トレールゴーント

トレールゴーント Trailgaunt

この不潔い姿は、痙攣する足を完全に制御していないかのように前に突進していく。

トレールゴーント 脅威度3 Trailgaunt

出典 Bestiary 6 264ページPathfinder Comics #11 28ページ
経験点 800
中立にして悪/中型サイズアンデッド
イニシアチブ +2; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+7

防御

アーマー・クラス 15、接触8、立ちすくみ15(+7外皮、-2【敏】
ヒット・ポイント 25(3d8+12)
頑健 +5、反応 -1、意志 +5
防御的能 エネルギー放出に対する抵抗+2; ダメージ減少 5/斬撃; 完全耐性 アンデッドの種別特性
弱点 道への憎悪

攻撃

移動速度 10フィート、穴掘り10フィート、登攀10フィート
近接 噛みつき=+4(1d4+2、加えて“苦痛”)、(×2)=+4(1d4+2、加えて“苦痛”)
特殊攻撃 同族作りつぶやき復讐の一撃

一般データ

【筋】15、【敏】6、【耐】―、【知】7、【判】14、【魅】19
基本攻撃 +2; 戦技ボーナス +4; 戦技防御値 12
特技 《イニシアチブ強化》《追尾》
技能 〈隠密〉+7、〈生存〉+4(痕跡を辿る場合は+12)、〈知覚〉+7、〈登攀〉+10; 種族修正 +4〈隠密〉、+8痕跡を辿る場合の〈生存〉
言語 共通語
その他の特殊能力 突然の突進確かな足取り

生態

出現環境 気候問わず/上(原野)
編成 単体、2体、または小さな群れ(3~10)
宝物 標準

特殊能力

苦痛(超常)/Pain トレールゴーント噛みつきダメージを受けたクリーチャーは、難易度 15の頑健セーヴを行わねばならず、失敗すると1ラウンドの間と足の痛みでよろめき状態になる。地面接触しているクリーチャーはこのセーヴィング・スローに対して-1のペナルティを受ける。セーヴ難易度【魅力】に基づいている。

確かな足取り(超常)/Sure Stride トレールゴーント移動速度移動困難な地形によって低下することはなく、そのような状況であっても5フィート・ステップを行うことができる。

つぶやき(超常)/Mutter トレールゴーントの痛みに満ちたつぶやきうめき声を聞くことは苦痛なことである。トレールゴーントから10フィート以内でターンを開始するクリーチャー難易度 15の意志セーヴを行わねばならず、失敗すると1ラウンドの間怯え状態となる。トレールゴーントつぶやきに対する複数のセーヴィング・スローの失敗は、この効果恐れ状態にすることにはならない。これは[音恐怖精神作用]効果である。セーヴ難易度【魅力】に基づいている。

同族作り(超常)/Create Spawn トレールゴーントによって殺害された人型生物は、体が埋葬されておらず、の行き届いた道路からの届くところにいない限り、次の日没トレールゴーントになる。このように作成された同族は自由意志があり、生前持っていた能を持っていない。

突然の突進(変則)/Sudden Lunge 1分間に1回、トレールゴーントは一気に駆け出し、1ラウンドの間40フィートの移動速度を得ることができる。

道への憎悪(変則)/Loathing トレールゴーントの行き届いた道路を横断することはできない。その下に潜り込んだり、乗り越えたりすることはできるが、障壁などを超えることはできない。の行き届いた道路に押し込まれたトレールゴーントは各ラウンドの開始難易度 15の意志セーヴを行わねばならず、失敗するとアクションを行うことができない。

復讐の一撃(変則)/Vengeful Strike トレールゴーントに多くの時間を費やす商人巡礼者などを憎み、そのような目標に対する全ての攻撃ロール〈知覚〉判定〈生存〉判定に+2のボーナスを得る。

恐ろしいトレールゴーントは、行者が長い間道路を歩いてきた地域を悩ませるアンデッドの一である。伝説によれば、トレールゴーントは道に迷い野ざらしや飢餓で亡くなった老練な旅人の遺体が産まれたとされており、体的な苦痛に加え、予期せぬ孤独な結末を迎えたという大きな恥辱と屈辱で苦しんでいる。トレールゴーント旅人への復讐を欲し、多くの場合次の日没とともに新しいトレールゴーントとして蘇るために、虐殺した者の足元でご馳走を楽しむように駆り立てられる。足が無傷トレールゴーントは稀な存在であるが、幸運にも足の指がすべて残っているものでも、足が遅く不器用である。

遊牧民族の社会ではトレールゴーントは特に恐れられており、このアンデッドクリーチャー犯罪を犯した者を執拗に付け狙う類の話に人気がある。最も一般的なものは、荒野で相を見捨てた狩人が1年間の狩りの利益で繁栄した後、裏切られた相がついに裏切り者に追いつき寝ている間に殺してしまうというものである。この物語は多くのバリエーションが存在するが、必然的に裏切り執拗追跡が中心のテーマになって展開されている。

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