この毛深い、多脚のクリーチャーには広い鼻孔と4つの目のある平坦な顔がある。象牙色の牙は下に突き出し、その口の側面に位置している。
経験点800
真なる中立/大型サイズの動物
イニシアチブ +2; 感覚 鋭敏嗅覚、夜目; 〈知覚〉+9
アーマー・クラス 15、接触11、立ちすくみ13(+4外皮、-1サイズ、+2【敏】)
ヒット・ポイント 30(4d8+12)
頑健 +7、反応 +6、意志 +1
移動速度 50フィート
近接 突き刺し=+1(1d8+2)
遠隔 唾=+4接触
接敵面 10フィート; 間合い 5フィート
【筋】18、【敏】14、【耐】17、【知】2、【判】11、【魅】3
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +8; 戦技防御値 20(対足払い32)
特技 《技能熟練:知覚》、《持久力》、《疾走》
技能 〈知覚〉+9、〈登攀〉+8
出現環境 温暖/丘陵
編成 単体、2体、または群れ(3~12)
宝物 なし
従順(変則)/Docile ウォリペドは生態的には好戦的なクリーチャーではない。ウォリペドは戦闘のために特定の用途に訓練しない限り(〈動物使い〉技能参照)、その突き刺しは二次的攻撃として扱い、蹂躙の能力が欠如している。戦闘用に訓練された場合、突き刺し攻撃は突き刺し+6(1d8+6)となり、蹂躙能力(1d6+6、難易度16)を得る。
唾(変則)/Spit 1時間に1回、ウォリペドは胃の中身を吐き戻すことができ、遠隔接触攻撃として10フィート以内の目標1体に腐臭のする懸濁体を吐くことができる。攻撃に成功すると、目標は難易度15の頑健セーヴに成功するか1d4ラウンドの間不調状態にならなければならない。セーヴ難易度は【耐久力】に基づいている。
ウォリペドは当初は働く動物として家畜化されていなかったと主張する者もいるが、非常に暖かい豊富な羊毛のため群れさせられ交配させられていた。クリーチャーの起源に関係なく、極地の住人にはこれらの素晴らしい動物を使った長い歴史があり、戦闘時の乗騎としても使用していた。典型的なウォリペドは前側の肩の高さが5~6フィート(約1.5~1.8m)、体重1,000ポンド(約454kg)以上。
ウォリペドは牧草や葉、他の植物を食べ生活をする社会的な動物である。高い山地の環境でのウォリペドは苔や蘚類を多く食べる一方で、平野のウォリペドはの群れはかなりの量の牧草を食べる。野生のウォリペドは最も過酷な冬に、より豊かな草木生い茂る土地へと移住する傾向があるが、それらは見つけることが難しい。
8本の丈夫な脚で歩くウォリペドは異常にしっかりしている。これらのクリーチャーは険しい山道を登ったり、激しい雪の中でも少しの苦労で進むことができ、極地の騎兵隊は時に要塞を強襲するために鎧を着たウォリペドの背中に乗ってがれ場の丘陵を進軍する。過酷な環境でのこの大きな獣の機動の巧みさは、その概して従順な気性と同様に、故郷を同じくする人型生物との長い関係という結果を生じさせている。ウォリペドは約15年生き、11か月ごとに交尾と出産をし、妊娠の最後の月まで騎乗することができる。
ウォリペドは社会的な動物であり、自衛のために群れをつくる。脅威があるとき、群れの真ん中に若い動物を集め固める。飼いならされたウォリペドはカジュアルな騎乗として、そして鋤を引かせ、碾き臼を動かすために使われる。
ウォリペドの毛皮は用途の広い織物であり、それはウォリペドの繊維が水分を吸い取り、吸水してさえ十分な温かさを提供するからだ。それらのコートの色と質感のバリエーションは幅広いデザインの選択肢を提供する。
ウォリペドは防衛の手段と同様にコミュニケーションの形態として唾を使うことが知られている。ほとんどのウォリペドは一般的にお互いに唾を吐くだけであり、典型的には彼らの優位性を見せつけるための牙の衝突の作法の内にあるが、脅威があるとき、彼らの攻撃者の気をそらし不調状態とさせるために多量の部分的に消化された食料を吐き出すことができる。