ボロボロの革のローブをまとったこの奇妙な人型生物は、その引きつった容貌から見て取れるよりもさらに異質で恐るべき者のようだ。
経験点4,800
混沌にして悪/中型サイズの来訪者(悪、混沌、他次元界)
イニシアチブ +4; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+16
アーマー・クラス 21、接触15、立ちすくみ16(+1回避、+6外皮、+4【敏】)
ヒット・ポイント 95(10d10+40); 異次元高速治癒5
頑健 +11、反応 +11、意志 +6
防御能力 異常な解剖学的構造、無呼吸; 完全耐性 毒; 抵抗 [雷撃]30、[氷雪]30; 呪文抵抗 19
移動速度 40フィート
近接 噛みつき=+14(1d6+2、加えて1d6【敏捷力】吸収)、爪(×2)=+14(1d4+2)
特殊攻撃 急所攻撃+5d6
擬似呪文能力 (術者レベル10; 精神集中+15)
常時:タンズ
3回/日:マイナー・イメージ(難易度17)、ディテクト・ソウツ(難易度17)、ヒプノティック・パターン(難易度17)、レヴィテート
1回/日:プレイン・シフト(難易度20、自身のみ)、ロケート・オブジェクト
【筋】14、【敏】18、【耐】19、【知】18、【判】17、【魅】21
基本攻撃 +10; 戦技ボーナス +12; 戦技防御値 27
特技 《欺きの名人》、《回避》、《強行突破》、《説得力》、《武器の妙技》
技能 〈威圧〉+12、〈隠密〉+17、〈交渉〉+7、〈呪文学〉+12、〈職能:船乗り〉+8、〈真意看破〉+16、〈装置無力化〉+14、〈知覚〉+16、〈知識:いずれか1つ〉+17、〈手先の早業〉+17、〈はったり〉+22、〈変装〉+12(人型生物では+16)、〈魔法装置使用〉+18; 種族修正 +4中型の人型生物に〈変装〉する場合
言語 アクロ語; タンズ
出現環境 気候問わず/地上
編成 単体、徒党(2~5)、または乗組員(6~15)
宝物 ×2(500~2,000gpのルビー、その他の宝物)
【敏捷力】吸収(超常)/Dexterity Drain デナズン・オヴ・レンの異世界的な歯と舌は、噛みつき攻撃によって1d6ポイントの【敏捷力】吸収を行うことができる。人造、エレメンタル、そのほか肉の体を持たないクリーチャーはこの効果に完全耐性を有する。難易度19の頑健セーヴに成功した場合、【敏捷力】吸収を1ポイントに軽減できる。このセーヴ難易度は【耐久力】に基づいている。
異次元高速治癒(超常)/Planar Fast Healing デナズン・オヴ・レンはいかなる時もレンと繋がりを保ち、レンから離れている場合、高速治癒5を得る。レンにいる場合または次元間の繋がりが機能していない地域にいる場合はこの能力は失われる。殺された場合、デナズンの肉体は1d4ラウンドで消えて無と化し、その装備品は残される。殺害されたデナズンは殺害された召喚クリーチャーと同様にレンで再生する。その高速治癒が無効化されている場合のみ恒久的に殺すことができる。
異常な解剖学的構造(変則)/Unusual Anatomy デナズンの内的な解剖学的構造は個体によって異なり、50%の確率でそれに対するクリティカル・ヒットや急所攻撃を通常の攻撃として扱う。
この不気味な住人は彼らの奇妙な故郷であるレンから次元界を旅する。緩く体にあったローブを着、頭部と顔を覆って人間に変装している場合にのみ争わずに歩き回る。この変装の下には、角の生えた額、爪の生えた指、触手で一杯の口、先の割れた蹄のあるヤギのような曲がった足がある。
多くの学者が異世界の領域であるレンが何処にあるのかを議論している。一部の者は外方次元界に見出すことができるだろうと信じている。他の者は夢の次元を経由してのみたどり着くことができるだろうと確信している。レンの住人は自由に、しばしば奇妙な黒い船で他の次元界に旅することができ、常に新しい奴隷の血脈を探し、稀なサービスや魔法の財宝とルビーを交換している。他の時には、彼らは犠牲者を奴隷やもっと悪いものに使うために拉致する目的で、もっと暴力的に来訪する。レンにおいては、この住人たちはその領域の怪物のような蜘蛛と長い間戦っており、その戦争は時に他の世界にまで影響を及ぼす。
デナズン・オヴ・レンは体重200ポンド、身の丈5.5フィート。