経験点25,600
中立にして悪/大型サイズの異形
イニシアチブ +3; 感覚 暗視30フィート、血液感知; 〈知覚〉+21
アーマー・クラス 26、接触12、立ちすくみ23(+14外皮、-1サイズ、+3【敏】)
ヒット・ポイント 187(15d8+120)
頑健 +15、反応 +10、意志 +12
弱点 [音波]に対する脆弱性
移動速度 40フィート、登攀40フィート、飛行40フィート(完璧)
近接 噛みつき=+16(2d6+6)、爪(×2)=+16(1d8+6)、触手(×4)=+14(1d6+3、加えて“つかみ”)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 吸血(1d4【耐】)、血の噴霧
【筋】22、【敏】17、【耐】26、【知】15、【判】17、【魅】16
基本攻撃 +11; 戦技ボーナス +18; 戦技防御値 31
特技 《かすめ飛び攻撃》、《頑健無比》、《強打》、《クリティカル熟練》、《出血化クリティカル》、《神速の反応》、《突き飛ばし強化》、《複数回攻撃》
技能 〈隠密〉+17、〈生存〉+21、〈知覚〉+21、〈知識:ダンジョン探検〉+17、〈登攀〉+14、〈はったり〉+18、〈飛行〉+27
言語 アクロ語; 化学的意思疎通
出現環境 気候問わず/地下
編成 単体、2体、共棲集団(3~9)、または巣(10~40、血縁者からなる17HDの護衛6および21HDの巣の王1を含む)
宝物 標準
血液感知(超常)/Bloodsense ゴラザグは擬似視覚の能力を持っているかのように60フィート以内の生きているクリーチャーに気付く。
血の噴霧(超常)/Bloodspray 1d4ラウンドに1回、ゴラザグは20フィートの円錐形に血と魔力酵素を放てる。ゴラザグの血の噴霧を受けた生きているクリーチャーは難易度25の頑健セーヴに成功しない限りスロー呪文の影響を受けたかのような状態になる。既に遅くなっているクリーチャーがゴラザグの血の噴霧を再び受けると、その追加のセーヴに成功しない限り麻痺状態になる。これらの効果は2d6ラウンド持続する。ゴラザグは意識的に酵素を変えることもでき、この能力の効果全てを除去する噴霧も生成できる。このセーヴ難易度は【耐久力】に基づく。
化学的意思疎通(変則)/Chemical Communication ゴラザグは60フィート以内にいる他のゴラザグと分泌物質の伝達により意思疎通ができる。ゴラザグの巣に於いて、この距離は巣全体を覆うまでに拡大される。これは無音であり、時間差なくゴラザグたちのみが理解できる意思疎通形態である。
ゴラザグ――もしくはゴア・ウィーヴァー――は 無明の地下の最深部、最も奇怪な空洞にいる膨張した妖怪であり、その恐ろしい空間の哀れな蟲を捕食する。狡猾な精神を持ち、人智を超え、地上の者にとって不快なゴア・ウィーヴァーたちが地上世界の繁栄と豊かさを知ったのはごく最近であり、ゆっくりとその漆黒の目を上へと向け始めている。
ゴラザグは近くのものをなんでも消化できるが、血の消化だけはできない。彼らの消化機構は肉、骨、そして他の生体物質全てを処理し、血は濾過され体内の大きな貯蔵器官に蓄えられ、その血は体内で粘液や他の奇妙な液体と混ぜられ、糊のような濃い物質になる。ゴラザグはその液体を獲物の足を止めるための攻撃として噴霧できるが、その汚らしい物質の本来の使用目的は建築である。ゴラザグの巣は全体がこの物質で造られており、この物質は乾くと金属の硬さを持ち、暗い赤色の樹脂のような見た目になる。ゴラザグの巣は結果として悪夢のような場所になる――端まで数マイルも捻れ続ける、内臓のような気味の悪い見た目をした隧道という場所に。