ヨローナ

ヨローナ Llorona

この泣きながら濡れた喪服を身につけた幽のような女性は、危険な雰囲気と圧倒的な絶望を備えている。

ヨローナ 脅威度11 Llorona

出典 Bestiary 6 181ページ
経験点 12,800
中立にして悪/中型サイズアンデッド(非実体)
イニシアチブ +11; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+16

防御

アーマー・クラス 25、接触25、立ちすくみ17(+1回避、+7反発、+7【敏】
ヒット・ポイント 138(12d8+84)
頑健 +11、反応 +13、意志 +9
防御的能 エネルギー放出に対する抵抗+2、非実体黄泉がえり完全耐性 アンデッドの種別特性

攻撃

移動速度 飛行60フィート(完璧)
近接 非実体接触(×2)=+16(4d6、加えて“【耐】吸収”)
特殊攻撃 哀哭掴む手

一般データ

【筋】―、【敏】25、【耐】―、【知】11、【判】13、【魅】24
基本攻撃 +9; 戦技ボーナス +16(組みつき+23); 戦技防御値 34
特技 《イニシアチブ強化》《回避》《かすめ飛び攻撃》《強行突破》《神速の反応》《踏み込み》
技能 〈威圧〉+22、〈隠密〉+22、〈知覚〉+16、〈飛行〉+30
言語 共通語

生態

出現環境 気候問わず/沿岸または沼地
編成 単体
宝物 なし

特殊能力

哀哭(超常)/Wail 標準アクションとして、ヨローナは悲痛な叫びを放つことができる。120フィート以内にいてこの叫びを聞くことのできるクリーチャー難易度23の意志セーヴを行わねばならず、失敗すると最も近くの域に入って溺れるように強制させられる。120フィート以内に溺れるのに十分な大きさの域がない場合、この効果自動的に失敗する。響を受けたクリーチャーが完全にに使っているラウンドの終了に、クリーチャー難易度23の意志セーヴを再度行い、成功すれば効果を終了させ溺れようとするのを取りやめることができる。これは[音強制精神作用]効果である。セーヴ難易度【魅力】に基づく。

【耐久力】吸収(超常)/Constitution Drain ヨローナ攻撃が命中すると、1d4ポイントの【耐久力】吸収を引き起こす。難易度23の頑健セーヴに成功すれば、この効果無効化できる。セーヴ難易度【魅力】に基づく。

掴む手(超常)/Grasping Hands 非実体であるにも関わらず、ヨローナは中型かそれより小さいクリーチャーに組付戦技を行うことができる。この組みつき戦技判定には【魅力】修正値を加える。この能機会攻撃を誘発しない。組みつきに成功したなら、ヨローナ自動的に4d6ポイントの負のエネルギーによるダメージと2d4ポイントの【耐久力】吸収を犠牲者に与える。犠牲者は難易度23の頑健セーヴを行い、成功すれば【耐久力】吸収を1d4ポイントに減少させることができる。ヨローナがこの方法で【耐久力】吸収を行ったなら、ヒット・ポイントを5ポイント回復する。セーヴ難易度【魅力】に基づく。

黄泉がえり(超常)/Rejuvenation ヨローナ破壊された後1d6日後に、亡した場所再生成される。ヨローナを成仏させられるのは、そのに至った問題が解決されたか、亡した場所ハロウ呪文効果を受けているかのいずれかの場合のみである。

ヨローナ復讐に燃える魂で、犠牲者を求めて川辺や海岸、沼地を歩き回っている。彼らは殺意があったかどうかに関わらず、子供を溺死させてしまった悲劇的な事故ないし事件の羞恥と悲嘆の結果として生み出される。ヨローナとの遭遇の多くは、被害者が遠くで悲痛なすすり泣きを聞くところから始まる。犠牲者の中には、彼女は単に悲しみに満ちているだけで、この経験が心に傷を残し正しい道に向かうように願っているのだという。しかし死の印をつけているのだというものもいる。犠牲者がヨローナの泣き声を聞いても溺れずにすんだとしても、ヨローナはその犠牲者を捕まえての中に引きずり込み、が甘い沈黙をもたらすまで面下に沈めておく。

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