ラークシャサ

ラークシャサ Rakshasa

この人物の後ろにそり返ったと野獣のようにをむく容貌は、この者のフィーンド的な本質を疑いようのないものとしている。

ラークシャサ 脅威度10 Rakshasa

経験点9,600
秩序にして悪中型サイズ来訪者原住変身生物
イニシアチブ +9; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+14

防御

アーマー・クラス 25、接触16、立ちすくみ19(+1回避、+9外皮、+5【敏】
ヒット・ポイント 115(10d10+60)
頑健 +9、反応 +12、意志 +8
ダメージ減少 15/および刺突; 呪文抵抗 25

攻撃

移動速度 40フィート
近接 +1ククリ=+16/+11(1d4+4/15~20)、=+10(1d4+1)、噛みつき=+10(1d6+1)
特殊攻撃 ディテクト・ソウツ
修得呪文術者レベル7)

3レベル(5回/日):サジェスチョン難易度16)、ライトニング・ボルト難易度16)
2レベル(7回/日):アシッド・アローマイナー・イメージインヴィジビリティ
1レベル(7回/日):サイレント・イメージシールドチャーム・パースン難易度14)、マジック・ミサイルメイジ・アーマー
0レベルゴースト・サウンド難易度13)、ダンシング・ライツディテクト・マジックプレスティディジテイションメイジ・ハンドメッセージメンディング

一般データ

【筋】16、【敏】20、【耐】22、【知】13、【判】13、【魅】17
基本攻撃 +10; 戦技ボーナス +13; 戦技防御値 29
特技 《イニシアチブ強化》《回避》《クリティカル強化:ククリ》、《攻防一体》《武器の妙技》
技能 〈隠密〉+18、〈芸能〉+16、〈交渉〉+16、〈真意看破〉+14、〈知覚〉+14、〈はったり〉+20、〈変装〉+24; 種族修正 +4〈はったり〉、+8〈変装〉
言語 共通語、獄語、地下共通語
その他の特殊能力 変身(あらゆる人型生物オルター・セルフ

生態

出現環境 気候問わず/地形問わず
編成 単体、2体、カルト(3~12)
宝物 ×2(+1ククリその他宝物

特殊能力

ディテクト・ソウツ(超常)/Detect Thoughts ラークシャサは同名の呪文を用いたかのように思考を感知できる(術者レベル18)。ラークシャサフリー・アクションでこの能を抑止したり再開したりできる。ラークシャサがこの能を使う場合、常にあたかも3ラウンド精神集中したかのように働く。従って、感知できる最大限の情報を得られる。難易度18の意志セーヴに成功すれば、クリーチャーはこの効果抵抗することができる。このセーヴ難易度【魅力】修正値に基づいて算出されている。

ラークシャサ獲物のそばまで気づかれずに歩み寄れる人型生物外見を身にまとう邪である。ラークシャサは大抵の共同体禁忌とされる事柄を体現しており、汚さんとする者らの姿をとって、ラークシャサは憎むべき行為を存分に堪能する。人間の姿であれば、それは人食、冒涜行為、あるいはもっとしき行ないであり、獄で最も残酷な者でさえラークシャサ犯罪者の烙印を押すことだろう。

人型生物に扮していない場合、ラークシャサ動物頭部を持っていること以外は人型の形状をしている。大抵、ラークシャサは(タイガーパンサーなどの)大型の猫か(コブラやヴァイパーなどの)頭部を有する。しかし、それ以外の頭部を持つものもいないわけではない。エイプ(大)、ジャッカル、ヴァルチャー(ハゲタカ)、エレファント(象)、マンティス(螳螂)、リザード(蜥蜴)、ライナセラス(犀)、ボア(猪)、などなどもあり得る。ほとんどの場合、ラークシャサが有する頭部種類は、そのラークシャサの性格をある程度物語っている。ラークシャサはこそこそしていて貪欲だ。猪のラークシャサは食い意が張っていて粗野であることが多い。こうした違いがラークシャサ基本データに響を及ぼすことはめったにないが、複数の頭部を有し、より高い呪文発動能力を持ち、致命的で珍しい追加特殊能力を身につけた、標準のラークシャサよりもずっと強な亜も存在する。

ラークシャサ宗教をあざ笑う。ラークシャサ神格パワーを理解しているが、自分たちこそが定命の種族から崇拝されるに値する唯一の存在であると見なしているのだ。従って、ラークシャサクレリックは非常に稀である。ラークシャサ来訪者だが、ほとんど物質界クリーチャーも同然であり、多くのラークシャサは、最初のラークシャサは忘れ去られて久しい神格によりかつて課されていた何か他の役割を解かれてこの追放刑を受けることになった、と信じている。ラークシャサ通常、単独で事に当たるが、幾世代にもわたって内側より定命の文明を崩壊させるべく共同で作業するラークシャサの拡大家族にしたという話も聞かないではない。ラークシャサは身長6フィート(約1.8m)、体重180ポンド(約80kg)である。


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