経験点1,200
混沌にして中立/中型サイズのフェイ
イニシアチブ +3; 感覚 暗視60フィート、鋭敏嗅覚、ディテクト・スネアーズ・アンド・ピッツ、夜目; 〈知覚〉+12
アーマー・クラス 17、接触14、立ちすくみ13(+1回避、+3外皮、+3【敏】)
ヒット・ポイント 38(7d6+14); 再生3([強酸]または[火炎])
頑健 +4、反応 +8、意志 +7
完全耐性 (強制)効果、(魅惑)効果; 抵抗 [氷雪]10
移動速度 30フィート
近接 叩きつけ=+7(1d6+4)、尾の打撃=+7(1d6+4、加えて1d4【魅】ダメージ)
特殊攻撃 運の操作、鞭打つ尾
擬似呪文能力 (術者レベル4; 精神集中+8)
常時:エンデュア・エレメンツ、ディテクト・スネアーズ・アンド・ピッツ、パス・ウィズアウト・トレイス
3回/日:ウッド・シェイプ、チャーム・パースン(難易度15)、デイズ・モンスター(難易度16)
1回/日:ディープ・スランバー(難易度17)
【筋】19、【敏】17、【耐】14、【知】12、【判】14、【魅】19
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +7; 戦技防御値 21
特技 《欺きの名人》、《回避》、《強行突破》、《強打》
技能 〈隠密〉+13、〈脱出術〉+13、〈知覚〉+12、〈知識:自然〉+11、〈はったり〉+16、〈変装〉+16、〈魔法装置使用〉+14
言語 共通語、巨人語、森語
出現環境 寒冷/森林または山岳
編成 単体、2体、または一家(3~9)
宝物 標準
鞭打つ尾(超常)/Lashing Tail フルドラの尾の打撃は主要攻撃である。これに加えて、フルドラが彼女の尾の打撃でクリーチャーにダメージを与えるたびに、1d4ポイントの【魅力】ダメージを与え、彼女の目標が攻撃のたびに次第に歪み醜くなる原因となる。難易度15の頑健セーヴに成功すると【魅力】ダメージを無視できる。セーヴの難易度は【耐久力】に基づいている。
運の操作(超常)/Manipulate Luck 1日に1回、フルドラは全ラウンド・アクションを費やすことで、別のクリーチャーの運を操作することができ、その間フルドラは目標のクリーチャーと物理的な接触を保たなければならない。フルドラがこの能力を使用しているとき、彼女は幸運を与えるか不運を与えるかを選ばなければならない。幸運を得ているクリーチャーは全てのセーヴィング・スロー、攻撃ロール、技能判定に+2の幸運ボーナスを得る一方、不運の影響を受けているクリーチャーは全てのセーヴィング・スロー、攻撃ロール、技能判定に-4 のペナルティを受ける。難易度17の意志セーヴに抵抗することは、この効果を無視する。フルドラはこの能力の目標になることはできない。この影響は24時間継続し、[呪い]の効果である。セーヴの難易度は【魅力】に基づいている。
フルドラは人間を支配に誘い込むためにトロルの魔女によって最初は作られたと伝説が主張するフェイのクリーチャーである。あらゆるフルドラはこの話に気が付いており、それが侮辱的であるので詳細にこれを否定する――それでも伝説は残り続ける。この神話について話す(特にフルドラへの疑念または侮りを表している間)よりも大きな怒りをフルドラに煽る方法はなく、フェイの学者と余り一般的でないフェイ・クリーチャーと良く遭遇する者の間で、トロル的なもの全てに対するフルドラの憎悪は有名である。
正面からではフルドラは美しい人間の女性のように見えるが、2つの独特の特徴がフルドラが超自然的な何かであることを表す:長い狐のような尾と、固体の背中がない――彼女の体は中空であり樹皮が並ぶ殻であることを示す単なる穴――という事実が。大部分のフルドラは彼らの背中の穴を覆い隠すために長い髪があり、人型生物と交流するとき、長いガウンで尾を隠すのを好む。フルドラはフェイという立ち位置を恥じてはいないが、誰かが尾を指し示すときむしろ否定的に反応する。しかし人型生物が丁寧に接する限り、フルドラは他の種族のことを知りたがる傾向があり、狩猟または釣りのために最高の場所を教えることによって彼らの領地を通り抜ける人々を援助するかもしれない。
フルドラは時折野外で冒険するものや木こりに夢中になり、彼らとベッドを共有しようと情人を誘うが、このようなロマンスは通常両方の失望と誤解で終わる。彼らの比較的しなやかな艶姿にもかかわらず、フルドラは見かけと違って強く、蹄鉄を矯正して攻撃者に投げ捨てるような強さの驚くべき妙技を見せつける物語は多く、彼らの素手打撃は強力である。