経験点600
真なる中立/大型サイズの動物
イニシアチブ +3; 感覚 夜目; 〈知覚〉+9
アーマー・クラス 14、接触12、立ちすくみ11(+2外皮、-1サイズ、+3【敏】)
ヒット・ポイント 22(3d8+9)
頑健 +6、反応 +6、意志 +1
移動速度 50フィート
近接 噛みつき=+5(1d8+6)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 突発突撃
【筋】18、【敏】17、【耐】16、【知】2、【判】11、【魅】10
基本攻撃 +2; 戦技ボーナス +7; 戦技防御値 20
特技 《技能熟練:知覚》、《疾走》
技能 〈知覚〉+9
環境 温暖な平地
編成 単体、2体、あるいは群れ(3~6)
宝物 乏しい
突発突撃(変則)/Sudden Charge 突撃を行う際、アックス・ビークは1回の噛みつき攻撃を行なう。成功した場合、ビークはその相手に機会攻撃を誘発しないフリー・アクションで足払いを試みることができる。その試みが失敗しても、アックス・ビークは足払いをされることはない。
鋭い知性を持つ強力な鳥類の捕食者であるアックス・ビーク(斧型のくちばし、程度の意)はウルフと争い、キャットを獲物として狩り、広大で見晴らしの良い草原地帯に生息している。この巨鳥は豪胆さと縄張り意識で恐れられるが、その一方で極めて調教しやすいことでも知られており、餌を与える限り有用な守護者、狩人、そして乗騎にもなる。アックス・ビークはどちらかと言えば集団行動するクリーチャーであり、雄も雌も共に狩りをする、小さな一団を形成する。彼らは広大な棒、枝、葉、そしてほかの漁れる物(かつては肉のついていた骨や装備品を含む)で作った広大な巣に棲み、それぞれの巣はアックス・ビークの大規模な集団に使用される。雌は普通1年に1d4+1の卵を産み、孵るまでの2ヶ月の間両親が交互に温め続ける。
大人のアックス・ビークは直立すると体長7フィートであり、体重は500ポンド前後である。ビークの羽毛には様々な種類がおり、温暖な気候では灰、茶から黒であるが、より南国へ行くと金、赤、青といった刺激的で変わった色合いを取る。アックス・ビークの寿命は50歳までである。
アックス・ビークを騎手を乗せられるようにするには調教が必要である。アックス・ビークを手懐けるには6週間の労働と難易度25の〈動物使い〉判定が必要であり、その後で通常通り芸を仕込めるようになる。アックス・ビークに騎乗するには特殊な鞍が要る。アックス・ビークの卵は公の市場では1,000GPの価値があり、雛にはそれぞれ1,500GPの価値がある。アックス・ビークの軽荷重は200ポンドまで; 中荷重は201から400ポンド; そして重荷重は401から600ポンドである。
この大きな恐れ知らずの捕食鳥にも亜種はいる――アックス・ビークはこの捕食者たちの中で最もよく遭遇しよく知られているだけである。これよりも珍しいアックス・ビークの2つの亜種の概要は以下の通り。
ディアトリマ/Diatryma:暗色の羽と暖色の嘴を持つディアトリマは平均的なアックス・ビークよりも小さく、直立した体長は6から7フィートほどで、より穏やかな気性をしている。ディアトリマは中型サイズに縮小したアックス・ビークである; 彼らは2ヒット・ダイスと脅威度1を持つ。
テラー・バード/Terror Bird:テラー・バードは平均的なアックス・ビークよりも1フィートは優に高く、その強力な鉤爪は追加の武器としての使用に耐える。テラー・バードは5HDに強化されたアックス・ビークであり、ボーナス特技として《クリティカル強化:噛みつき》を得ている。加えて、彼らは1d4の基本ダメージを与える一対の鉤爪により、追加の肉体攻撃2回を得る。テラー・バードは脅威度4である。