このウナギのようなクリーチャーには太くベタつく体と小さな歯で満たされた大きな円形の口がある。
経験点200
真なる中立／超小型サイズの異形（水棲）
イニシアチブ ＋0； 感覚 アーケイン・サイト、擬似視覚60フィート； 〈知覚〉＋6
アーマー・クラス 12、接触12、立ちすくみ12（＋2サイズ）
ヒット・ポイント 9（2d8）
頑健 ＋0、反応 ＋0、意志 ＋4
防御能力 宿主との緩衝； 完全耐性 ［精神作用］効果、［毒］、［病気］； 呪文抵抗 11
移動速度 5フィート、水泳30フィート
近接 噛みつき＝＋3（1d4－3、加えて“食らいつき”および1d3【判断力】ダメージ）
接敵面 2・1/2フィート； 間合い 0フィート
特殊攻撃 人形使い
擬似呪文能力 （術者レベル5； 精神集中＋1）
【筋】4、【敏】11、【耐】11、【知】12、【判】13、【魅】2
基本攻撃 ＋1； 戦技ボーナス －1（＋7組みつき）； 戦技防御値 6（対組みつき14、足払いされない）
特技 《武器の妙技》
技能 〈隠密〉＋13、〈水泳〉＋10、〈知覚〉＋6、〈知識：神秘学〉＋6、〈登攀〉＋2
言語 アクロ語（話せない）； テレパシー10フィート
その他の特殊能力 収縮、水陸両生
出現環境 気候問わず／水
編成 単体、2体、または大量発生（3～12）
宝物 なし
ウィザーズ・シャックルは脈動する静脈で覆われた丈夫な体を持つ、知的でウナギに似た寄生生物である。宿主に寄生していないウィザーズ・シャックルは非常に臆病であり、典型的には可能であれば逃げる。しかしながら、魔法を発動するか、擬似呪文能力を使うことができるクリーチャーにウィザーズ・シャックルが気が付くならば、非常に攻撃的になる。一度そのクリーチャーと身体的な接触を確立すると、ウィザーズ・シャックルはその宿主を支配しようとする。ウィザーズ・シャックルは非術者を制御することはできず、試みることは決してない。
ウィザーズ・シャックルは知的であるが、彼らには自身の社会がなく、宿主がなければ無意味な害虫のように食べ交配し、寝るだけの単純な行為を行う。しかし一度呪文発動する宿主を支配すると、ウィザーズ・シャックルはその潜在能力を最大限に発揮する。奇妙な切望と謎の衝動に駆られるウィザーズ・シャックルは宿主を、外からの視点では意味をなさない様々な仕事を実行するよう導く。これらの仕事のほとんどが、奇妙だが穏やかなものであり、例えば、魔法を使って商人の銀製食器を盗んだり、農民の家の屋根を修復するなどである。稀に、ウィザーズ・シャックルは宿主に未知の目的を達成する意図で殺人やその他の残虐な行為を強制するが、そのような行為の犠牲者のほとんどは生来から邪悪であるか堕落している傾向がある。それにもかかわらず、宿主に食らいついたウィザーズ・シャックルは人型生物の社会に来た時異界的だが子供のような無邪気な好奇心を持ち、より多くの発見をする展望だけが彼らの謎の仕事から注意をそらせる。
宿主に引っ付いたウィザーズ・シャックルは支配された術者だけで構成された魔導士ギルドのような社会的なグループを形成することがある。これらの集団は、個々のウィザーズ・シャックルほどではないかもしれないが理解できない目的に向かって協力する傾向がある。このような目的には、1週間を費やして輝くまで全ての都市の噴水を綺麗にしたり、中空の銅でオベリスクを建造したりすることが含まれているかもしれない。
典型的なウィザーズ・シャックルは体長1フィート（約30cm）に過ぎず、体重約2ポンド（約900g）。
ごくまれに、世界について十分学んだウィザーズ・シャックルは宿主なしでも維持できる個性を確立する。アークウィザーズ・シャックルは他人の心を隷属させることを理解しているので、彼らの親類よりもしばしば破壊的で危険である。多くの者は完全に制御するのではなく、宿主と一緒に作業をすることを学ぶが、悪のウィザーズ・シャックルははるかに重大な脅威である。アークウィザーズ・シャックルはクラス・レベルを持つ。
