経験点1,600
真なる中立/大型サイズの魔獣
イニシアチブ +3; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+7
アーマー・クラス 18、接触12、立ちすくみ15(+6外皮、-1サイズ、+3【敏】)
ヒット・ポイント 52(5d10+25)
頑健 +9、反応 +7、意志 +2
移動速度 10フィート、水泳40フィート
近接 噛みつき=+12(2d6+10、加えて“つかみ”)または舌=+12(“つかみ”および“引き寄せ”)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート(舌は20フィート)
特殊攻撃 飲み込み(1d6[強酸]ダメージ、アーマー・クラス14、5hp)、引き寄せ(舌、15フィート)
【筋】24、【敏】17、【耐】21、【知】2、【判】13、【魅】6
基本攻撃 +5; 戦技ボーナス +13(+17組みつき); 戦技防御値 26(足払いされない)
特技 《技能熟練:隠密》、《強打》、《武器熟練:噛みつき》
技能 〈隠密〉+6(水中では+14)、〈水泳〉+19、〈知覚〉+7; 種族修正 +8水中での〈隠密〉
その他の特殊能力 皮膚を見通す、収縮
出現環境 温暖/河川または湿地
編成 単体または2体
宝物 なし
収縮(変則)/Compression ティジェラクは深さ8インチ程度の浅い水路に残るために収縮の能力を使うことができる。水の底に対して収縮するとき、ティジェラクは〈隠密〉に+4の状況ボーナスを得る。
皮膚を見通す(変則)/See-Through Skin ティジェラクの体のほとんどが透明であるので、ティジェラクに飲み込まれたクリーチャーはティジェラクの外へ視線を持ち、ティジェラクの外側のクリーチャーは飲み込まれたクリーチャーを見ることができる。
舌(変則)/Tongue ティジェラクの舌はティジェラクの通常の間合いの2倍に等しい間合いを持つ主要攻撃である(大型のティジェラクは20フィート)。ティジェラクの舌は攻撃のダメージを与えず、クリーチャーをつかみ、近接するまで引き寄せるために用いることができる。このように舌を使用している間ティジェラクは組みつき状態を得ない。
ティジェラクは生息する湖と川に大混乱をもたらす悪質な淡水の捕食者である。事態を悪化させるために、ティジェラクは動物と人型生物が安全だと考えるかもしれない小さな川を通って内陸へと頻繁に訪れる。ティジェラクがそうした水中で上流へと泳ぐとき、自然と筋肉と器官を収縮させ、深さ1フィート未満の水中に留まれるようにする。攻撃を受けるや否や完全なサイズにまで爆発し、小さな獲物を飲み込むか、食料とともに泳いで離れる前に大きなクリーチャーを水中へと引きずり込み、犠牲者を粉砕してもしかすると溺れさせる。
ティジェラクは主に水棲の獲物で生活をするが、岸で捕獲したクリーチャー、例えばシカやイノシシのようなかなり大きな哺乳類を食べることがしばしばある。そのようなクリーチャーを捕まえるためにティジェラクはがっちりととぐろを巻く鞭状の舌を伸ばして獲物の足の1本に絡ませ、その口へとクリーチャーを引くために付属物を引っ込めて、獲物を水中へと引きずり込むことができる。
ティジェラクの皮膚はほぼ透明であり、自身に水中での天然のカモフラージュを与える。その錆色の器官や組織は小川や水流の底と簡単に間違えてしまうことがある。魚や岸辺付近をぶらつく陸上生物を腹いっぱいに詰め込んだ後、獲物をゆっくりと消化している間、ティジェラクは湖や川の底で自身を収縮する。その時では、たとえティジェラク自身が見えない状態であっても、食道の中に肉塊が明らかに見えるのでその隠密は損なわれる。
成体のティジェラクは体長15フィート(約4.6m)、体重200ポンド(約90.7kg)であるが、食事直後のティジェラクは体重が2~3倍に増えることがある。ジャイアント・クリーチャーの単純なテンプレートを持つ大きなティジェラクはより大きな獲物への脅威である。