出典 Paths of Prestige 48ページ
シールドマーシャルは、内海地方の火器製造の中心地であるアルケンスター大公国の法執行機関の最高責任者である。アルケンスター内の犯罪はもちろん、アルケンスターの火器貿易における独占的な支配を脅かす可能性のある世界各地の事件についても、表立った捜査と慎重な捜査の両方を行う。密輸、産業スパイ、妨害行為などは、Ironmasterとアルケンスター議会が大きな関心を寄せるところであり、シールドマーシャルの存在は、そうした悪質な行為に対抗するための彼らの主要な武器となる。シールドマーシャルの銃の腕前は侮れないもので、ライフルを交差させた銀のバッジは大公国のあらゆる扉を開き、あらゆる市民に責任を負わせるに十分なものである。
シールドマーシャルになるためには、キャラクターは以下の基準すべてを満たさなければならない。
技能:〈交渉〉5ランク、〈威圧〉5ランク、〈知識:地域〉5ランク、〈知覚〉5ランク、〈真意看破〉5ランク。
特殊:少なくとも1気概ポイントの気概プールと、少なくとも2つの火器への習熟
シールドマーシャルのクラス技能は、以下の通り:〈軽業〉【敏】、〈はったり〉【魅】、〈交渉〉【魅】、〈装置無力化〉【敏】、〈威圧〉【魅】、〈知識:工学〉【知】、〈知識:地域〉【知】、〈知覚〉【判】、〈真意看破〉【判】、〈隠密〉【敏】、〈生存〉【判】。
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小さなことまで隠せない目、法的審判1回/日 |
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危険感知、銃保安官 |
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迷宮でのずる賢さ |
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法的審判2回/日 |
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ガンハンター |
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法的審判3回/日 |
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二重の危険 |
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武器と鎧への習熟:シールドマーシャルは追加の武器や鎧への習熟を得ない。
小さなことまで隠せない目(変則)/Eye for Detail:シールドマーシャルは、〈知覚〉と〈真意看破〉判定に【判断力】ボーナスと同様に【知力】ボーナスを加える。加えて、他のクリーチャーの〈変装〉と〈手先の早業〉判定に対抗するための〈知覚〉判定にレベルの半分に等しいボーナスを得る。
法的審判(変則)/Legal Judgment:シールドマーシャルは、敵に対して法的な審判を即行アクションとして宣言し、下した審判の種類に基づいてボーナスまたは能力を得ることができる。起動すると、この能力は戦闘が終了するまで持続する。シールドマーシャルが幻惑状態、恐れ状態、恐慌状態、麻痺状態、朦朧状態、気絶状態またはその他の方法で戦闘に参加できない場合、効果は終了しないが、再び戦闘に参加できるようになるまで利益はない。即行アクションとして、シールドマーシャルは法的審判を別の種類に変更することができる。
この能力は、1日1回と、1レベル以降3レベル毎に1回使用できる。これは、特技、魔法のアイテム、または審判能力に影響を与えるその他のゲーム効果を目的で、インクィジターの判断能力に相当する。 ただし、2つのクラス・レベルは累積しない。
防弾/Bulletproof:シールドマーシャルは、遠隔攻撃に対するダメージ減少 1/ーを得る。4レベルの時点で、このダメージ減少はシールドマーシャルのクラス・レベルの半分に等しくなる。この審判を使用するには、シールドマーシャルは鎧を着用しているか盾を使用していなければならない。
破壊/Destruction:シールドマーシャルは、火器または軽い刃を使用した攻撃ロールに+1のボーナスを得、5レベルの時点で+2、10レベルで+3に増加する。このボーナスはクリティカル・ヒット確定ロールで2倍になる。
