アニマル・アンバサダー

アニマル・アンバサダー

Animal Ambassador動物使節)
出典 Ultimate Intrigue 204ページ
系統心術(強制)精神作用]; レベルシャーマン4、スカルド4、ドルイド4バード4ハンター3、レンジャー3
発動時間10分
構成要素音声動作物質目標動物が好む食料一口)
距離近距離(25フィート+5フィート/2レベル
目標中型かそれより小さいサイズ動物1体
持続時間1日/レベル、あるいは伝文が届けられるまで
セーヴィング・スロー不可(本文参照); 呪文抵抗不可

動物1体を術者が指定した場所に向かわせ、術者が指定したクリーチャーをに伝文を届けさせる。この呪文アニマル・メッセンジャーに似ているが、より大きな動物にも作用する。加えて、目標動物はこの呪文持続時間の間、知性覚める(アウェイクン呪文と同様)。また、目標動物はその増幅した精神の鋭敏さを用いて、伝聞を届ける際に生じる問題に対処するために想的な解決策を用いる。知性覚めた目標は術者の知っている言語1つを会話する能を持つ。加えて、術者は目標動物に以下の技能に5ランクを割り振ることができる。〈言語学〉〈交渉〉〈真意看破〉〈知識:貴族〉〈知識:地域〉〈はったり〉。これらのうち、術者にとってクラス技能であるものは、目標動物にとってもクラス技能として扱う。術者が技能1つに割り振る技能ランクは、目標ヒット・ダイスを超えてはならず、術者がその技能に割り振っている技能ランクを超えることもできない。

アニマル・アンバサダーで送った伝文は、音声によるものでもよく、その場合知性を得た目標動物は自分の声か術者の声のいずれかを用いて発話する。目標動物は自分の知性知識、語彙を用いて会話に対処できる。アニマル・アンバサダー目標は術者に忠実だが、他のクリーチャー同様に[精神作用]効果響を受ける可能性がある。目標動物の物理的な運搬能力範囲であれば、伝文とともに物品1つあるいは容器1つをアニマル・アンバサダーとともに送ることができる。ただしこの場合、伝文の送り先にこの物品を渡すことになる。運搬させる物品が有毒であったり、が仕掛けられていたり、その他本質的に危険なものであるか(それが目標動物ではなく、通常は受け取るクリーチャーにとってのみ危険であったとしても)、術者やその仲間目標動物攻撃するかしたなら、アニマル・アンバサダーは失敗し、目標となった動物は術者に対して敵対的になる。アニマル・アンバサダー目標知性を持つが、指定された相に伝文を届けることのみに専心しており、戦闘や偵察、調査といった他の仕事を与えることはできない。伝聞を受け取ると、目標運搬のために出発する。

アニマル・アンバサダーが指定された場所に到達し、伝文(望むなら物品)を運んだなら、強化された精神的なは2d6分後に消え去ってしまう。持続時間が残っていたとしても、呪文はその点で終了する。


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