出典 Pathfinder Society Primer 18ページ
様々なスキルを身につけ、どんなに悲惨な状況でも冷静に対処できるよう訓練されたパスファインダー・フィールド・エージェントは、冒険者のパーティにとって大きな助けとなる。
パスファイター・フィールド・エージェントになるためには、キャラクターは以下の基準すべてを満たさなければならない。
技能:〈知識:いずれか〉5ランク、〈言語学〉1ランク、〈知覚〉1ランク
特殊:パスファインダー協会のアクティブなメンバーであり、ウェイファインダーを所有していなければならない。
パスファイター・フィールド・エージェントのクラス技能は、以下の通り:〈はったり〉【魅】、〈登攀〉【筋】、〈交渉〉【魅】、〈装置無力化〉【敏】、〈脱出術〉【敏】、〈治療〉【判】、〈知識:全て〉【知】、〈言語学〉【知】、〈知覚〉 【判】、〈真意看破〉【判】、〈隠密〉【敏】、〈水泳〉【筋】、〈魔法装置使用〉【魅】。
ヒットダイスの種類:d8。
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パスファインダーの訓練、ウェイファインダーのアップグレード |
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パスファインダーの訓練 |
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パスファインダーの訓練 |
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ウェイファインダーのアップグレード |
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パスファインダーの訓練 |
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以下のすべてがパスファイター・フィールド・エージェント上級クラスの特徴である。
武器と鎧への習熟:パスファイター・フィールド・エージェントは追加の武器や鎧への習熟を得ない。
パスファインダーの訓練/Pathfinder Training:パスファインダー・フィールド・エージェントは、探索、報告、協力の義務を果たすのに役立つ追加の訓練を受ける。特記ない限り同じ訓練を2回得ることはできない。パスファインダー・フィールド・エージェントは、3レベル以降3レベル毎に追加のパスファインダーの訓練を得る。
動物への魅力(変則)/Animal Magnetism:この能力はドルイドの野生動物との共感のクラス能力として機能するが、野生動物との共感ボーナス決定する目的でをパスファインダー・フィールド・エージェントの有効ドルイド・レベルは自身のパスファインダー・フィールド・エージェント・レベルに等しい。パスファインダー・フィールド・エージェントのレベルは、パスファインダー・フィールド・エージェントの合計野生動物との共感ボーナスを決定する目的で野生動物との共感を与える他のクラスのレベルと累積する。
器用な防御屋(変則)/Deft Defender:パスファインダー・フィールド・エージェントが味方のアーマー・クラスを増加させるために援護アクションを使用すると、次のターン開始時まで自身のアーマー・クラスに+1の回避ボーナスを得る。
映像記憶(変則)/Eidetic Memory:数え切れないほどのパスファインダー支部の図書館での長年の訓練は、パスファインダー・フィールド・エージェントに並外れた想起を与えた。この訓練を受けたパスファインダー・フィールド・エージェントは、全ての〈知識〉技能判定にクラス・レベルの半分(最低1)を加え、未習得でも全ての〈知識〉判定を試みることができる。
上級呪文発動/Greater Casting:パスファインダー・フィールド・エージェントは上級クラスを追加する前に自身が持っていた呪文発動能力クラスのレベルを得たかのように1日毎の新しい呪文を得る。1日毎の呪文、修得呪文、及び術者レベルの増加以外のそのクラスの利益を得ることはない。パスファインダー・フィールド・エージェントは複数の呪文発動能力クラスのレベルを持つ場合、このパスファインダーの訓練を得る時に、この増加を適用するクラスを選択しなければならない。
敵を知る(変則)/Know Thy Enemy:パスファインダー・フィールド・エージェントは1種類のクリーチャー種別を選択でき、選択した種別のクリーチャーを識別するための〈知識〉判定に+5のボーナスを得る。これは複数回取得でき、毎回異なるクリーチャー種別に適用される。
ローグの技/Rogue Talent:パスファインダー・フィールド・エージェントは資格のあるローグの技を選択することができる。
技能開眼(変則)/Skill Specialization:パスファインダー・フィールド・エージェントは、任意の技能を選択して、自身のクラス技能とすることができる。加えて、選択した技能での判定にクラス・レベルの半分にボーナスを得る。この訓練は複数回選択でき、選択するたびに異なる技能に適用する。
急所攻撃+1d6(変則)/Sneak Attack+1d6:この能力は、同名のローグの技と同じである。パスファインダー・フィールド・エージェントが別の源から急所攻撃のボーナスを得る場合、ダメージへのボーナスは累積する。パスファインダー・フィールド・エージェントはこの訓練を選択する前に少なくとも3レベルでなければならない。
