出典 Elemental Master's Handbook 26ページ、Pathfinder #22:The End of Eternity 52ページ
ジンニーは縛られたり瓶に入れられたりすることを嫌うが、力は尊重されている――特にジンニーを束縛する芸術の達人を。この召喚術師の中で最も偉大な者は、ジンニーの封印の芸術を洗礼させたケレッシュ人の術者であるSulesh the Greatである; 彼の弟子たちは今もなおその術を完成しようと続けている。
ジンニー・バインダーになるためには、キャラクターは以下の基準すべてを満たさなければならない。
技能:〈交渉〉4ランク、〈知識:貴族〉4ランク、〈知識:次元界〉11ランク
特殊:プレイナー・アライもしくはプレイナー・バインディングの発動能力、または擬似呪文能力としてサモン・モンスターVIを発動する能力
ジンニー・バインダーのクラス技能は、以下の通り:〈はったり〉【魅】、〈交渉〉【魅】、〈威圧〉【魅】、〈知識:神秘学〉【知】、〈知識:貴族〉【知】、〈知識:次元界〉【知】、〈真意看破〉【判】、〈呪文学〉【知】。
ヒットダイスの種類:d6。
以下のすべてがジンニー・バインダー上級クラスの特徴である。
武器と防具の習熟:ジンニー・バインダーは追加の武器や鎧への習熟を得ない。
束縛蓄積(超常)/Binding Pool:恐喝、契約、魔法の精巧さ、交渉の組み合わせを使用し、ジンニー・バインダーはジンニーに命令し、彼らの魔法を放出することができる。ジンニー・バインダーはジンニー・バインダー・クラス・レベル2の倍に等しい束縛ポイントのプールがあり、プールは毎日通常は夜に安眠をした後再チャージされる。ジンニーと対話をするための【魅力】判定または【魅力】に基づく技能判定を試みる前にフリー・アクションとして、ジンニー・バインダーは束縛蓄積から1ポイントを消費し、結果に1d6を加えることができる。
元素の封(擬呪)/Elemental Seal:ジンニー・バインダーは自身の束縛蓄積から1ポイントを消費することで、クリーチャーや硬い表面に接触して、元素の封と呼ばれる強力なルーンを作成できる。1レベルの時点で、ジンニーバインダーは風の封を作成することができる。2レベル、3レベル、4レベルでそれぞれ地、火、水の風を作成する方法を知る。封の作成には標準アクションが必要であり、同意しない目標には近接接触攻撃に成功することが必要である。元素の封は術者レベルがジンニー・バインダーのキャラクター・レベルに等しく、関連するセーヴィング・スローが10+ジンニー・バインダーのクラス・レベル+【魅力】修正値に等しい、筆記にもどつく魔法の効果である。
1レベルの時点で、ジンニー・バインダーは一度に1つの元素の封止しか維持できない。その制限を超えて別の封を作成した場合、即座に終了する封1つを選択する。それ以外の場合、元素の封は24時間の間持続し、ジンニー・バインダーは束縛蓄積から消費して1日毎に1ポイントを消費して、24時間の間封の持続時間を延長できる。
元素の封は、それがジンニー、非ジンニーのクリーチャー、または個体に表面に設置されているかによって異なる効果を持つ。ジンニー・バインダーが副種別が一致するジンニーに設置する場合(ジンに風の封を設置するなど)、ジンニーは意志セーヴに正呼応するか、風が持続する限りチャーム・モンスターの影響を受けなければならない。
ジンニー・バインダーが非ジンニーのクリーチャーに元素の封を設置した場合、そのクリーチャーは元素の封に基づく1つのエネルギー種別に対する抵抗10を含むいくつかの常時の利益を得る。風の封は[雷撃]に対する抵抗とフェザー・フォールを与える。地の風は[強酸]に対する抵抗とバークスキンを与える。火の封は[火炎]に対する抵抗とクリーチャーが用いている武器1つにフレイミング武器の特殊能力を与える。水の封は[氷雪]に対する抵抗、フリーダム・オヴ・ムーヴメント、ウォーター・ブリージングを与える。5レベルの時点で、これらの与えられるエネルギーに対する抵抗は20に増加する。
固体の表面に設置すると、元素の封はグリフ・オヴ・ウォーディングとして機能する。封は爆発の秘文の効果のみを複製し、元素の封に基づく特定の種別のダメージを与える:[強酸](元素の封)、[氷雪](水の封)、[雷撃](風の封)、[火炎](火の封)。
ジンニー体得(超常)/Genie Mastery:1レベルの時点で、ジンニー・バインダーはジンニーの眷属を束縛するか呪文発動の力を追求するかを決定しなければならない。この決定を行うと、変更することはできない。ジンニーの眷属を選択した場合、ジンニーの副種別を持つ幻獣を得、ジンニー・バインダー・レベルを有効サモナー・レベルとして扱う; ジンニー・バインダー・レベルはこの目的のために自身のサモナー・レベルと累積するが、ジンニーの副種別を持つ幻獣に対してのみである。呪文発動を選択した場合、提示されているレベルに加えて、3レベルの時点で、呪文発動のクラス特徴の利益を得る(下記参照)。
1日毎の呪文:提示されているレベルで、ジンニー・バインダーは上級クラスを追加する前に得ていた呪文発動クラスでレベルを得たかのように新しい呪文を得る。 しかし、1日の追加の呪文、修得呪文(任意発動の術者である場合)、及び呪文発動の有効レベルの増加を除いて、そのクラスのキャラクターが得たであろう他の利益を得ない。キャラクターがジンニー・バインダーになる前に複数の呪文発動クラスを持っている場合、1日毎の呪文を決定するために新しいレベルを追加するクラスを決定しなければならない。
ジンニーの召喚(超常)/Genie Summoner:2レベルの時点で、ジンニー・バインダーは、指定された サモン・モンスター呪文を使用して招来できるクリーチャーにジンニーの一部の種類を加える:ジン(サモン・モンスターV)、イフリートまたはシャイタン(サモン・モンスターVI)、マーリド(サモン・モンスターVII)。この方法でジンニーを招来するたび、ジンニー・バインダーは自身の束縛蓄積から1ポイントを消費しなければならず、招来されたジンニーはウィッシュを発動できない。
封追加(超常)/Extra Seal:3レベルの時点で、ジンニー・バインダーは一度に最大で2つの元素の封を維持できる。5レベルの時点で、最大3つの元素の封を維持できる。
阻止不可能な封(超常)/Unstoppable Seal:5レベルの時点で、ジンニーに元素の封を設置する時、ジンニー・バインダーは束縛蓄積から1ポイントを消費して、効果に抵抗するためのセーヴィング・スロー難易度を2増加させることができる。