水かきのある脚と爪を持ち背が低くずんぐりした人型生物ほどの大きさがあるこのカエルに似たクリーチャーは輝く白い目をしている。
経験点600
真なる中立/小型サイズの魔獣
イニシアチブ +2; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+9
アーマー・クラス 16、接触14、立ちすくみ13(+1回避、+2外皮、+1サイズ、+2【敏】)
ヒット・ポイント 22(3d10+6)
頑健 +5、反応 +5、意志 +2
完全耐性 盲目
移動速度 30フィート、登攀20フィート、水泳20フィート
近接 噛みつき=+5(1d4+1)、爪(×2)=+5(1d3+1)
特殊攻撃 盲目化の凝視
【筋】13、【敏】15、【耐】15、【知】2、【判】12、【魅】6
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +3; 戦技防御値 16
特技 《回避》、《技能熟練:知覚》
技能 〈軽業〉+6(跳躍+10)、〈水泳〉+9、〈知覚〉+9; 種族修正 +4跳躍時の〈軽業〉
出現環境 気候問わず/地下
編成 単体、2体、または一家(3~5)
宝物 乏しい
盲目化の凝視(変則)/Blinding Gaze ブラインドハイムの目は30フィートの有効距離の明るい光を放つ。この範囲内にいるクリーチャーは難易度13の頑健セーヴを行わなければならず、失敗した場合は1時間の間盲目状態になる。ブラインドハイムは彼らの目が作り出した光の中でも通常通り見ることができ、それは30フィートの範囲を明るい光で照らす。光による盲目化または光に過敏を有するクリーチャーは盲目化の凝視を用いているブラインドハイムから30フィート以内では通常のペナルティを受ける。ブラインドハイムはこの能力をフリー・アクションとして発動または抑止することができる。このセーヴ難易度は【耐久力】を基にしている。
ブラインドハイムは地下に住む蛙に似たクリーチャーで、菌類、げっ歯類、その他の地下のクリーチャーを食べて生きている。最も暗く湿った洞窟の広がりで生活し、特に地下の沼、湖、川、湿地を楽しんでいる。水棲ではないがブラインドハイムは非常に泳ぎが得意である。彼らは食べ物を求める間高い位置を占める枝や岩の出っ張りにしがみつくことを好む。その目から出る光を獲物をひきつけるために用いるが、より大きなクリーチャーが近付いてくる場合は闇の中に行く。ブラインドハイムはその盲目化の凝視を獲物と脅威となる可能性があるものの双方の方向を見失わせるために用い、脅威が大きすぎる場合は凝視を非活性化して闇の中に慌てて逃れる。ブラインドハイムの住む非常の大きな洞窟では、離れた場所でこのクリーチャーが食事をしたり逃げたりするのにともなって明るい光と完全な闇が瞬いている。動物レベルの知性だが、ブラインドハイムは他の同種と協力して狩りの戦術を行うほど狡猾であり、仲間が獲物に止めを刺すために到着するまで、見張りの役を行う1体がその凝視で一撃離脱戦法を行う。
ブラインドハイムは身振りとその光の点滅で単純な情報を伝えることができ、戦闘中にはむしろ黙っている傾向があり、彼らとの戦闘に不気味な要素を加える。彼らには人型生物の役に立つ仕事を教えることはできず、そのためよい奴隷とはならないが、ドゥエルガルとドラウは時として襲撃の際に囮または陽動として使うことがある。他の種族は地下の長い探検に行く場合にこのクリーチャーを動く光源として訓練することで知られている。
丈夫で分厚い皮膚をしたブラインドハイムは体高4フィート足らず、体重500ポンド。ブラインドハイムは3~4体の小さな幼生を生む。懐胎期間は丸1年まで続くことがあるが、ブラインドハイムが成熟し自立するまで約4年しかかからない。その時点でこのクリーチャーは一般に一緒にいる一孵りの群れを作り、兄弟たちが全滅している場合だけ独立独歩の道を行く。ブラインドハイムは25年まで生きることができる。