Contact Entity I/存在との接触I
出典 Horror Adventures 112ページ
系統:力術; 呪文レベル:ウィザード/ソーサラー2、ウィッチ2、オカルティスト2、クレリック2、サイキック2、サモナー2、シャーマン2、ミーディアム1
発動時間:1分
構成要素:音声、動作、物質(本文参照)
距離:100マイル
目標:6HD以下の存在20体まで; 本文参照
持続時間:瞬間
セーヴィング・スロー:不可; 呪文抵抗:不可
術者は半径100フィート以内にいる特定の種別の奇怪な存在に魔法のメッセージを送る。術者は同様のクリーチャー20体までにメッセージを送ることができる。上限に到達するまで、最も近いクリーチャーから順に届く。この呪文はヒット・ダイスが6より高いクリーチャーにはつながらない。特定のメッセージを送ることはできないが、この呪文(そして全てのコンタクト・エンティティ呪文)はつながって意思疎通を確立するために開かれた招待を示す。範囲内に適切な存在がいたなら、この呪文は自動的に成功する。術者は伝文が受け取られたかどうかを知ることはなく、受け取ったクリーチャーの詳細情報や数を知ることもない。伝文を受け取ったクリーチャーは呪文が発動された場所と距離を理解する。この呪文は目標を招請も招来もしないため、呪文が発動した場所まで自分の移動手段で移動しなければならない。
この呪文に反応するクリーチャーは状況が合致して迎えるものだけだ。そうでないクリーチャーは単にこの呪文を無視する。やってくるクリーチャーは自分の時間に合わせて訪れる。通常は警戒しながら訪れ、襲撃の可能性を警戒している。この呪文の目標が所属している組織や共同体がある場合、目標はそれらにこの情報を伝えてからやって来る。つながりを得たクリーチャーがどのように反応するかに制約はない。敵意を向けるかもしれないし、会談を申し込むかもしれないし、仲間を楽しませるかもしれない。あるいはつながってきたクリーチャーを特定の能力(スタースポーンの圧倒的な精神など)のために支配下に置こうとするかもしれない。スクライングのような呪文のために、このクリーチャーは最初に術者の知識を持ち、術者に似た存在がいればそちらと先につながろうとするかもしれない。
クリーチャーの種別それぞれに対して、呪文発動時に準備しないといけない物質要素が異なっている。これは112ページの表4-1:コンタクト・エンティティに示されている。これらの構成要素の中には効果なものもあるし、獲得するために試練をこなさなければならないものもあるかもしれない。特定のクリーチャーの種類とつながるための呪文は[悪]、[混沌]、あるいはその両方の補足説明を持ち、この情報も表に記載されている。
ヴーニスB3 |
蒲一束[混沌] |
グリオスB5 |
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学術的な書物1冊 | |
ディープ・ワンB5 |
文字の刻まれた石板1つ |
ナイトゴーントB4 |
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ラットリングB4 |
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エルダー・シングB4 |
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隕石の破片 | |
シャンタクB2 |
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1,000GPの価値がある夢の記憶の絵 | |
ネ・サールグーB2 |
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ミ=ゴB4 |
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ヤンゲスB5 |
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リューチャリクB5 |
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レン・グールB5 |
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アーセリエクサB5 |
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イシアンB3 |
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ウェンディゴB2 |
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ガグB2 |
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刻まれた石版 | |
ムーンビーストB3 |
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レン・スパイダーB2 |
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ボールB4 |
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ボディシーフB4 |