Wall of Ectoplasm/心霊体の壁
系統:力術; 呪文レベル:ウィザード/ソーサラー5、クレリック5、サイキック5、スピリチュアリスト5
発動時間:1標準アクション
構成要素:音声、動作、物質(小さな薄織の端切れ)
距離:近距離(25フィート+5フィート/2レベル)
効果:10平方フィート/レベルまでの不透明な心霊体の膜、もしくは半径1フィート/レベルまでの球体か半球
持続時間:1分/レベル
セーヴィング・スロー:不可、および意志・無効; 本文参照; 呪文抵抗:可
術者は休息できない霊で濁った、心霊体の巨大な帳を引き出す。ウォール・オヴ・エクトプラズムは一度作り出すと動かすことができない。厚さは術者レベル毎に1インチで、術者レベル毎に10平方フィートまでを覆う(つまり、10レベルのウィザードがウォール・オヴ・エクトプラズムを使用すると、100フィートの長さで10フィートの高さ、25フィートの長さで40フィートの高さ、その他100平方フィートまでの他の長さと高さの組み合わせの壁を作成することができる)。この壁はどのように回転していてもよく、何かで固定する必要もないが、連続していなければならず、切れ目があってはならない。この壁は例えクリーチャーがエーテル界にいる場合でも、クリーチャーがいるマスを内側に包含することはできない。この壁は物質界とエーテル界の両方に存在し、通過しようとするエーテル体や非実体のクリーチャーを妨げる。
壁の片面(術者が選択する)は、内側の身もだえする魂による不吉で恐ろしいオーラを放つ。この[恐怖、精神作用]効果の効果範囲は壁の表面から10フィートである。壁が作られたときにこの範囲内にいたか、作られた後に壁の10フィート以内に近づいたクリーチャーは意志セーヴを行わねばならず、失敗すると術者レベル毎に1ラウンドの間、怯え状態(ヒット・ダイスが4以下の場合恐慌状態)になる。
壁の10平方フィートそれぞれは厚さ1インチ毎に2ヒット・ポイントを持つ。壁の一部のヒット・ポイントが0以下になると破壊されるが、壁の中にある残りの心霊体が作られた穴をすぐに埋めてしまう。これにより壁全体の大きさは10平方フィート減少するが、穴のない連続した障壁となる。壁は術者レベル毎に半径1フィートまでの球体や半球の姿とすることもできる。この場合も、破壊する難易度は平板として作り出した心霊体の壁と同様である。