この奇形であるが信じられないほど筋肉質な人型生物は、額に生やした短いギザギザの角の下に1つの巨大な血走った眼を持っている。
経験点19,200
混沌にして悪/超大型サイズの人型生物(巨人)
イニシアチブ +1; 感覚 夜目; 〈知覚〉+22
アーマー・クラス 26、接触9、立ちすくみ25(+13外皮、-2サイズ、+1【敏】、+4鎧)
ヒット・ポイント 195(17d8+119)
頑健 +12、反応 +6、意志 +14
近接 高品質のグレートクラブ=+24/+19/+14(3d8+19)、突き刺し=+18(1d8+6)または突き刺し=+23(1d8+13)、叩きつけ(×2)=+23(2d6+13)
遠隔 岩=+12(2d6+19)
接敵面 15フィート; 間合い 15フィート
特殊攻撃 岩投げ(120フィート)、強力突撃(突き刺し、4d8+24)
【筋】36、【敏】13、【耐】25、【知】7、【判】14、【魅】8
基本攻撃 +12; 戦技ボーナス +27; 戦技防御値 38
特技 《強打》、《クリティカル熟練》、《持久力》、《突き飛ばし強化》、《薙ぎ払い》、《鋼の意志》、《不屈の闘志》、《不調化クリティカル》、《ふっとばし攻撃》
技能 〈知覚〉+22
言語 共通語、巨人語、サイクロプス語
その他の特殊能力 暴力性の閃き
出現環境 いずれかの温暖または熱帯
編成 単体、共棲集団(2~5)、または部族(6~14)
宝物 標準(高品質のグレートクラブ、ハイド・アーマー、その他の宝物)
暴力性の閃き(超常)/Flash of Brutality 1日に1回即行アクションで、グレート・サイクロプスは霊感の野蛮人の爆発を得られる。そうした時、次のターンの開始時まで全ての武器、肉体攻撃、そして岩の攻撃におけるクリティカル可能域を倍にする。また、1日に1回、グレート・サイクロプスのヒット・ポイントが0以下になり《不屈の闘志》特技によって意識を保つ時、この能力はチャージが回復し、同じ日にこの能力の2回目を使用できる。
サイクロプス種の中の退廃した巨人であるグレート・サイクロプスは、卓越した予言の種族における激怒と闇の破滅の体現である。彼らの目は虐殺と恐怖の無限の可能性を指し示し、その近視眼は一瞬一瞬に隠された無限の死と大破壊の潜在性を観察しているようだ。巨人ではあるが頭の鈍い、こうした筋骨隆々とした野蛮人たちは通常一匹狼であるが、時に必要性あるいは命運が彼らを安全な場所から追い出し暴徒へと駆り立てることがある。こうした明確な威力は戦慄をもたらし、多くの場合崇敬を育て、剣呑な闇の伝説という覆いでサイクロプスを隠す奇妙な教団を結成させることになる。
この世界の僻地や原始の土地の住人であるグレート・サイクロプスは概して誰も来ないような土地で暮らす――荒涼とした島、標高の高い岩山、そして過酷な時に大洞窟のある丘がちの土地を彼らは好んで住み処とする。彼らの大半は行き来の多い土地や人口の多い土地を避け、大半の時間をかけて野生の大型動物や怪物の獲物さえ狩るが、飢えや自棄によって彷徨って人型生物の行き交う道や居住地を求め、彼らの脆い建物を容易く打ち壊し、泣き喚くクリーチャーたちを風味のある食事とすることがある。
平均的なグレート・サイクロプスは身長おおよそ30フィートで体重は重くて4米トンだが、驚くほどサイズの大きい個人も知られている。