経験点800
真なる中立/中型サイズの人型怪物(水棲)
イニシアチブ +0; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+9
アーマー・クラス 15、接触10、立ちすくみ15(+5外皮)
ヒット・ポイント 30(4d10+8)
頑健 +3、反応 +4、意志 +6
完全耐性 [精神作用]効果
移動速度 30フィート、水泳50フィート
近接 ショートスピア(×2)=+8(1d6+3)または叩きつけ(×2)=+7(1d4+3)
遠隔 ショートスピア(×2)=+5(1d6+3)
特殊攻撃 誘引
【筋】17、【敏】10、【耐】15、【知】15、【判】14、【魅】12
基本攻撃 +4; 戦技ボーナス +7; 戦技防御値 17
特技 《能力熟練:誘引》、《武器熟練:ショートスピア》
技能 〈威圧〉+8、〈隠密〉+7、〈真意看破〉+6、〈水泳〉+10、〈知覚〉+9、〈はったり〉+5
言語 共通語、水界語
その他の特殊能力 原初の水陸両生、二重精神
出現環境 気候問わず/海水
編成 単体、つがい、または氏族(3~20)
宝物 標準
二重精神(変則)/Dual Mind 個々のセラティオイディは実は1つの肉体を共有することで幾つもの他に例を見ない能力を得ている2体のクリーチャーである。セラティオイディは様々なアクションと物理的な処理を別個の精神に指定させられ、それによりペナルティなしに並行して2つの武器で戦える。これはまた得意な敵を2つ選択できる。この双つの意識の間のテレパシー的な結びつきによってセラティオイディは[精神作用]効果に影響されない。
誘引(超常)/Lure フリー・アクションで、セラティオイディは額から光る寄せ餌を垂らすことで、半径20フィート以内のセラティオイディでない者全てに難易度15の意志セーヴに成功しない限り1ラウンドの間恍惚状態になるよう強制する。直前までのセラティオイディと目標との関係に拘わらず、この能力の影響を受けたクリーチャーは自身を恍惚状態にしたセラティオイディをそれが実際に攻撃するまで潜在的な脅威と見なさなくなる――それにより恍惚状態を破ることなくセラティオイディは近づける。この効果に対するセーヴに成功したクリーチャーは、そのセラティオイディの誘引に対する完全耐性を24時間得る。このセーヴ難易度は【魅力】に基づく。
原初の水陸両生(変則)/Primitive Amphibian セラティオイディは無期限に空気で呼吸できる原始的な肺を持っているが、その皮膚はいつも塩水に浸けておかなければ苦痛とともに乾いてゆく。彼らは自身の【耐久力】能力値の2倍に等しい時間数(大抵のセラティオイディなら30時間)塩水に浸かる必要なくいられる――それ以上浸からない場合、時間毎に1ポイントの【耐久力】ダメージを受ける。蓄積された【耐久力】ダメージは最低10分間塩水に浸されることで全回復する。
大海深くの溝の支配者であるセラティオイディはアングラー・フィッシュとしても知られる水棲の捕食者セラティーダー一族といくつかの異常な特徴を同じくしている。波の下にある彼らの奇妙な尖塔を生やした都市から、セラティオイディは広く遠くへ影響という網を投げかける。
セラティオイディについて最も奇妙なものは、個々人それぞれは本当は2つの自主独立体――強力で目立つ女性と、ラットのサイズをした一生の殆どを相方の首にくっついている寄生している男性――であるということである。相方のいない女性は二重精神の能力を失い、女性にひっついていない男性は自身の知性を維持する以外は(電気の特殊能力や[雷撃]抵抗のない)エレクトリック・イールと同様の一般データを持つ。