経験点4,800
秩序にして悪/中型サイズのアンデッド(非実体、冷気)
イニシアチブ +8; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+17
オーラ 吹雪(200フィート)
アーマー・クラス 21、接触21、立ちすくみ16(+1回避、+6反発、+4【敏】)
ヒット・ポイント 94(9d8+54)
頑健 +9、反応 +7、意志 +11
防御能力 非実体; 完全耐性 [氷雪]、アンデッドの種別特性
弱点 [火炎]に対する脆弱性、雪への依存
移動速度 飛行30フィート(完璧)
近接 接触(×2)=+10(4d6[氷雪]、加えて“凍てつく接触”)
特殊攻撃 凍てつく接触、恍惚の凝視
擬似呪文能力 (術者レベル10; 精神集中+16)
【筋】―、【敏】18、【耐】―、【知】17、【判】21、【魅】22
基本攻撃 +6; 戦技ボーナス +10; 戦技防御値 27
特技 《一撃離脱》、《イニシアチブ強化》、《回避》、《強行突破》、《戦闘発動》
技能 〈威圧〉+18、〈隠密〉+16、〈呪文学〉+15、〈真意看破〉+17、〈生存〉+14、〈知覚〉+17、〈はったり〉+15、〈飛行〉+12
言語 共通語
凍てつく接触(超常)/Chilling Touch ユキオンナの接触は 4d6 の[氷雪]ダメージを引き起こす。クリーチャーはこの方法による[氷雪]ダメージを受けるたびに難易度20の頑健セーヴを行わねばならず、失敗すると超常的な冷気によって1ラウンドの間よろめき状態になる。この持続時間は累積する。このセーヴ難易度は【魅力】に基づいている。
恍惚の凝視(超常)/Fascinating Gaze 1d4ラウンドの恍惚状態、30フィート、意志・難易度20・無効。このセーヴ難易度は【魅力】に基づいている。
雪への依存(変則)/Snow Dependency ユキオンナは吹雪のオーラが抑制されているかあるいは機能していないときに雪のない地域にいる場合は、いかなるときでもよろめき状態になる。
吹雪のオーラ(超常)/Snowstorm ユキオンナはそのような天候を許容しないであろう地域にいる時でさえ、半径200フィートの拡散を構成する渦巻く雪の奔流に取り囲まれている。この範囲内では降雪や突風によって〈知覚〉判定および遠隔攻撃への-4ペナルティが生じる。風はユキオンナの周辺を時計回りに吹きつけ、強風として作用する(『Core Rulebook』P.439)。ユキオンナはいかなる種類の吹雪や猛吹雪の影響も受けない。(コントロール・ウェザーまたはコントロール・ウィンズなど)これらの風を強風未満に減じるいかなる効果も吹雪を完全に打ち消す。
ユキオンナは雪の中で凍死し適切な埋葬を受けることのできなかった女性の寄る辺のない霊である。ユキオンナは荒野を彷徨い、絶えず知性あるクリーチャーを殺すべく探し求めており、常に渦巻く雪と氷の霧に囲まれて現れる。不当な死出の旅立ちによる永劫の倦怠に喘ぐユキオンナは、まだ生きている人々、とりわけ男性や彼らに共感したり協力する人々に己と同様の過酷な運命を課すことを目指している。凍結を超える力によって犠牲者をじわじわと凍てつかせて殺す邪悪な霊としてさえなお残るユキオンナの比類なき美しさにより、数多くの愚か者たちが魅了されて死に至る。
生から不死への移行はユキオンナの魂、そして善意さえをも破壊しており、雪の中で凍りついた心根の優しい個人も危険なユキオンナとなりうる。多くのユキオンナは人生に不平を抱くものを速やかに見つけ出し、その家の近くに住み着いた後、敢えて近づいてくるものの前に出没して殺す。ユキオンナは人口の多い農村部ではめったに存在を知られておらず、田園や荒野に生息することを好む。
ユキオンナが破壊されると、その肉体は小さな水たまりだけを残して氷のように溶ける。ユキオンナの身長は5と1/2フィート(約1.65m)。