罠探し/Trapfinding:この訓練は同名のローグのクラス特徴として機能する。パスファインダー・フィールド・エージェント・レベルは、罠探しのボーナスの合計値を決定する目的でこの特徴を与える他のクラス・レベルと累積する。
ウェイファインダーのアップグレード/Wayfinder Upgradeレベル1の時点と以降3レベル毎に、パスファインダー・フィールド・エージェントは自身のウェイファインダーに追加の能力を加えることができる。これらの能力は標準的なウェイファインダー(Pathfinder Campaign Setting:The Inner Sea World Guide 299ページ参照)に追加しなければならず、変種や修正版のウェイファインダーには追加できない(ただし、パパスファインダー・フィールド・エージェントは望むならば同時に複数のウェイファインダーを所持することができる)。パスファインダー・フィールド・エージェントがアップグレードしたウェイファインダーを失った場合、通常のコストにパスファインダー・フィールド・エージェント・レベル毎に100gpを加えた金額で新しいものを購入でき、以前に選択したすべてのアップグレードを維持できる。パスファインダー・フィールド・エージェントはリストにあるウェイファインダーのアップグレードの中から選択することができる。追加の呪文効果を与えるアップグレードは、ウェイファインダーの術者レベルか、パスファインダー・フィールド・エージェントのクラス・レベルのどちらか高い方を用いて、術者レベルに依存する効果を決定する。
ダンシング・ライツ/Dancing Lights:パスファインダーはウェイファインダーのライトを発動する能力を、回数無制限にダンシング・ライツを発動する能力に置き換える。
デイライト/Daylight:パスファインダー・フィールド・エージェントは、1日1回、ウェイファインダーをデイライトを発動するために使用できる。このアップグレードは複数回選択できる。選択するたび、パスファインダー・フィールド・エージェントは1日の呪文の追加の使用回数を得る。
携帯瓶/Flask:ウェイファインダーの枠には隠し場所が彫られており、ポーション、オイル、毒1服などを1つだけ隠すことができる。この物質は、機会攻撃を誘発しない即行アクションとして取り出せる(所持しているアイテムを取り出すために必要な通常の移動アクションとは異なる)。ポーションを飲んだり、オイルや毒を塗ったりすることは、依然として機会攻撃を誘発する通常のアクションである。パスファインダー・フィールド・エージェントは、隠し場所内のアイテムを検知するために観察または検査している者の〈知覚〉判定に対抗するために行った〈手先の早業〉判定に+2のボーナスを得る。
隠す/Hidden:パスファインダー協会との関係性を潜在的な敵から隠すために、このアップグレードを持つパスファインダー・フィールド・エージェントは、1日3回、ウェイファインダーを不可視状態にし、invisibilityとmagic auraの効果下であるかのように、魔法のオーラを隠すことができる。この効果を使用すると、効果はパスファインダー・フィールド・エージェントの2クラス・レベル毎に、最大1時間持続し(最低1時間)、パスファインダー・フィールド・エージェントは移動アクションとして解除することができる。
メッセージ/Message:ライトの擬似呪文能力に加えて、ウェイファインダーは回数無制限にメッセージを発動するために使用できる。
盾/Shielding:1日1回、パスファインダー・フィールド・エージェントはウェイファインダーを起動して、パスファインダー・フィールド・エージェント・レベルに等しい分数の間、アーマー・クラスに+2の反発ボーナスを得ることができる。このボーナスは5パスファインダー・フィールド・エージェント・レベル毎に1ずつぞうかする。
サイレンス/Silence:1日1回、パスファインダー・フィールド・エージェントは、1日1回、ウェイファインダーを使用して、呪文としてサイレンスのオーラを放つことができる。サイレンス効果は、ウェイファインダーを中心としなければならない。このアップグレードは複数回選択できる。選択するたび、パスファインダー・フィールド・エージェントは1日の呪文の追加の使用回数を得る。
ステイビライズ/Stabilize:ウェイファインダーは回数無制限にステイビライズを発動するために使用できる。
ボーナス特技:2レベル以降3レベル毎に、パスファインダー・フィールド・エージェントはボーナス特技を選択できる。これらのボーナス特技は《技能熟練》またはチームワーク特技でなければならない。パスファインダー・フィールド・エージェントは選択したボーナス特技の前提条件を満たしていなければならない。
伝説の発見(超常)/Legends Uncovered:10レベルの時点で、パスファインダー・フィールド・エージェントは遠い過去の秘密を明らかにする能力を持つ。古代の人物、場所、またはアーティファクトを研究または調査するときに1日1回、エージェントは、レジェンド・ローア呪文を発動しているかのように、利益を得るために自分自身をタスクに捧げることができる。