(Conditional Favor/解除条件のある祝福)
出典 Ultimate Intrigue 206ページ
系統:防御術; レベル:アンティパラディン1、インクィジター2、ウィッチ2、ウォープリースト2、オカルティスト2、オラクル2、クレリック2、スカルド2、バード2、パラディン1、メスメリスト2
発動時間:即行アクション
構成要素:音声
距離:(訳注:原文で空白)
目標:クリーチャー1体
持続時間:1日/レベル(解除可)
セーヴィング・スロー:不可(本文参照); 呪文抵抗:可
術者は同じクリーチャーに別の呪文1つを発動する直前にこの呪文を発動しなければならない。この呪文は組み合わせた呪文を目標に繋ぎ止め、ある振る舞いに対する警告や誓約を呼び起こさせるようになる。組み合わせるための呪文を発動しなかった場合、コンディショナル・フェイヴァーはなんの効果も持たない。組み合わせる呪文の系統(ないし副系統)は召喚術(治癒)、心術、変成術、防御術のいずれかでなければならない。また、目標は同意するクリーチャーでなければならない。コンディショナル・フェイヴァーが効果を発揮し続けている間に目標が誓いや禁忌を破ったなら、組み合わせた呪文は発動されなかったかのように取り消される。組み合わせた呪文が(治癒)呪文なら、たとえ目標が休息や治癒の継続を受け入れていたとしても、組み合わせた呪文により取り除かれたヒット・ポイントへのダメージや状態は元に戻る。組み合わせた呪文が毒、病気、呪い、能力値ダメージ、負のレベルを取り除くものなら、同様に元に戻る。
コンディショナル・フェイヴァーは精神的な状況を識別するため、目標の現状認識では予想できない、予期せぬ展開や状況によって違反を識別することはない。例えば、目標が王家に仇なすことを禁じられた場合、目標が気づいていなければ変装した王子に触れることは違反とはみなされないし、操られている時に王族に触れることも違反とはみなされない。
この呪文の目標は、ある行為が組み合わせた呪文の利益を失わせるかどうかを、事前に、本能的に理解する。