出典 Pathfinder #14:Children of the Void 62ページ
ある英雄たちは、派手な規則や高い信条、華々しい演説を信じず、ただ悪を殺し、友人たちと時間を過ごし、おいしい食事とおいしいお酒を囲んで素晴らしい物語を語り合うことを望んでいる。シュヴァリエは、本格的な騎士のように息苦しくも制限もないが、人生の良い面を讃え、踏みにじるところならどこでも悪と戦うことを望む善人なのである。
シュヴァリエは宗教に関係なく、同じ志を持つすべての人々を歓迎するが、彼らの多くはカイデン・カイリーエンを信仰している。多くはファイター、ローグ、バーバリアンであるが、ソーサラー、クレリック、バード人も珍しくはない。シュヴァリエはしばしば守護神を記した黄金のピンや、恋人や戦友の証しを身につける。会員になるには、他のシュヴァリエの前で誓いを立て、自分が戦う相手の名前や、世の中を良くしたいという気持ちを体現している人物を呼び出すことで簡単に取得できる。辺境の町で宿屋を営む冒険家も、盗賊を探す旅人も、ドラゴンスレイヤーになろうとする者も、皆シュヴァリエかもしれない。高邁な志と特異な戦闘技術、そして強靭な意志を併せ持つ彼らは、不思議なほど効果的なコンビネーションを発揮する。
シュヴァリエになるためには、キャラクターは以下の基準すべてを満たさなければならない。
属性:善。ほとんどは中立にして善または混沌にして善で、秩序にして善はめったにいない
基本攻撃ボーナス:+6
特殊:シュヴァリエになるには、偉大な勇気を必要とする挑戦に成功しなければならない。例えば、自分のレベルより3レベル以上高いELとの遭遇に参加するなどである(経験豊富な英雄たちのグループが遭遇するのは勇気がある行動とはいえない)。
シュヴァリエのクラス技能は、以下の通り:Balance、〈はったり〉、〈製作〉、〈交渉〉、〈情報収集〉、〈威圧〉、〈芸能〉、〈職能〉、〈生存〉、Tumble。
1 |
+1 |
+2 |
+0 |
+2 |
勇気のオーラ、無謀 |
2 |
+2 |
+3 |
+0 |
+3 |
|
3 |
+3 |
+3 |
+1 |
+3 |
勇気のオーラ(超常)/Aura of Courage:シュヴァリエは3レベル・パラディンであるかのように、勇気のオーラを持つ。
無謀(変則)/Recklessness:時には、急いで行動することは、最善の計画よりも有用であることがわかる。シュヴァリエは、戦闘に参加したラウンドの攻撃ロールとダメージ・ロールに、クラス・レベルに等しい士気ボーナスを得る。 シュヴァリエは、相手(または相手のグループ)に対して1日1回だけこのボーナスを得る。したがって、同じ戦闘でこの能力の利益を複数回得るために、戦闘を離れてしばらくしてから再び戦闘に参加することはできない。
制御した突撃(変則)/Controlled Charge:2レベルの時点で、シュヴァリエは突撃中のアーマー・クラスに対する-2のペナルティをもはや受けない。
頑固な精神(変則)/Stubborn Mind:3レベルの時点で、シュヴァリエは信じられないほど頑固な決意を得る。心術呪文や効果の影響を受け、セーヴィング・スローに失敗した場合、同じ難易度で1ラウンド後にもう一度セーヴを試みることができる。セーヴィング・スローに成功するためにこの追加の1回のセーヴしか得られない(ただし、これはローグの心術破り能力など、効果を壊すための他の手段を使用することを妨げない)。
毒に対する完全耐性(変則)/Poison Immunity:3レベルの時点で、シュヴァリエは[毒]に対する完全耐性を得る。
悪を討つ一撃(超常)/Smite Evil:1日1回、シュヴァリエは自身のキャラクター・レベルのパラディンであるかのように悪を討つ一撃を使用できる。