経験点1,600
真なる中立/中型サイズの来訪者(他次元界、水)
イニシアチブ +1; 感覚 暗視60フィート、全周囲視覚; 〈知覚〉+14
アーマー・クラス 21、接触12、立ちすくみ19(+1回避、+9外皮、+1【敏】)
ヒット・ポイント 51(6d10+18)
頑健 +8、反応 +6、意志 +3
抵抗 [雷撃]10、[火炎]10
移動速度 10フィート、水泳90フィート
近接 噛みつき=+9(1d6+3)、爪(×2)=+9(1d6+3)
接敵面 5フィート; 間合い 5フィート
特殊攻撃 墨吐き
【筋】16、【敏】13、【耐】17、【知】10、【判】12、【魅】9
基本攻撃 +6; 戦技ボーナス +9; 戦技防御値 21(対足払い29)
特技 《回避》、《強打》、《無視界戦闘》
技能 〈隠密〉+7、〈芸能:演劇〉+5、〈真意看破〉+10、〈水泳〉+11、〈生存〉+7、〈脱出術〉+10、〈知覚〉+14、〈知識:次元界〉+9、〈はったり〉+5; 種族修正 +4〈知覚〉
言語 水界語
出現環境 気候問わず/水(水の元素界)
編成 単体、2体、1孵りの兄弟姉妹(3~6)、またはカルト(トジャナイダ1、加えて人型生物の信奉者2~12)
宝物 標準
墨吐き(変則)/Ink Cloud 1分に1回フリー・アクションとして、トジャナイダは半径30フィートの球状に墨を吹きかけることができる。この墨は水中では完全視認困難を提供し、1分の間持続する。水の外で使用された場合、この墨の噴射は直線状に30フィート移動する。その範囲にいるクリーチャーは難易度16の反応セーヴを行わねばならず、失敗すると1ラウンドの間盲目状態となる。セーヴ難易度は【耐久力】に基づいている。
トジャナイダは奇妙な水の次元界の原生生物で、大きな蟹と巨大なワニガメを混ぜあわせたものに見える。元々は水の精霊のような存在であったトジャナイダは、はっきりとしない理由のためにはるか昔にこの奇妙な姿に変異し、純粋で形のない状態に戻る方法をもはや知るものはいない。その誇りを守ることを重視するため、このグロテスクなトジャナイダは快楽的な充足感――特に料理――や他の種族の崇拝を求めてこの次元界の水中を行き来する。好ましい尊敬を受けると多弁になる彼らは、より力ある存在にとっての素晴らしい伝令や使節となり、彼ら自身に影響があるときでさえ、しばしばこのような振る舞いを楽しむ。しかし怒らせると、トジャナイダは恐ろしい敵となる。暴力的でワニのような顎と蟹のハサミで蹂躙することを好む。
成体のトジャナイダはおおよそ全長6フィート(約1.8m)で重量は数百ポンドになる。近づかれると、トジャナイダはその足を甲羅の中に収めることができる。この甲羅は身体の動かせない部分である。環状の目は縁に沿ってトジャナイダの甲羅を完全に取り囲んでおり、このクリーチャーに不意討ちを仕掛けることは極端に難しい。もっとも興味深い感覚の2つである味覚と触覚を感じるためトジャナイダは食事を好むが、彼らは実のところ食事を摂る必要がない。その代わりに彼らは彼らの甲羅の魔力を通して、周りにある秘術エネルギーの流れから直接栄養を吸収する。
極端に長い種族の記憶に祝福された(呪われたというものもいる)トジャナイダは数えきれないほどの世界にある海洋と湖を彷徨い、滅多にない物理的な喜びや注意を向けるに足る会話を探し求める。祖先の経験を思い出すことから生じる、倦怠感と無感動に耐えられないのだ。トジャナイダ自身は記憶の山に価値を見出していないが、冒険者や学者はトジャナイダが呼び起こす伝承の使用法をしばしば探し求める。