経験点614,400
混沌にして悪/巨大サイズのアンデッド(火)
イニシアチブ +3; 感覚 暗視240フィート、煙の見通し、非視覚的感知120フィート; 〈知覚〉+45
オーラ 畏怖すべき存在(330フィート、難易度31)、[恐怖]、戦慄の恐怖
アーマー・クラス 45、接触9、立ちすくみ45(+36外皮、-4サイズ、+4反発、-1【敏】)
ヒット・ポイント 337(27d8+216)
頑健 +23、反応 +14、意志 +23
防御能力 エネルギー放出に対する抵抗+4、魂の守り(27HP); ダメージ減少 20/善; 完全耐性 [火炎]、アンデッドの種別特性; 呪文抵抗 33
弱点 [氷雪]に対する脆弱性
移動速度 40フィート、飛行250フィート(劣悪)
近接 噛みつき=+40(4d6+24/17~20)、爪(×2)=+40(2d8+16/19~20)、尾の打撃=+38(2d8+24/19~20)、翼(×2)=+38(2d6+8/19~20)
接敵面 20フィート; 間合い 15フィート( 噛みつき は20フィート)
特殊攻撃 押し潰し、尾による一掃、魂摂取、魂の魔法、ブレス攻撃(60フィート円錐状、難易度31、22d10[火炎]および“負のレベル”2)、炎の制御、溶岩
擬似呪文能力 (術者レベル27; 精神集中+35)
回数無制限―ウォール・オヴ・ファイアー、サジェスチョン(難易度21)、ディテクト・マジック、パイロテクニクス(難易度20)、ファインド・ザ・パス
9レベル―ウィッシュ、エナジー・ドレイン、タイム・ストップ
8レベル―ディメンジョナル・ロック、ホリッド・ウィルティング(難易度26)、メイズ
7レベル―スペル・ターニング、グレーター・テレポート、フォースケージ(難易度25)
6レベル―チェイン・ライトニング(難易度24)、グレーター・ディスペル・マジック、トゥルー・シーイング
5レベル―ウォール・オヴ・フォース、コーン・オヴ・コールド(難易度23)、ドミネイト・パースン(難易度23)、フィーブルマインド(難易度23)
4レベル―グレーター・インヴィジビリティ、コンフュージョン(難易度22)、ソリッド・フォッグ、チャーム・モンスター(難易度22)
3レベル―ヴァンピリック・タッチ、スロー(難易度21)、ディスプレイスメント、ヘイスト
2レベル―ウェブ(難易度20)、シー・インヴィジビリティ、ディテクト・ソウツ(難易度20)、フォールス・ライフ、ミラー・イメージ
1レベル―シールド、トゥルー・ストライク、マジック・ミサイル、メイジ・アーマー、レイ・オヴ・エンフィーブルメント(難易度19)
0レベル―アーケイン・マーク、タッチ・オヴ・ファティーグ、ディテクト・マジック、プレスティディジテイション、メイジ・ハンド、メッセージ、メンディング、リード・マジック、レイ・オヴ・フロスト
【筋】45、【敏】8、【耐】―、【知】24、【判】25、【魅】26
基本攻撃 +27; 戦技ボーナス +48; 戦技防御値 57(対足払い61)
特技 《イニシアチブ強化》、《強打》、《クリティカル強化:噛みつき》、《クリティカル熟練》、《渾身の一打》、《渾身の一打強化》、《呪文高速化》、《上級渾身の一打》、《薙ぎ払い》、《鋼の意志》、《鋼の意志強化》、《複数回攻撃》、《朦朧化クリティカル》、《よろめき化クリティカル》
技能 〈威圧〉+45、〈隠密〉+25、〈鑑定〉+37、〈交渉〉+37、〈呪文学〉+37、〈真意看破〉+37、〈知覚〉+45、〈知識:宗教〉+34、〈知識:神秘学〉+37、〈知識:歴史〉+37、〈はったり〉+37、〈飛行〉+13
言語 アクロ語、エルフ語、共通語、巨人語、地獄語、奈落語、竜語
悪属性の竜のほとんどは、その生涯を富を貪り集めるために費やすが、最後の時が近づくとき、一部の者は世界のあらゆる富は死を未然に防ぐことはできないことに気づく。この真実に直面したほとんどの竜は不満を地方にぶちまけ、この世を去る前に世の中を荒らしまわる。それでもなお、一部の者はこの問題を回避する偉大な解決策を求め、生にしがみつく決意をし、彼らが金を蓄えたように生命をとどめようとする。この穢れたワーム達は暗黒の力の関心を引き寄せ、極悪な死霊術の儀式を通じてラヴナーとして知られるアンデッド・ドラゴンへと変化を遂げる。
その躯体は瞬時に腐り朽ち果ててしまうが、ラヴナーは生身の肉体を維持する必要がない。野生の動物や未熟なドラゴン・ハンター、あるいはほかの竜などの生命を食い尽くすことだけを求める。ラヴナーは、自分の縄張りの生命が朽ち果ててしまう度に住処を変え、絶えず転々とする。
ここに示すラヴナーはレッド・ドラゴンのワームをもとに作成している。
『ラヴナー』は年齢段階がエインシャント以上のいずれかの悪属性のトゥルー・ドラゴン(以後基本クリーチャーと呼ぶ)に適用可能な後天性テンプレートである。ラヴナーはここに示す例外を除いて基本クリーチャーの一般データと特殊能力をすべて保持する。
