経験点1,200
中立にして悪/大型サイズのアンデッド
イニシアチブ -1; 感覚 暗視60フィート、振動感知30フィート; 〈知覚〉+3
アーマー・クラス 18、接触8、立ちすくみ18(+10外皮、-1サイズ、-1【敏】)
ヒット・ポイント 32(5d8+10)
頑健 +3、反応 +0、意志 +7
防御能力 渇血、エネルギー放出に対する抵抗+2; ダメージ減少 5/斬撃; 完全耐性 アンデッドの種別特性
移動速度 5フィート、穴掘り5フィート
近接 根(×2)=+7(1d6+5、加えて2“出血”および“つかみ”)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 鮮血の樹液、地下への引きずり、出血攻撃(2)
【筋】20、【敏】8、【耐】―、【知】―、【判】17、【魅】15
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +9(+13組みつき); 戦技防御値 18(足払いされない)
技能 〈隠密〉+11; 種族修正 +16〈隠密〉
その他の特殊能力 地の障壁
出現環境 気候問わず/森林
編成 単体、庭園(2~5)、または集合意識(4~10)
宝物 なし
渇血(超常)/Bloodthirst リーチルートは犠牲者の切り傷から、そしてその血が滴った地面から直接血を吸収することができる。リーチルートは(あるとしたら)その間合い内の出血状態クリーチャーの数に等しい高速治癒を得る。
鮮血の樹液(超常)/Bloody Sap リーチルートの触手から分泌される粘り気のある樹液は負のエネルギーを吹き込まれており、自然治癒と魔法的な治癒を防ぐ。リーチルートの攻撃からの出血を止める〈治療〉判定の難易度は2増加する。出血ダメージが持続している間、どのような魔法の治癒でも難易度15の術者判定を必要とし、成功しなければ呪文や能力は出血状態のクリーチャーに対して効果を及ぼさない。
地下への引きずり(変則)/Drag Under 組みつきを維持するためのアクションの一部として、リーチルートは最大5フィートまで(リーチルートの間合い内で)組みつき状態のクリーチャーを移動させることができ、部分的に地下へ埋めることができる。埋められたクリーチャーは押さえ込まれた状態となり、組みつき状態を解除するための援護を受けることができない。移動アクションとして難易度10の【筋力】判定を試みて自身を掘り出さない限り、リーチルートによる組みつき状態を逃れた埋められた敵は押さえ込まれた状態のままである。
地の障壁(変則)/Earth Barrier 地下5フィートを穴掘り移動しているリーチルートは部分的に視認でき、通常の間合いを用いて攻撃を行え、視認困難と部分遮蔽を得る。引きずりの戦技判定に成功することで引き抜くことができる。機会攻撃を誘発する移動アクションとして、地面の底の方へ穴を掘れる。
リーチルートは戦争で破壊された森の、血で濡れた土によって毒された植物の残骸からでてくる。混沌と絡み合った腐った根であるこれらの怪物はすぐに呪いを広め、他の死んだ植物を樹液に浸し恐ろしい子孫を生み出した。リーチルートは血に対する飽くなき渇望のみによって動かされている。不注意な獲物を待っている間、下生えの下で、そして地面の下で隠れている。リーチルートはその非常に鋭い根で近付いて来た何者に対しても切りつけ、犠牲者をひっつかんで傷から直接食べる。吸収された血はリーチルートを流れる濃い朱殷の樹液へと変異し、その不浄な樹からにじみ出てこの捕食クリーチャーを癒し維持する。
成体のリーチルートは平均的に全幅約12フィート(太い、襲いかかる根の付属肢を含まず)、体重700ポンド(約318kg)。しかし十分な血液を消費することによってリーチルートはかなり大きくなることができる。
時々、リーチルートのネットワークは完成の状態に達し、リーチルート・ハイヴマインドと呼ばれるクリーチャーを作る。ハイヴマインドは【知力】能力値を持ち、その値はリーチルート・ハイヴマインドを構成している植物の数に応じて増加する。この単一の精神は限られた感性を共有し、同胞を敢えて殺害する者に鮮血の恨みを抱き、自らの狡猾さによってそうした憎むべき敵に対し計画を練る能力が与えられている。