Compelling Rant/強制するわめき声
出典 Horror Adventures 111ページ
系統:心術(魅惑); 呪文レベル:インクィジター5、ウィザード/ソーサラー5、クレリック5、サイキック5、バード5、メスメリスト5
発動時間:1分
構成要素:音声、動作、物質/信仰(手書きのノートの1ページ)
距離:中距離(100フィート+10フィート/レベル)
目標:クリーチャー何体でも
持続時間:精神集中、加えて1ラウンド/レベル、1時間/レベルまで
セーヴィング・スロー:意志・無効(本文参照); 呪文抵抗:不可
術者は呪文の発動時間と精神集中の間、聞くものを混乱させる謀議や形而上学的な啓示を述べながら、混乱させる魅力的な独白を披露する。このスピーチを開始する際、術者は1d4ポイントの【判断力】吸収を受ける。これはいかなる方法でも防いだり減少させたりすることはできない。呪文の範囲内にいる知性あるクリーチャーは1d6ポイントの【判断力】ダメージを受ける。ヒット・ダイスが5以上あるクリーチャーは、この効果を無効化するために意志セーヴを試みることができる。目標は術者に対して友好的なな態度をとり、術者に対する批判には苛立ちを持って反応する。呪文の効果を受けている間、目標に対して術者の目的に対する疑念を抱かせようとする〈威圧〉、〈交渉〉、〈はったり〉は-4のペナルティを受ける。術者や術者の支店を批判するクリーチャーに対する目標の態度は、自動的に敵対的な方向に1段階変化する。5以上の差で〈交渉〉判定に失敗したなら、更に1段階悪くなる。目標は術者が与えた信念に加え、属性や元々持っていた信念を保持する。与えた信念が目標の属性や元々の信念に即していない場合、その信念を目標に強制することはできないが、そうでない場合は矛盾した信念を保持することができる。
キャンペーンで正気ルール(12ページ参照)を使用している場合、この呪文を発動するたびに受ける【判断力】吸収の代わりに術者の正気度は2減少し、その結果正気修正値は1減少する。ウィッシュ、グレーター・レストレーション、ミラクルによってのみこの減少を回復できる。ボロウ・コラプションを発動してからグレーター・レストレーションを1回発動しただけでは1ポイントの正気の減少のみしか取り除けないが、ウィッシュあるいはミラクルを発動すればすべてを取り除くことができる。効果を受けた目標は【判断力】ダメージの代わりに術者レベルの半分(最大10)に等しい正気度ダメージを受ける。正気が適切な狂気に至るほどに失われた場合、属性や信念が実際に変わるかもしれない。そのような場合、このような効果は呪文の持続時間が終了したあとになってさえ持続する。