経験点600
真なる中立/中型サイズの植物
イニシアチブ +2; 感覚 振動感知30フィート; 〈知覚〉+0
アーマー・クラス 14、接触12、立ちすくみ12(+2外皮、+2【敏】)
ヒット・ポイント 22(3d8+9)
頑健 +6、反応 +3、意志 +1
完全耐性 植物の種別特性
移動速度 5フィート
近接 巻きひげ=+5(1d4+4)
接敵面 5フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 イエロー・マスク・ゾンビ作成、花粉散布
【筋】17、【敏】15、【耐】16、【知】―、【判】11、【魅】8
基本攻撃 +2; 戦技ボーナス +5; 戦技防御値 17(足払いされない)
出現環境 温暖または暑熱/森林および地下
編成 群生(クリーパー、加えてイエロー・マスク・ゾンビ1~6)
宝物 乏しい
イエロー・マスク・ゾンビ作成(超常)/Create Yellow Musk Zombie 1回の全ラウンド・アクションとして、イエロー・マスク・クリーパーは間合い内にいる(イエロー・マスク・クリーパーの花粉によって忘我状態になっているクリーチャーなどの)無防備状態のクリーチャー1体の脳の中に何ダースもの巻きひげを押し込ませることができる。この攻撃は、毎ラウンド、1d4ポイントの【知力】ダメージを与える。【知力】が0になったら、そのクリーチャーは死亡状態になり、巻きひげは脳内に進入を果たす。1時間後、そのクリーチャーはイエロー・マスク・ゾンビとして自律行動能力を得る(下記参照)。
花粉散布(変則)/Pollen Spray 1標準アクションとして、イエロー・マスク・クリーパーは30フィート以内にいるクリーチャー1体に大量の花粉を噴きつけることができる。イエロー・マスク・クリーパーは+4のボーナスを得て遠隔接触攻撃を行なって目標に攻撃を命中させなければならず、命中したら目標は難易度14の意志セーヴに成功しなければ1d6ラウンドの間、忘我状態になってしまう。忘我状態のクリーチャーは、イエロー・マスク・クリーパーの間合い内にあるマスに向かって通常の移動速度で移動する以外のいかなるアクションも行なえない。間合い内に入った時点で、忘我状態のクリーチャーはじっと動かぬままとなり、イエロー・マスク・クリーパーはそのクリーチャーの脳に巻きひげを差し込むことができる。このセーヴ難易度は【耐久力】修正値に基づいて算出されている。
イエロー・マスク・クリーパー(黄色い麝香蔓)は、幽霊の出る墓場や陰惨なる戦場などの死が大気に重くのしかかり地に色濃くしみ込んだ場所で生長する、おぞましき植物である。イエロー・マスク・クリーパーの繁殖方法には際立った恐ろしさがある。イエロー・マスク・クリーパーは生き物を殺し、その死体に種と花粉を埋め込んだ後、死体をゾンビとして自律行動させるのだ。この種のゾンビは何日かの間番兵としてイエロー・マスク・クリーパーに仕えるが、新たなゾンビが作り出されると、古い方のゾンビは周辺の荒野の中へふらりと入っていき、2d6日以内に崩れ去ってバラバラになり、新たなイエロー・マスク・クリーパーとなる種を撒く。
イエロー・マスク・ゾンビは、その身から濡れそぼった緑色の蔓草を芽吹かせる、朽ちかけのクリーチャーである。イエロー・マスク・ゾンビは標準のゾンビとして扱うこと。ただし、このその他の特殊能力を持つ。
植物の種別特性(変則) このゾンビの自律行動能力は、死霊術によるものではなく、体全体に生い茂る植物によるものである。イエロー・マスク・ゾンビはアンデッドの種別特性を持たず、植物の種別特性を得る。イエロー・マスク・ゾンビは、魔法の効果や攻撃を決定する際に、アンデッドではなく植物として扱われる。例えば、エネルギー放出がイエロー・マスク・ゾンビを害することはなく、負のエネルギーがイエロー・マスク・ゾンビを回復させることもない。