(Phantasmal Affliction/幻の苦痛)
出典 Ultimate Intrigue 221ページ
系統:幻術(惑乱)[精神作用]; レベル:アーケイニスト3、ウィザード3、ウィッチ3、サイキック3、ソーサラー3、メスメリスト2
発動時間:標準アクション
構成要素:音声、動作、物質(タラの肝油ひとしずく)
距離:近距離(25フィート+5フィート/2レベル)
目標:生きているクリーチャー1体
持続時間:本文参照
セーヴィング・スロー:意志・看破、その後意志もしくは頑健・無効(本文参照); 呪文抵抗:可
術者はクリーチャーに、自分が消耗させる障害にさらされていると信じさせる。目標はその障害が偽りであることに気づくために、意志セーヴを行うことができる。セーヴに失敗すると、クリーチャーは術者が選択した偽りの障害1つの影響を受ける。
呪い/Curse:目標は自分が呪われていると信じ込む。目標は攻撃ロール、セーヴ、能力値判定、技能判定に常に-4のペナルティを受ける。この効果は術者レベル毎に1時間持続する。看破するための意志セーヴの後、目標はこの効果を打ち消すために再度意志セーヴを試みる。
毒/Poison:目標は自分が毒を受けたと信じ込む。肉体能力値(【筋力】、【敏捷力】、【耐久力】)から1つを選択する。6ラウンド+術者レベル5毎に追加で1ラウンドの間、毎ラウンド目標は選択した能力値に1d3ポイントのダメージを受ける。毎ラウンド、クリーチャーはダメージを無効化するための頑健セーヴを行うことができ、成功すれば以後のダメージも受けることがなくなる。
衰弱/Wasting:目標は自分が消耗性の病気にさらされていると信じ込む。毎日、クリーチャーは1d4ポイントの【耐久力】ダメージを受け、疲労状態になる。頑健セーヴに成功すればこのダメージを無効化できる。2回連続でセーヴに成功すれば、この効果は終了する。
障害は完全にクリーチャーの精神の中に存在するものである。そのため、ファンタズマル・アフリクションはニュートラライズ・ポイズンやリムーヴ・ディジーズのような効果で治療することはできず、あるいはディレイ・ポイズンや〈治療〉の効果を受けることもない。この状況においては、通常の完全耐性は適用されない(しかし、幻術を看破するための意志セーヴに+4のボーナスを得る)。この障害から受けた【耐久力】ダメージによって目標は死亡しない。その代わりに、目標は他の能力ダメージのように気絶状態になる。ファンタズマル・アフリクションは呪文効果であり、通常通り解呪される。
プレシボー・イフェクトOAはファンタズマル・アフリクションを無効化し、解呪する。