、体に空気をいれ、必要に応じて放出することができるポケットで身体を充満させている。この空洞網によってこのクリーチャーは意思疎通を望むという稀な場合に話すことが可能であり、そしてこの空洞網はこのクリーチャーの、骨を折りガラスを粉砕することができる恐ろしい慟哭の源となっている。この音はしばしば、深刻な苦痛を伴う数十人の子供が同時にあげる悲鳴と類似していると描写される。
普通のカワ・アカゴは通りがかったどのような獲物も食べるが、長期間有情のクリーチャーの血と肉で充血し続けたカワ・アカゴはブラッド・リリィとなる。ブラッド・リリィは非常に大きくいつも赤く染まっている。彼らは他の全ての食料より感覚のあるクリーチャーの血を切望し、彼らの属性は中立にして悪に変更される。彼らはアドヴァンスト・クリーチャーの単純なテンプレートとジャイアント・クリーチャーの単純なテンプレートを持ち、念術魔法を持つが、一般的に望ましい獲物を待ち胃袋へ誘い込む魔法を含む呪文を持つ。
知性あるクリーチャーを食べ続けた特に強いブラッド・リリィはさらに進化し、より大きな力と、そしてクラス・レベルさえも得るかもしれない。幸いにも、多くのブラッド・リリィはその時点までにやりすぎて、この植物が御するには荷が勝ちすぎる獲物によって破壊される。