経験点800
真なる中立/小型サイズの異形
イニシアチブ +9; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+6
アーマー・クラス 16、接触16、立ちすくみ11(+1サイズ、+5【敏】)
ヒット・ポイント 26(4d8+8)
頑健 +3、反応 +6、意志 +5
防御能力 植物の抵抗力; 完全耐性 睡眠、[精神作用]効果、毒、(ポリモーフ)効果、麻痺、朦朧状態
移動速度 20フィート、登攀40フィート
近接 噛みつき=+6(1d6+2、加えて“毒”)、爪(×2)=+6(1d4+2)
特殊攻撃 飛び跳ね
【筋】14、【敏】20、【耐】15、【知】2、【判】13、【魅】7
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +4; 戦技防御値 19(対足払い27)
特技 《イニシアチブ強化》、《追尾》
技能 〈軽業〉+10(跳躍+14)、〈知覚〉+6、〈登攀〉+10; 種族修正 +14 跳躍判定時の〈軽業〉
出現環境 気候問わず/地下
編成 単体、2体、または群れ(3~12)
宝物 なし
飛び跳ね(変則)/Leap ファンガル・クロウラーは戦闘に飛び込むことで特別な種類の飛びかかり攻撃を行うことができる。ファンガル・クロウラーが突撃する場合、空中に跳びだして敵の隣に着地するために難易度20の〈軽業〉判定を行うことができる。〈軽業〉判定に成功した場合、間合い内の敵に対して4回の爪攻撃を行うことができるが、噛みつき攻撃を行うことはできない。
植物の抵抗力(変則)/Plant Defenses ファンガル・クロウラーは一部が植物であり、植物クリーチャーが持つ完全耐性の多くを共有している。ファンガル・クロウラーは[精神作用]効果、麻痺、毒、ポリモーフ、睡眠、朦朧状態に完全耐性を持つ。
毒(変則)/Poison 噛みつき・致傷型; セーヴ 頑健 難易度14; 頻度 1回/ラウンド(4ラウンド間); 効果 1d2【筋】および1d2【耐】; 治癒 1回のセーヴ成功。このセーヴ難易度は【耐久力】に基づいている。
ファンガル・クロウラーは動物と植物との捻じ曲がった融合体である。数千年にわたって彼らは世界の下で繁栄し広がり、地下の領域の最も文明から遠い深みを支配してきた。ハイエナのように、ファンガル・クロウラーは最上級の掃除屋だ。効率的な狩人だが、それと同じくらい見つけた死肉を食べ、他の捕食者から食べ物を取る。時間が特に無い場合、ファンガル・クロウラーは食物なしでも、その青白い不健康な腹部を覆う菌類の溝から光と熱を吸収して生き延びることができる。
世界中にさまざまな外見と習性を持つ数千種のファンガル・クロウラーが存在するが、全てがいくつかの共通の特徴を持つ。常に菌類が繁茂した怪物めいたコオロギまたはバッタの姿をしており、しばしばキノコ状の帽子をかぶっている。この組み合わせは非常に生存能力を高くし、彼らを完全に根絶することをひどく困難にしている。その針のような歯は硬い食物をかじることはできず、ほとんどのファンガル・クロウラーは噛みつきから注入される消化酵素で食べ物を歯が立つようにすることに頼っている。平均的な個体は体重30ポンド、体長3フィートにまで成長する。彼らは胞子を放つことで繁殖する。それは有機物に触れるまで何十年も生存し、徐々に小さな青白い幼虫になる。
多くの地下の文明でファンガル・クロウラーは護衛獣、ペット、食料として飼いならされている。単純な精神をしているが、十分に食料を与えられている場合には訓練できるほど友好的である。しかしファンガル・クロウラーには忠誠心は無く、しばしば僅かの刺激で逃げ出したり飼い主に攻撃したりする。
その故郷を満たす奇妙なエネルギーのおかげで、ファンガル・クロウラーは信じられないほど多様である。彼らは何千年もあらゆる環境を満たすように適応している。飛行する亜種は耳を聾するような羽音とともに地下の縦穴を満たし、水棲の種は地底湖の水面を滑り、他のものは火山の洞窟網の火のような部屋やトンネルで繁栄している。