経験点800
中立にして悪/中型サイズの異形(風、水)
イニシアチブ +8; 感覚 暗視60フィート、血液感知; 〈知覚〉+8
アーマー・クラス 14、接触14、立ちすくみ10(+4【敏】)
ヒット・ポイント 30(4d8+12)
頑健 +4、反応 +5、意志 +5
防御能力 不定形; ダメージ減少 5/魔法
弱点 [火炎]に対する脆弱性
移動速度 飛行50フィート(完璧)
近接 接触=+7(“出血”および“血液吸引”)
特殊攻撃 出血攻撃(1d6)
【筋】―、【敏】19、【耐】16、【知】7、【判】13、【魅】10
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス ―; 戦技防御値 ―
特技 《イニシアチブ強化》、《武器の妙技》
技能 〈隠密〉+11、〈知覚〉+8、〈飛行〉+12
言語 アクロ語
その他の特殊能力 霧形態、血液過給
出現環境 温暖または暑熱/沼地または地下
編成 単体、2体、または徒党(3~6)
宝物 乏しい
しばしば霧形態のヴァンパイアや珍しいタイプのエア・エレメンタルと間違われるヴァンピリック・ミストは、実際は奇妙な形態の異形である。大部分が空気と同じほどに液体ででも構成されている不定形の体を持つこのクリーチャーは、その熱への脆弱性が大きな問題とはならない湿地や湿った地下に住む。
いくらか知的ではあるが、ヴァンピリック・ミストは社会を形成しない。時として小さな徒党を組むが、そのときでも協力することにほとんど興味を示さない。ヴァンピリック・ミストの多くは獲物を探すことに時間を費やす。この怪物はしばしば追跡を実行するのに非常な創造性を見せる。このクリーチャーが自分が血を吸ったクリーチャーの曖昧な骸骨のような形態をとる習性は、その神秘性を増し、アンデッドと関連があるという噂を燃え上がらせる。実際、多くのヴァンピリック・ミストはこのよくある誤解を利用して敵に愚かしい戦術を使わせる事を楽しむ。術者を騙して彼らがアンデッド・モンスターであるかのように正のエネルギーを使わせるような。