飄々/Evasive:シールドマーシャルは、そのクラス・レベルのローグとして、身交わし、直感回避、直感回避強化の能力を得る。シールドマーシャルがローグ・レベルを持つ場合、これらのレベルは累積する。
正義/Justice:シールドマーシャルは、火器または軽い刃を使用したダメージ・ロールに+1のボーナスを得る。4レベルの時点で、このボーナスはシールドマーシャルのクラス・レベルの半分に等しくなる。
幸運な回避/Lucky Dodge:シールドマーシャルはアーマー・クラスに+1の回避ボーナスを得、5レベルの時点で+2、10レベルで+3に増加する。このボーナスは自身に対するクリティカル・ヒット確定ロールに対して2倍になる。
素早い回復/Quick Recovery:シールドマーシャルは怪我からすぐに回復し、高速治癒1を得、5レベルの時点で高速治癒2、10レベルの時点で高速治癒3に増加する。
狙撃兵/Sharpshooter:シールドマーシャルは、シールドマーシャル・レベル毎に遮蔽によって与えられたアーマー・クラスへのボーナスを1ポイント無視する。これはシールドマーシャルが完全遮蔽を無視することができるようになるわけではない。
確実な射撃/Sure Shot:シールドマーシャルは、視認困難、ブリンク、ブラー、または同様の効果による火器の失敗確率を2シールドマーシャル・レベル毎に5%減少する(10レベルの時点で最大25%)。視認困難を持つクリーチャーを攻撃するために、正しいマスを目標にしなければならない。この審判は、失敗確率を0%未満に減らすことはできない。
危険感知(変則)/Danger Sense:2レベルの時点で、シールドマーシャルはイニシアチブに自身のレベルの半分に等しいボーナスを得、相手が気がついていないとしても不意討ちラウンド中に常に行動することができる。
銃保安官(変則)/Gunmarshal:2レベルの時点で、シールドマーシャルは自身のレベルの半分のガンスリンガーとして発露を得る。シールドマーシャルがガンスリンガー・レベルを持っている場合、これらのレベルは累積する。 加えて、アルケンスター大公国では、シールドマーシャルのバッジを公然と示すと、【魅力】に基づく全ての技能判定にシールドマーシャル・レベルの半分に等しいボーナスを得る。
迷宮でのずる賢さ(変則)/Labyrinthine Cunning:3レベルの時点で、シールドマーシャルは都市の地形で迷子になることはなく、一時的に盲目状態である場合でも、都市の地形で視界が悪いために移動にペナルティを受けることはない。シールドマーシャルは、移動アクションではなく、即行アクションとして、扉を開閉できる。
都市部の奇襲兵(変則)/Urban Commando:5レベルの時点で、シールドマーシャルは、レンジャーのクラス特徴として、都市を自身の得意な地形として扱う。10レベルの時点で、得意な地形のボーナスは+4に増加するが、2つ目の得意な地形を得ない。既に別のクラスで都市の地形に対する得意な地形ボーナスを持っている場合、これらのボーナスは累積するが、他の地形のボーナスには影響しない。
ガンハンター(変則)/Gunhunter:シールドマーシャルは、特に都市部での秘密作戦に精通している。6レベルの時点で、シールドマーシャルは都市の地形で妨げられることなく群衆や移動困難な地形を移動できる。遮蔽や視認困難がなくても都市後系で隠れるために〈隠密〉を使用することができる。遮蔽または視認困難を得ている場合、〈隠密〉判定にクラス・レベルの半分に等しいボーナスを得る。
二重の危険(変則)/Double Jeopardy:8レベルの時点で、シールドマーシャルが法的審判能力を使用するとき、1つではなく2つの異なる審判を選択する。これは法的審判能力を1回の使用回数分だけ消費する。即行アクションとして、この効果の1つを別の種類に変更することができる。
獲物(変則)/Quarry:9レベルの時点で、シールドマーシャルは視線内の1体の目標を獲物として宣言できる。この能力は、同名のレンジャーの能力と同様に機能する。
シールドマーシャルの最高位(変則)/High Shieldmarshal:10レベルの時点で、シールドマーシャルは彼の団の中で最高ランクを獲得する。法的審判能力を1回使用して、ディサーン・ライズと同等の非魔法の効果を作成するか(術者レベルはクラス・レベルに等しい; 難易度 = 20 +シールドマーシャルの【判断力】修正値)、イニシアチブ判定または【魅力】に基づく技能判定の一部として、その判定で出目20を行うことができる。