種別:クリーチャーの種別はアンデッドに代わる。基本攻撃ボーナス、セーヴ、技能ランクは再計算しない。基本クリーチャーが持つ副種別は保持する。
感覚:ラヴナーの暗視は240フィートに増え、非視覚的感知は120フィートまで増える。
アーマー・クラス:ラヴナーはアーマー・クラスに【魅力】ボーナスの半分に等しい反発ボーナスを得る(最低でも+1)。
ヒット・ダイス:基本クリーチャーの種族ヒット・ダイスはすべてd8に変わる。クラス・レベルから得たヒット・ダイスはそのまま残し変更しない。アンデッドとなるので、ラヴナーは【耐久力】の代わりに【魅力】を使いボーナス・ヒット・ポイントを求める。
セーヴィング・スロー:アンデッドとなるので、ラヴナーは【魅力】を頑健セーヴに使用する(【耐久力】の代わりに)。
防御的能力:ラヴナーはエネルギー放出に対する抵抗+4を得、アンデッドの特徴にあるすべての完全耐性を得る。自身のダメージ減少はダメージ減少/魔法からダメージ減少/善に変更する。さらにラヴナーは下記の能力を得る。
魂の守り(超常):魂のエネルギーの実体のないフィールドがラヴナーを破壊より保護する。この守りは最大でラヴナーのヒット・ダイスの2倍のヒット・ポイントを持つが、最初は総計の半分を持つ。ラヴナーのヒット・ポイントが1より低くなるたびに、1ヒット・ポイントまで下げ余ったダメージ全てを魂の守りが代わりに受ける。このダメージにより魂の守りのヒット・ポイントが0より低くなった場合、ラヴナーは破壊される。
攻撃:ラヴナーは基本クリーチャーの肉体攻撃をすべて保持するが、この攻撃のクリティカル可能域はそれぞれ19か20になる。《クリティカル強化》のような特技はこのクリティカル可能域をさらに広げることができる。ラヴナーが肉体攻撃でクリティカル・ヒットを成功させた場合、対象は負のレベル1を得る。この負のレベルを取り除くための難易度は10+ラヴナーのヒット・ダイスの1/2+ラヴナーの【魅力】修正値に等しい。クリーチャーがこの方法で負のレベルを得るたびに、ラヴナーは魂の守りに5ポイント加える。
特殊攻撃:ラヴナーは基本クリーチャーの特殊攻撃をすべて保持し、下記に記した特殊攻撃を得る。全てのセーヴ難易度は10+ラヴナーのヒット・ダイスの1/2+ラヴナーの【魅力】修正値に等しい。
ブレス攻撃(超常):ラヴナーは基本クリーチャーのブレス攻撃を保持する。このブレス攻撃のセーヴ難易度は【魅力】修正値となる。さらに、ラヴナーのブレス攻撃は範囲内の全てのクリーチャーに負のレベル2を与える。反応セーヴに成功することでダメージは半減し、生命力吸収は負のレベル1に減る。負のレベルを取り除くためのセーヴ難易度はブレス攻撃の難易度と同じである。この方法で与えた負のレベル1ごとに魂の守りの能力に1ヒット・ポイント追加する。
戦慄の恐怖(超常):ラヴナーの畏怖すべき存在により怯え状態となるクリーチャーは、この効果の最初のラウンドは怯え状態ではなく戦慄状態となり、残りの持続時間の間は怯え状態となる。ラヴナーの畏怖すべき存在により恐慌状態となるクリーチャーは、代わりに持続時間の間戦慄状態になる。
魂摂取(超常):ラヴナーの30フィート以内にいる生きているクリーチャーが死に至るとき、瀕死状態のクリーチャーが意志セーヴ(難易度はラヴナーのブレス攻撃の難易度と同じ)に失敗すると、その魂は体から引き離されラヴナーの胃の腑へ引き寄せられる。死亡したクリーチャーのヒット・ダイスと同じ値をラヴナーの魂の守りのヒット・ポイントに加える。この方法で魂を抜かれたクリーチャーが生命を取り戻すには、ミラクル、トゥルー・リザレクション、ウィッシュが必要となる。
魂の魔法(擬呪):ラヴナーは基本クリーチャーの術者レベルに3レベル加えた呪文発動能力を保持している。これによりラヴナーの修得呪文数は増加するが、ラヴナーは呪文スロットをすべて失う。その代わりに、ラヴナーが自分の修得呪文を発動する場合、発動する呪文に必要な呪文スロットのレベル(呪文修正特技などで上昇するレベルを含む)と同じ値のヒット・ポイントを魂の守りから消費する。魂の守りのヒット・ポイントが不足している場合は呪文を発動することができない。魂の守りのヒット・ポイントがちょうど0になるように呪文を発動をしてもラヴナーに害はない(とはいえ大多数の者にとって、魂のエネルギーが無い状態は不快なものであり、急いで再びエネルギーを満たそうとする)。
能力値:【筋】+4、【知】+4、【判】+4、【魅】+6。アンデッドとなったラヴナーが【耐久力】の値を持つことはない。
技能:ラヴナーは〈威圧〉、〈隠密〉、〈知覚〉の判定に+8の種族ボーナスを得る。ラヴナーのクラス技能はそれ以外の点で基本クリーチャーのものと同じである。